【実況】巨人の星

第92回|飛び立つ星

子供がどこまで飛ぶか、親が飛ばされるか!血だるまの時代だ! 【実況】巨人の星
子供がどこまで飛ぶか、親が飛ばされるか!血だるまの時代だ!
【前回(第90回|折り合わぬ契約)のあらすじ】
飛雄馬は「人間」としての価値を示すべく年俸倍増を要求。さらに孤独を埋めるためクリスマス会を企画し伴や花形、左門、明子を招待するものの、当日誰一人現れず惨敗。荒れ狂う心に再び深い闇が落ちる。

ゴオゴオクラブでの橘ルミとのデートはすぐに週刊誌記事になった。
ばかなやつめ!と週刊誌を投げ出す一徹。
「でも私にはわかるわ、飛雄馬はとことんやりぬく気性ですもの」
と明子。
「相手の人はどんな気持ちなのかしら・・・」
「傷つくのも飛雄馬の薬じゃわい!」
「なんてこというの、お父さん」
明子は洗い物の手をとめて
「飛雄馬は今何かをつかもうとして一生懸命なのよ」
「ふん、芸人風情と付き合って何になる!」
「芸能人にも芸能の厳しさがあるはずよ・・・」

ルミにテレビ局に連れてこられた飛雄馬。

日テレは今でもこういう社名である

日テレは今でもこういう社名である

喫茶室でルミの本番が終わるのを待つ。


「初めて見たけどテレビ局って変なとこだ・・・」
そして打ち合わせをするルミを見て、「なんて真剣な眼差しなんだ・・・」
と感心する。
そりゃ仕事ですからねwww

本番が始まって歌うは「クールな恋」

本番が始まって歌うは「クールな恋」

歌い方がスゴイなあ~
飛雄馬は「遊んでいるときとは別人のようだ・・・」とまた感心。

一方、長屋に現れたリムジンから川上が降り立つ。
「お父さん、巨人の監督さんよ!」
明子が呼ぶと、一徹驚くが、すぐ気を取り直して、
「契約更改を渋っている件ですかな、 それともテレビタレントと小便臭い恋愛ごっこをやっている件ですかな」
川上は答えず、明子の粗茶を飲んで、
「明子さん、でしたな・・・美しくなられた、日本の女性らしく」

「まあ…」

「まあ…」

なぜか一徹も照れる

なぜか一徹も照れる

本題に入らずに、なぜか終戦後の昔話を始める川上。
――復員して熊本で百姓をやっていたところへ巨人軍から呼ばれた川上は、一徹にも手紙を書いて巨人に帰れと勧めるが、肩を痛めた一徹は色よい返事をしなかった。

「これを履いて巨人軍へ戻ってください」

「これを履いて巨人軍へ戻ってください」

(そういえばこのスパイク、入団試験の時だけ履いて、飛雄馬はどこへうっちゃったのかな??)
「奥さんは名三塁手が死んでいないことをわかっていたのだ」
川上は見ていたようなことを言う。

くそっ、春江のやつ

くそっ、春江のやつ

「人の気も知らんで・・・俺はもうダメだ」
簡単に弱気を吐く若き一徹を春江が励ます。
「治すのよ! 沢村さん、吉原さん、戦死した人たちのためにも・・・」
「沢村さん、吉原さんも戦死したのか!」
「ええ、ボールを握る夢をみながら・・・」春江はいい加減に答える。
「もし行きて帰れたら、たとえ***になっても野球をやろうと思いながら死んでいかれたに違いないわ」(片輪、かな)
「ついに奥さんは勝った!」
また、見ていたかのように川上が叫ぶ。
「亡きお母さんの情熱が、飛雄馬君の体の中で燃え続けているのだ」
そこでようやく本題に入って、

君を二軍コーチとして迎えたい!

君を二軍コーチとして迎えたい!

どうする一徹!

どうする一徹!

