ドラマ2020年代のドラマ2020年のドラマ

アメリカに負けなかった男〜バカヤロー総理 吉田茂〜

3.0
橋本マナミ(アメリカに負けなかった男〜バカヤロー総理 吉田茂〜) ドラマ
橋本マナミ(アメリカに負けなかった男〜バカヤロー総理 吉田茂〜)
『アメリカに負けなかった男〜バカヤロー総理 吉田茂〜』は、テレビ東京開局55周年特別企画スペシャルドラマとして、2020年2月24日の月曜21時-23時24分に放送。主演は笑福亭鶴瓶。原案は吉田の娘である麻生和子が著した『父 吉田茂』。

アメリカに負けなかった男〜バカヤロー総理 吉田茂〜の感想

鶴瓶は顔が似ているだけであまりうまくないのだが、白洲次郎と吉田学校の面々をカッコよく描くことが主眼だったと思われる。鳥尾夫人(橋本マナミ)のくだりはもう少しつっこんで欲しかった。原作は麻生太郎の母親(本作では新木優子が演じる)。

アメリカに負けなかった男〜バカヤロー総理 吉田茂〜のあらすじ

第二次世界大戦前、駐英大使の吉田茂(笑福亭鶴瓶)は、極東情勢の悪化に心痛めていた。時を同じくして、世界各国を飛び回っていた白洲次郎(生田斗真)も、世界情勢の機微を敏感に感じとっていた。白洲と親交の深い吉田は、娘・和子(新木優子)らが見守る中、戦争回避に向けて動くが、その甲斐も虚しく、日本は第二次世界大戦に踏み切った。
1945年、終戦。敗戦国となった日本は、アメリカを中心とした連合国の占領の下、“復興”に向けて歩み始める。総司令部GHQと向き合う外務大臣のなり手が誰も見つからない中、先の大戦に猛反対し投獄された過去を持つ吉田に、白羽の矢が立つ。かくして吉田は、外務大臣として、のちに総理大臣として、日本の独立と復興を担うことになる……。吉田は白洲を参謀に据え、最高司令官マッカーサーらと必死の交渉をする。過度な内政干渉など、幾度も緊迫した事態に陥るが、和子や麻生太賀吉(矢本悠馬)、のちに総理大臣となる「吉田学校」の池田勇人(佐々木蔵之介)、佐藤栄作(安田顕)、田中角栄(前野朋哉)、宮澤喜一(勝地涼)らの助け、内縁の妻こりん(松嶋菜々子)の献身的な支えを受け、日本の独立に向け尽力していく。

アメリカに負けなかった男〜バカヤロー総理 吉田茂〜キャスト

吉田茂 – 笑福亭鶴瓶
白洲次郎 – 生田斗真
麻生和子 – 新木優子” target=”_blank”>新木優子
麻生太賀吉 – 矢本悠馬
田中角栄 – 前野朋哉” target=”_blank”>前野朋哉
佐藤栄作 – 安田顕(特別出演)
山崎猛 – 田中健
西村栄一 – 藤田宗久
松本蒸治 – 国枝量平
鳥尾鶴代 – 橋本マナミ
土井登 – 小倉久寛
麻生太郎(幼少期) – 亮汰
宮澤喜一 – 勝地涼
芦田均 – 久松信美
マッカーサー – チャールズ・グラバー
ホイットニー – ロバート・アンダーソン
ケーディス – ジェフリー・ロウ
ウィロビー – マーク・チネリー
バターワース – ドン・ジョンソン
ドッジ – アナトリ・クラスノフ
ダレス – ブレイク・クロフォード
大塚 – 渋谷謙人
池田勇人 – 佐々木蔵之介
坂本喜代(こりん) – 松嶋菜々子

アメリカに負けなかった男〜バカヤロー総理 吉田茂〜スタッフ

原案 – 麻生和子 『父 吉田茂』(新潮文庫刊)
監督 – 若松節朗
脚本 – 竹内健造森下直守口悠介
音楽 – 住友紀人
時代考証協力 – 柴田紳一(國學院大學)
助監督 – 村谷嘉則
ロケ協力 – 足利市映像のまち推進課、栃木県フィルムコミッション、真岡市、もおかフィルムコミッション、蓮岱館、小笠原伯爵邸、築地本願寺 ほか
技術協力 – アップサイド
VFX – マリンポスト
美術協力 – リマーテクリエイティブ(新都総合芸術)、高津装飾美術
チーフプロデューサー – 中川順平(テレビ東京)
プロデューサー – 倉地雄大(テレビ東京)、椋樹弘尚(角川大映スタジオ)、佐藤雅彦” target=”_blank”>佐藤雅彦(角川大映スタジオ)
制作協力 – 角川大映スタジオ
製作著作 – テレビ東京

アメリカに負けなかった男〜バカヤロー総理 吉田茂〜の原案(麻生和子)

戦争に負けて、外交に勝った歴史がある――。敗戦後、吉田茂は口癖のようにそう語った。そして、戦後歴代2位の在任期間を誇る稀代の指導者となった。欧州や中国に赴いた外交官時代。米国との開戦阻止に動いた戦前。サンフランシスコ講和条約、バカヤロー解散……と、信念を押し通した首相時代。官僚、政治家、父親。全ての吉田茂に最も近くで接した娘が語る「ワンマン宰相」の素顔。

タイトルとURLをコピーしました