ザ・ビーチは、アレックス・ガーランドの小説を元にした2000年のアメリカ映画。原題は「The Beach」。レオナルド・ディカプリオが『タイタニック』の次に何に出るか注目され、100本以上のオファーを蹴ってまで、出演を決めた異色作。
ザ・ビーチ(2000年)の感想
映像的には良いのだが、全体に何を言いたいのかよくわからない映画。
デカプーは、なぜバンコクの安ホテルで邂逅したロバート・カーライルに心酔するようになったのか(ビーチに着いた時点では明らかに死にざまを馬鹿にしていた)。終盤、ビーチのフラワーチルドレンたちからハブられたデカプーは、赤いハチマキを巻いて上半身裸で山の中を走り回っては落とし穴を掘ったりするのだが、どう見てもランボーのパロディである。ここは笑うところ?
クライマックスは武装農民に強制されるロシアンルーレットときて、これもディアハンターを思い出さない方がおかしい。
ラストでヴィルジニール・ドワイヤンからのメールにニヤけるデカプーだが、お前人殺してんだろ!とツッコまずにいられない。
などなど、ストーリーラインとデカプーの描写とがチグハグなのだ。
いわゆる「信頼できない語り手」ということなのだろうが、興行的に失敗したのは当然であろう。
ザ・ビーチ(2000年)のあらすじ
タイに一人旅にきたリチャード(レオナルド・ディカプリオ)はカオサン通りの安宿でダフィという奇妙な男と知り合う。ダフィがとり憑かれたように語った伝説のビーチは日常の全てから解放される夢の楽園だという。翌日、ビーチの場所を記した地図を残してダフィは変死。リチャードはフランス人のカップル、フランソワーズとエティエンヌと楽園を探す旅へ出る。道中で知り合ったサミーとゼフから、タイで密かに流行っている伝説のビーチの噂を聞かされる。それは外界からは完全に遮断された場所にあり、真っ白な砂浜に、どこまでも透き通った綺麗な海、しかも、大麻が大量に茂っていて、朝から晩まで吸い放題だという。リチャードは彼らと別れる前に、楽園への行き方を記した地図をこっそり書き映して置いていった。そのことが恐ろしい事態を招くことに……
ザ・ビーチ(2000年)を観る
ザ・ビーチ(2000年)のキャスト
リチャード – レオナルド・ディカプリオ
サル – ティルダ・スウィントン
ダフィ – ロバート・カーライル
フランソワーズ – ヴィルジニー・ルドワイヤン
エティエンヌ – ギヨーム・カネ
ゼフ – ピーター・ヤングブラッド・ヒルズ
キーティ – パターソン・ジョゼフ
バッグス – ラース・アレンツ・ハンセン
サル – ティルダ・スウィントン
ダフィ – ロバート・カーライル
フランソワーズ – ヴィルジニー・ルドワイヤン
エティエンヌ – ギヨーム・カネ
ゼフ – ピーター・ヤングブラッド・ヒルズ
キーティ – パターソン・ジョゼフ
バッグス – ラース・アレンツ・ハンセン
ザ・ビーチ(2000年)のスタッフ
監督 – ダニー・ボイル
脚本 – ジョン・ホッジ
原作 – アレックス・ガーランド
製作 – アンドリュー・マクドナルド
音楽 – アンジェロ・バダラメンティ
撮影 – ダリウス・コンジ
編集 – マサヒロ・ヒラクボ
製作会社 – Figment Films
配給 – 20世紀フォックス
公開 – アメリカ 2000年2月2日、日本 2000年4月22日
上映時間 – 119分
脚本 – ジョン・ホッジ
原作 – アレックス・ガーランド
製作 – アンドリュー・マクドナルド
音楽 – アンジェロ・バダラメンティ
撮影 – ダリウス・コンジ
編集 – マサヒロ・ヒラクボ
製作会社 – Figment Films
配給 – 20世紀フォックス
公開 – アメリカ 2000年2月2日、日本 2000年4月22日
上映時間 – 119分