CODE-願いの代償-の感想
リメイクだろうとすぐに見当つくのは、日本のドラマではこういう風呂敷を広げられないとわかっているからだ。
ということで、台湾の「浮士德遊戲」(邦題「CODE 悪魔の契約」、続編もある)という映画のリメイクらしい。
スマホアプリをモチーフとする怪談だが、「シグナル」といい、こうした設定に坂口健太郎はなぜか似合う。
ということで3話目ぐらいまでは結構面白く見ていた。
しかし松下奈緒が仲間になったあたりから急激に進行が捨て鉢になり、現場で何が起こったのかと勘ぐりたくなるほどグダグダなドラマになった。
最終回もひどいもので、
「芯君(松下奈緒の息子)が誘拐されました!」
「なにっ…」
「しかし無事見つかりました!」
という意味のない会話を聞かされる視聴者の身になってほしい。
今季も堀田真由が見られるのはいいことだったが、それ以外に見どころがなかったのは辛い。
CODE-願いの代償-のあらすじ
刑事の二宮(坂口健太郎)は、恋人・悠香(臼田あさ美)がエレベーター事故で亡くなり、その真相を追う。悠香は「CODE」というアプリの存在を知り、それが関与していると疑っていた。二宮はCODEを使い、悠香の死の真相を探るうちに、警察上層部や半グレ集団、アプリ開発者などが関与していることを知る。CODEは願いを叶える代わりに犯罪を強要し、失敗すると制裁が下る。二宮は記者・椎名(染谷将太)や元警察官・円(松下奈緒)らと協力し、CODEの正体を暴く。CODEは市川(玉山鉄二)がプロフェット計画(AIによる社会監視システム)を実現させるために作ったものだった。市川はCODEで社会を混乱させ、プロフェット計画の必要性を訴えようとしていた。二宮は市川を追い詰め、CODEの策略を明らかにする。しかし、ラストで二宮は何者かに撃たれ、CODEはまだ終わっていないことを示唆する。
CODE-願いの代償-を観るには?
CODE-願いの代償- キャスト
椎名一樹(フリー記者) – 染谷将太
三宅咲(ハッカー) – 堀田真由
三輪円(女性SP) – 松下奈緒
市川省吾(IT企業社長) – 玉山鉄二
■周辺人物
甲斐篤志(半グレ集団代表) – 青柳翔
柏木淳二(二宮のエス) – 黒羽麻璃央
三宅直人(雑誌記者) – 竹財輝之助
■神奈川県警
●暴力団対策課
百田優(二宮の同期で親友) – 三浦貴大
田波秋生(二宮の上司) – 鈴木浩介
八重樫享(二宮の後輩) – 兵頭功海
●鑑識課
七海悠香(二宮の婚約者) – 臼田あさ美
CODE-願いの代償- スタッフ
脚本 – 酒井雅秋、山田能龍
音楽 – 菅野祐悟
主題歌 – UVERworld「VICTOSPIN」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
選曲 – 谷口広紀
警察監修 – 佐々木成三
ハッカー監修 – 佐藤竜(ブロードバンドセキュリティ)
医療監修 – 中澤暁雄
スタントコーディネーター – 小池達朗(アルファスタント)
演出 – 森淳一、木村ひさし、吉川祐太
チーフプロデューサー – 岡本浩一
共同プロデューサー – 松本京子(日本テレビ)
プロデューサー – 中間利彦、アベゴウ(ROBOT)、真壁幸紀(ROBOT)
制作協力 – ROBOT
制作著作 – 読売テレビ
CODE-願いの代償-の原作(コード/CODE 悪魔の契約)
そのアプリはどんな願いも瞬時に叶えてくれる。ただしそれ相応の対価を払えば…。台湾で社会現象を巻き起こし、大ヒットとなった「悪との距離」で主演を務め、人気急上昇中のウー・カンレン主演のデジタル・クライムサスペンスが日本初上陸!
インサイダー取引で一儲けしようとしたが、大金を失ってしまった銀行員のアレックス。願いを叶えてくれる不思議なアプリ”コード”を手にし、ほしいままに富を手にするが、その代償として犯罪に手を染めていくことに…。
第52回金鐘獎(ゴールデン・ベル・アワード)にてミニドラマ・テレビ映画 脚本賞にノミネートされ、大好評を博し、続編もリリースされた大人気ドラマシリーズ第1弾!
くわしくはこちら

  
  
  
  
![\コード/CODE 悪魔の契約 [DVD]はコチラ/](https://dramatic-impress.net/wp-content/uploads/81ze4zec6IL._AC_SL1500_-212x300.jpg)