雑すぎるどころか禁じ手も使った弁護士ドラマ(イグナイト -法の無法者-の感想)
第1話に土屋太鳳が普通にゲストで出たことで話題になっていたが、それにしてもずいぶん雑な弁護士物だなと思って見ていたら、なんと敵側の弁護士を抱き込んでいたという禁断のオチ。及川光博のことだが、及川はどうもレギュラーらしい。2話以降はどうするの??(それにしても、この人はフシギな役者である。つねに同じ風貌、同じファッション、同じキャラクターを演じている)
第1話では、のっけから大がかりな特撮シーンがあり、スタントシーンもあったが、本当に必要なのか疑わしい。
白石萌歌は通常運転の毒舌キャラで、何か既視感があると思ったら、「相続探偵」の桜田ひよりだった。
そして間宮祥太朗は、いつもと違う熱血キャラという設定。これは少しやりにくそうだった。
全体に、無理して観る人の予想を裏切ろうとしていないか?
『イグナイト』と現実の“訴訟ビジネス”――義を燃料にする時代─
正義は、誰のために使われるのか──
TBS金曜ドラマ『イグナイト』は、訴訟を“仕掛ける側”の弁護士たちを描く異色のリーガルドラマ。
火種を探し、依頼人の怒りに火をつけ、法廷というビジネスの舞台へ。
この動画では、ドラマのストーリーを紹介しながら、現実の「訴訟ビジネス」の実態や制度の“商品化”の現状も深掘り。
正義が武器になり、利益が優先される世界で、私たちはどう立ち向かうべきかを考察します。
イグナイト -法の無法者-のあらすじ
父の死を機に弁護士となった宇崎凌は、就職難の末、母の紹介で「争いは起こせばいい」がモットーのピース法律事務所に拾われる。代表の轟謙二郎に連れられ、宇崎が最初に担当するのは、3年前に起きた山上工業の作業員死亡事故。被害者の妻・斎藤美咲に接触するも、宇崎の不用意な言動で警戒されてしまう。事故に疑問を抱いた宇崎は、独断で山上工業の社長に話を聞きに行くが、顧問弁護士の桐石拓磨が現れる。一癖ある事務所で、持ち前の根性だけが武器の宇崎が、事件の真相に迫っていくことになる。
イグナイト -法の無法者-のキャスト
宇崎凌(新米弁護士) – 間宮祥太朗
ピース法律事務所
伊野尾麻里(弁護士) – 上白石萌歌
高井戸斗真(弁護士) – 三山凌輝
轟謙二郎(代表) – 仲村トオル
周辺人物
宇崎純子(凌の母) – 藤田朋子
浅見涼子(刑事) – りょう
桐石拓磨(弁護士) – 及川光博
その他
バス運転手 – 宮川一朗太
女子高生 – 藤﨑ゆみあ
イグナイト -法の無法者-のスタッフ
企画・プロデュース・脚本 – 畑中翔太
脚本 – 山田能龍、山口健人
法律監修 – 福島健史
音楽 – 森優太
主題歌 – B’z「恐るるなかれ灰は灰に」(VERMILLION RECORDS)
プロデューサー – 山田久人、瀬崎秀人、駒奈穂子
編成 – 松本友香、杉田彩佳
監督 – 原廣利、山口健人、吉田亮
製作 – BABEL LABEL、TBS