「わしの野球はもう古い…」
「君の野球根性を若手に注ぎ込んでほしいのだよ!」

飛雄馬君も近くで見れるしね!

飛雄馬君も近くで見れるしね!

しかし一徹は手をほどいて、
「お言葉だが、飛雄馬は近いうちに宿舎を出ると言っていた。文化生活とか、コレ(明子)と一緒にマンション暮らしを望んでいるそうな」
そして唇を歪めて、
げばけばしくて薄っぺらなタレント娘と付き合うのが、人間となるためか・・・」

今度は、青田から聞いたという一徹の昔話が始まる。
妻を熊本に残して上京した川上が夜ごと素振りをする隣室にいた青田。

うるせえなあ

うるせえなあ

試合を反芻し沈思黙考したかと思うと、急に立ち上がりバットを振る川上。
青田「俺の隣に住んどるのは、野球の鬼や!」
ある夏の午後、ピッチャーが投げた球がホームプレートの上でぴたりと止まる。
おそるべき弾丸ライナー、打撃の神様の誕生だ。
その脳裏に残して来た妻の姿があったかどうか・・・
(って、何の関係がある話なの?)
野球の影にはそれを支える女の姿があるのだわ・・・ひとりごちる明子。
「恋愛をするのは自由だが、できれば優しく逞しい女性がいいねえ」
と川上は言うが、一徹は、
「だが、今の飛雄馬にはその分別はない」
「わたしはグラウンドの上での監督に過ぎん。給料は球団任せ、恋愛は本人任せ」
「飛雄馬のやつ、どこまでそれがわかっておるのか・・・」
結局、コーチを断った一徹だった。「わしは燃え尽きましたわい・・・」
「お父さん、なぜなの!」
すがる明子に、一徹は、
「母さんはでしゃばらなかったぞ!」
すごすご帰った川上であった。

明子は振り返ってキッとなり、
「お母さんは怒ってると思います、飛雄馬を見捨てているから! 最近のお父さんは口先ばかりで飛雄馬を怒っているだけ、昔のお父さんはそうじゃなかった」
口だけでなく、もっと殴ったり蹴ったり・・・www
「それなのに、飛雄馬の面倒を見れるチャンスを棒に振るなんて、お父さんは口先ばかりのカラッポの人間になってしまったのよ!」
実は明子、飛雄馬から赤坂のマンションに越してこいと連絡を受けていたのである。
「今はっきり決心がつきました、私は飛雄馬のところへ行きます。運送屋を呼んできます!」
そうと決まれば明子はテキパキと

お父さん、それじゃ…

お父さん、それじゃ・・・

運送屋の車が出てから、

運送屋の車が出てから、

「あ…」と言いかける一徹

「あ・・・」と言いかける一徹

灰皿を取ってほしかったのか?

灰皿を取ってほしかったのか?

なぜかギブスを押入れから出したか母さん、二人きりだな…

なぜか養成ギブスを押入れから出したかと思うと
「母さん、二人きりだな・・・」

ようやく、人知れず涙をあふれさせる一徹であった
「この家でひとつの時代が終わった・・・明子も飛雄馬も、自分の羽で飛び立っていった・・・」
しかし、これまでが風雲の時代だったとすれば、これからは嵐の時代──

子供がどこまで飛ぶか、親が飛ばされるか!血だるまの時代だ!

子供がどこまで飛ぶか、親が飛ばされるか!血だるまの時代だ!

なんでそういう結論なのwww
しんみりムードだったのに。。。
【次回予告】
「人間修行」と称して橘ルミとのデートを重ねる飛雄馬だが、何を見ても野球が頭をよぎり、不慣れな青春に馴染めない。一方、自主トレを欠席し契約更改も放置する乱行を見かねて伴は激怒。結局、住む世界の違いを悟ったルミが自ら悪者となって身を引いたことで、飛雄馬は己の迷走を猛省し、グラウンドへの復帰を決意する。(第93回|手さぐりの青春)

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