【実況】巨人の星

第36話|悲運の強打者

男子校の悲しさ、飛雄馬も伴も「おおお…!」 【実況】巨人の星
男子校の悲しさ、飛雄馬も伴も「おおお・・・!」

台風がきて試合は休み?
マネージャーが見つけてきた練習場所は、虹ヶ丘高校の体育館だった。
出迎えたのはなんと女子高生の群れ

「お、おい…!」戸惑う飛雄馬

「お、おい…!」と戸惑う飛雄馬

この高校、元女子校で男子が少ないので、野球部もチームを組むのがやっとという状態。
体育館使用を許可した生徒会長の小谷陽子は、野球部の梶が「俺たちが先に使う約束だったはずだ」と抗議しても、あらそうだったわねと悪びれない。

「くやしかったら、せめて甲子園に出てみればいいじゃないの!」とムチャクチャなことを言う

「くやしかったら、せめて甲子園に出てみればいいじゃないの!」とムチャクチャなことを言う


しかし実は、梶らに星雲高の練習を見せようというのが彼女の心遣いなのである(ホント??
そうとも知らず梶はやさぐれて、
星の豪速球がなぜ甲子園で通用するか知ってるか?
それはな、甲子園に俺が出てないからさ、ハッハッハッ・・・

などとバカ話。
バカ、梶さんのバカ!と陽子はいまいましいのである。
星の投球練習に、女の子たちは黄色い声援

星の投球練習に、女の子たちは黄色い声援


うちの野球部なんて全然ダメねー、なんて言っている。
男子校の飛雄馬たちはたちまち居心地が悪くなり、
なんてやつらだ、俺たちをオモチャにしていやがる!

なんてやつらだ、俺たちをオモチャにしていやがる!


陽子が「みなさんおやめなさいよ!」と女子を連れ出したので、梶、ひとりで打撃練習を始めるが…
オイ、壁が壊れるぞ…

オイ、壁が壊れるぞ・・・


そこへ陽子がジュースを買って帰ってきて、
Outei Dolrk??←メチャクチャ

Outei Dolrk??←メチャクチャ


そしてなぜかはらりとレインコートを脱ぐと中は私服・・・
男子校の悲しさ、飛雄馬も伴も「おおお…!」

男子校の悲しさ、飛雄馬も伴も「おおお・・・!」


って、明子と同じワンピースじゃねーかww
ムムム…と険しい表情の梶は、陽子が栓を抜いたOutei Dolrkを横からひったくり、
「星君、俺は君に挑戦する!」
シュワー

シュワー


俺はボールを、君のその胸くその悪い顔と思って、ゆがむほどぶちのめしてみせる!
どんだけ星を憎んでるんだww

・・・と盛り上がったところに、ちょうど台風がひどくなってきたので、監督もマネージャーも宿に引き上げを決定。
「勝負は、台風が過ぎたらにしよう」と飛雄馬たちも移動しはじめるが、
「台風が過ぎたらだ? ハッハッハッ!
と梶は窓を全開にし、狂ったように豪雨に向かってスイングしながら、

「星の球を相手にするよりこのほうがずっと手応えがある!」

「星の球を相手にするよりこのほうがずっと手応えがある!」


いやだからなんでそこまで飛雄馬を憎むw
「…………さあ、帰ろう」

「…………さあ、帰ろう」


「あのー、梶さん、僕たちも…」

「あのー、梶さん、僕たちも・・・」


「帰っていいかというんだな? 帰れ帰れ!」
「でも梶さんは…」
「ここに残る!」
「台風が直撃するそうですよ?」
「うるさいっ!」
やけくそになった梶、体育館じゅうの窓を全部全開にする。

「ウガーッ」

しかしそこへ星、「挑戦を受けるために戻ってきたよ!」
ようやく勝負が始まったが、初球はからぶり。窓が全開で横風があるから打ちにくいのである(莫迦だね・・・)
二球目もからぶり。
俺の自信はしょせんうぬぼれだったのか!
そして三球目は見逃し。
梶は未練がましく、あと一球だけストライクを投げてくれと飛雄馬に頼む。

陽子は車に避難して外から観戦

陽子は車に避難して外から観戦


くそう、小谷のやつ、俺が星の豪速球にカカシ扱いされるのを見ようっていうのか
とうとう停電になり、飛雄馬は「球が見えんだろう、今日はやめよう」と提案するが、ここでやめたら完全に負けになると思い込んでいる梶は「表でやろう!」と食い下がる。
どんだけ負けず嫌いなんだ…

そして校庭で最後の一球。

梶は打ったが・・・

梶は打ったが・・・


今度は、今のは追い風だったから、俺の負けだと言いはる。
「あの校舎を越えないとホームランとは言えない」
どこまでもメンドクサイ男なのである

早く終わりにしたい飛雄馬は、「今のは立派なヒットだった」とおだてるが、「自分以外誰も打てないんだからホームランでないと意味がない」と梶は言い返す。
と、ツカツカと近づいた陽子が梶の頬を打って、
あの人たちの前でよくそんなことを言えるわね!

帰るに帰れない「あの人たち」

帰るに帰れない「あの人たち」(野球部員)


「キャプテンがヒットを打って塁に出た、あとは僕たちに任せてください、仲間たちのそういう声がなぜ耳に入らないんだ!」
と飛雄馬も梶の心得違いを責める。
イヤ、そこまではみんな思ってないから・・・ww

ともあれ梶は感激し、みんなと練習を再開する(電気も都合よくついた)。

台風も去りつつあるのであった

台風も去りつつあるのであった

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