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最後の鑑定人

3.5
白石麻衣(最後の鑑定人) ドラマ
白石麻衣(最後の鑑定人)
最後の鑑定人は、2025年7月9日からフジテレビ系「水曜22時枠」にて放送。主演は藤木直人。

最後の鑑定人の感想

原作ありで、言ってみれば「ガリレオ」と同じパターンなのだが、身のほどを知ったバランスの良さで仕上げたドラマである。
科捜研を辞めた民間の変人鑑定人(藤木直人)とその助手(みたいな研究員)に白石麻衣あ2。
あとは神奈川県捜一課の刑事2人、科警研の偉い人に
松雪泰子、その助手(みたいな研究員)に栗原類、という主要組織各2名の最小布陣でプロットを回すのがそのバランスの良さを示している。
おかげで、特に見どころはなくても最後まで見ていられた。次も見るかと言われると微妙だが…

白石は、先日の天城越えはヒドかったけれど、本作における本人の演技のイメージと求められている役柄は、わりとマッチしている気がする。
藤木直人の変人ぶりも結構楽しめた。もちろん福山雅治のようなスター性はないわけだが…(冒頭に戻る)

最後の鑑定人 あらすじ

かつて科捜研のエースだった土門誠(藤木直人)は、現在は自ら開設した『土門鑑定所』を営んでいる。そこで働く高倉柊子(白石麻衣)は心理学を活かし、人の嘘を見抜く能力に長けているが、土門の心理だけは読めずにいる。ある日、神奈川県の海岸で水没車から白骨遺体と貴金属が発見され、12年前の強盗殺人事件との関連が疑われる。しかし捜査は難航し、科捜研の鑑定も進展しない中、三浦耕太郎(阿部亮平)は土門鑑定所に遺体の身元確認を依頼するよう都丸勇人(中沢元紀)に指示する。土門は「最後の鑑定人」と呼ばれ、鑑定出来ない証拠はないと噂されていた。気乗りしない都丸は土門鑑定所を訪れ、高倉の不味いハーブ水でもてなされる。偏屈な態度を取りつつも、土門は依頼を受ける様子を見せる。

最後の鑑定人を観るには?

最後の鑑定人 キャスト

土門誠(鑑定人) – 藤木直人
高倉柊子(研究員) – 白石麻衣
周辺人物
相田直樹(弁護士) – 迫田孝也
都丸勇人(神奈川県警捜査一課の刑事) – 中沢元紀
三浦耕太郎(神奈川県警捜査一課の係長) – 阿部亮平
尾藤宏香(科警研法科学部 副部長) – 松雪泰子
嵐山信幸(科警研 研究官) – 栗原類

最後の鑑定人 スタッフ

原作 – 岩井圭也
脚本 – 及川拓郎山崎太基北浦勝大青塚美穂
音楽 – 橘麻美
主題歌 – 矢沢永吉「真実」(Z+MUSIC / UNIVERSAL SIGMA)
演出 – 水田成英(FCC)、 谷村政樹清矢明子
プロデューサー – 石原未菜宮木正悟郷田悠(FCC)
プロデュース協力 – 渡辺良介(大映テレビ)
協力プロデュース – 大瀬花恵(FCC)
制作協力 – FCC
制作著作 – フジテレビ

最後の鑑定人の原作


嘘をつくのは、いつだって人間です――孤高の鑑定人・土門誠の事件簿!

かつて科捜研のエースとして「彼に鑑定できない証拠物なら、他の誰にも鑑定できない」と言わしめ、「最後の鑑定人」として名を轟かせた土門誠。しかしとある事件をきっかけに、科捜研を辞職。新たに民間鑑定所を立ち上げた土門のもとに次々と不可解な事件が持ち込まれる。いつも同じ服、要件しか話さないという一風変わった合理主義者でありながら、その類まれなる能力で、難事件を次々と解決に導いていく――「科学は嘘をつかない。嘘をつくのは、いつだって人間です」。孤高の天才鑑定人・土門誠の華麗なる事件簿。

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