安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜

本田翼(安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜)
本田翼(安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜)

2013年10月13日~12月15日にTBS系の『日曜劇場』枠(毎週日曜日21:00 – 21:54〈JST〉)で放送。主演は木村拓哉。コンセプト・設定協力としてアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズのスタッフである庵野秀明、鶴巻和哉、前田真宏が参加して制作された。第17回日刊スポーツ・ドラマグランプリ、月刊TVnaviドラマ・オブ・ザ・イヤー2013などを受賞。

安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜のあらすじ

2013年、天才物理学者・沫嶋黎士は100年後の未来から来た警察アンドロイドに殺害されたが、婚約者・麻陽の元に黎士と瓜二つの姿を持つアンドロイド「ARX II-13」が現れる。彼は未来のクライアントの命令で麻陽の命を守るために現れたという。当初は反発した麻陽だったが、ともに生活するうちに絆を深め、安堂ロイドと名づける。未来の警察機体が次々に現れるが、ロイドは体を張って麻陽を守り続け、黎士が残した麻陽への思いや、仲間同士の友情、支援ロボット・サプリの自分への愛などを知り、感情のプログラムを得て人間の未来とその鍵となる麻陽への思いを強くしていく。
黎士の妹・七瀬や公安刑事・葦母、麻陽に密かな思いを寄せる同僚・星はロイドの存在に気づき、協力していくが、殺された黎士が未来で脳データ化され、その意思が麻陽を守るため2013年にロイドを送り込んだこと、七瀬の凶暴な別人格が2013年に謎の美少女「ARX IX-THE LAST QUEEN(LQ)」を生んだことが明らかになる。LQは麻陽の周囲の人々を次々に襲うが、ロイドは自らを犠牲にしてLQを倒し消滅する。海底に沈むメモリーチップとなって100年の時を過ごしたロイドは、未来から再度麻陽の元に現れ、メモリーを抜いた肉体に黎士の脳データをインストールし、麻陽の元に黎士を復活させ、二人の未来を守ることを約束してサプリと共に去っていく。

女子中学生の妄想レベルのマンガ的世界観(安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜の感想)

キムタクは安堂ロイドと名乗っているわけではない(そう名付けたのは 柴咲コウで、正式名称は「ARX II-13」)。このドラマにおいては、沫嶋黎士といい、七瀬、星新造、小松左京子、栗山薫、葦母衣朔など、名前はすべて適当で、SFであるということ以外に意味はない。

アニメキャラそのものの 本田翼(「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!)といい、 西荻弓絵の世界観は相変わらずマンガ的だ。アクションシーン以外が驚くほど退屈なのだが、ストーリーラインの鍵を握るのは、不細工メイクで存在感を出している 大島優子だと予想して見た。後半、ようやく話のテンポが小気味良くなってきたと思ったらもう最終回。結局、話はメチャクチャで、伏線が…とかそーゆーレベルですらなく、キャラも揺れてる。脚本は女子中学生の妄想レベルをわざと直さずにやってる感じ。 桐谷美玲のセカイっぽい台詞などは赤面ものなのだが、しかし桐谷は今までで一番生き生きしていたようにも思う。

最大の収穫は ばっさーを見出したことだった(ばっさー復活のシーンは涙を誘う)。私の予想した最終回は、柴咲コウがキムタクを原子還元処理することになる、というものだったが、これは外れた。

安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜のキャスト

主要人物
 安堂 ロイド – 木村拓哉
 沫嶋 黎士 – 木村拓哉(二役)
 安堂 麻陽 – 柴咲コウ
東京帝國大学沫嶋研究室
 沫嶋 七瀬 – 大島優子(子供の七瀬: 信太真妃 / 第6話)
 江戸川 斗夢 – ジェシー(ジャニーズJr.)
 栗山 薫 – 山本美月
 倉田 朝晴 – 池田大
エニグマ・エンジン・ソフト社
 星 新造 – 桐谷健太
 小松 左京子 – 山口紗弥加
警視庁
 角城 元 – 平岡祐太
 葦母 衣朔 – 遠藤憲一
 冨野 好雪 – 日野陽仁
その他
 サプリ – 本田翼
 謎の美少女 / ARX IX – 桐谷美玲
 安堂 景子 – 名取裕子(特別出演)

安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜のスタッフ

脚本 – 西荻弓絵泉澤陽子
音楽 – 菅野祐悟
主題歌 – 竹内まりや「Your Eyes」(ワーナーミュージック・ジャパン)
挿入歌 – 小田和正「woh woh」
演出 – 波多野貴文木村ひさし坪井敏雄
コンセプト / 設定協力 – 庵野秀明轟木一騎鶴巻和哉前田真宏
演出補 – 日高貴士、東仲恵吾、伊藤雄介、長尾くみこ、宮崎駿、齋藤栄美、佐藤亮介
音楽コーディネーター – 溝口大悟、池田修平
タイトルバックプロデューサー – 萩原豪
タイトルバックディレクター – 柴田大平
アートディレクター – 佐藤寛
VFXスーパーバイザー – 石井教雄
VFXプロデューサー – 佐藤大祐
VFXディレクター – 瀧澤栄、鳥尾美里
VFXプロダクションマネージャー – 田畑芙美子
CGアニメーター – 田原史章、坂江美弥
CGスタッフ – 佐々木良太、小垣貴裕、韓京勲、徐孝程
CGディレクター – 鳥尾美里、田中浩征
コンポジットディレクター – 鈴木信哉
コンポジター – 石野桂子、杉本篤、前和佳子
マットペインター – 高橋美穂子
美術プロデューサー / デザイナー – 青木ゆかり
ロイドスーツ製作 – 細見佳代
特殊造形 – 松井祐一
視覚ブレーン – 山本雅之
PC画面制作 – PDトウキョウ
アクションコーディネーター – 下村勇二、園村健介、川本耕史
操演 – 羽鳥博幸、宇田川幸夫、高見澤利光
スタント – 日野由佳、内ヶ崎ツトム、木村大輔、大隈厚志、市山英貴、荒川真、大石将史、野田論司、日野綾子、松上順也
ガンエフェクト – 納富貴久男、田渕寿雄
ロボット監修 – 古田貴之
ハッキング監修 – 三井物産セキュアディレクション
取材協力 – 日本マイクロソフト
将棋監修 – 林隆弘、山本一成
医療指導・医学監修 – 依田茂樹
SIT指導 – 越康広
翻訳 – Albert Malik、Balvir Singh
編成 – 福田健太郎、岸田大輔
プロデュース – 植田博樹坪井敏雄
制作プロデュース – 長谷川晴彦(ROBOT)、 安田邦弘(ROBOT)
ラインプロデュース – 佐藤幹也
制作協力 – ROBOT
製作著作 – TBS

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安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜を観た人の感想

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