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今ここにある危機とぼくの好感度について

鈴木杏(今ここにある危機とぼくの好感度について) ドラマ
鈴木杏(今ここにある危機とぼくの好感度について)
NHK総合「土曜ドラマ」枠で2021年4月24日から5月29日まで、NHK BS4Kで2021年4月30日から放送。主演は松坂桃李。全5回。

今ここにある危機とぼくの好感度についての感想

鈴木杏を好きだったことはなかったけれど、このドラマではではなかなか良い。
松坂桃李もなかなか良い仕事の選び方をしていると思う。
渡辺あや(寡作だと思う)のオリジナルで、どう展開するかはまだわからない。

と言いつつ、最後まで見たけど、どうも最近のNHKは羊頭狗肉だな。というのが最終的な感想。

今ここにある危機とぼくの好感度について 見どころ

『今ここにある危機とぼくの好感度について』は、名門国立大学「帝都大学」の広報課を舞台に、保身と忖度に満ちた組織の実態をブラックコメディ。全5話とコンパクトながら、深いテーマ性とユーモアがある。脚本は『カーネーション』や『ワンダーウォール』で知られる渡辺あや、主演の松坂桃李が、好感度だけを気にして生きてきた元アナウンサー・神崎真を演じる。大学の不祥事に翻弄される広報マンの姿を通じて、現代社会の矛盾や人々の悲哀に迫っている。

  • 見どころ1. 「意味のあることを言わない」処世術とその限界
    主人公・神崎真は、元アナウンサーとして「意味のあることを言わない」ことで好感度を維持してきた人物。その処世術を買われ、帝都大学の広報課に転職するが、大学内で次々と発生する不祥事に直面し、次第にその限界を感じ始める。
    第3話では、百周年記念イベントのゲストが炎上し、神崎が作成した無難な想定問答集が批判される。この経験を通じて、神崎は「好感度よりも意味のあることを言うべきだ」と考えるようになる。
  • 見どころ2. 大学組織の保身と隠蔽体質への風刺
    ドラマは、大学組織の保身や隠蔽体質を風刺的に描いている。
    第4話では、研究室から蚊が流出する事故が発生し、大学側はその事実を隠蔽しようとする。
    神崎は、理事たちの隠蔽工作に対抗し、真実を公表するよう求める。このエピソードは、現実の組織でも見られる問題を鋭く描く。
  • 見どころ3. 「好感度社会」への批判と自己変革の物語
    神崎の成長は、現代の「好感度社会」への批判と自己変革の物語として描かれている。
    第2話では、元恋人・みのり(鈴木杏)との再会を通じて、自分の在り方を見つめ直す。
    最終話では、神崎が理事たちの隠蔽工作を暴き、真実を公表するよう促す姿が描かれる。このように、神崎の変化は、自己変革の重要性を訴えている。

今ここにある危機とぼくの好感度について あらすじ

神崎真は、テレビ局のアナウンサーであった知名度やマスコミ出身というキャリアを買われ、学生時代の恩師である総長・三芳からのオファーを受け、名門・帝都大学の広報担当者として中途採用される。
しかし有名教授の研究不正疑惑や研究施設からの外来生物の流出事件など、帝都大学では数々の不祥事や問題が持ち上がる。
大学上層部の意向を受け、学内外からの批判を回避するため真は尽力するが、そこには優柔不断な総長を筆頭に、隠蔽体質の理事や広報部の上司、正義感の強い新聞部の学生たちの影響で数多くの難題が待ち受けていた。

今ここにある危機とぼくの好感度についてを観るには?

今ここにある危機とぼくの好感度について キャスト

神崎真(本作の主人公) – 松坂桃李
木嶋みのり(真の元恋人・研究者) – 鈴木杏
三芳修(大学総長) – 松重豊
■帝都大学理事会
須田理事(裏総長と呼ばれる実力者) – 國村隼
鬼頭治男(総務・広報担当理事) – 岩松了
水田理事(三芳総長の旧友) – 古舘寛治
布川経則(コンプライアンス・研究担当理事) – 温水洋一
斎藤理事(検査段取りを担う理事) – 斉木しげる
山東理事(会議退席時に逃げ出す理事) – 坂西良太
■帝都大学教授・准教授
室田教授(教育学) – 高橋和也
澤田悦史(分子生物学) – 池田成志
三木谷准教授(情報学・真の後輩) – 岩井勇気
■帝都大学職員
石田課長(広報課課長) – 渡辺いっけい
谷山主任(広報課勤務) – 尾関伸次
安藤秘書(三芳総長の秘書) – 安藤玉恵
■帝都大学新聞部
コウスケ(記者) – 坂東龍汰
ユウナ(記者) – 吉川愛
シュウジ(協力者) – 若林拓也
■その他
玲香(真の交際相手) – 岡本杏理

今ここにある危機とぼくの好感度について スタッフ

作 – 渡辺あや
音楽 – 清水靖晃
分子生物学考証 – 岡野ジェイムス洋尚
研究不正調査考証 – 中村征樹
エジプト考古学考証 – 近藤二郎
アクション指導 – 武智健二
演出 – 柴田岳志堀切園健太郎
制作統括 – 勝田夏子、訓覇圭 
制作 – NHKエンタープライズ
制作・著作 – NHK
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