まだ観ていない方は、Amazon Prime Videoで今すぐ視聴できます。
春になったらの感想
売れない芸人(濱田岳)と結婚したい助産師の奈緒と、余命3ヶ月の実演販売士である木梨憲武の親子のドタバタコメディ。
注目している見上愛と、MENSAの(笑)影山優佳もちらっと出てくる。
脚本家は原作付きをやらないと明言している人だが(「海猿」「ガリレオ」などもやっているが…)、「チェイス」で剽窃騒ぎを起こし、それでもコンスタントに毎年ドラマを書き続けているベテラン福田靖。
奈緒の熱演はいつも通り楽しめるものだが、逆に言うと見どころはそれだけになりそうだ。
春になったら 見どころ
- 「死」と「生」を明るく、温かく描くホームドラマ
余命宣告というテーマを扱いながらも全体的に明るくユーモアを交えながら描かれている。死と向き合うことで改めて「生きること」の大切さや尊さを感じさせる。 - 木梨憲武と奈緒の絶妙な親子関係
長年連れ添った夫婦のような、時にぶつかり合いながらも深い愛情で結ばれた父娘の姿。木梨憲武演じる自由奔放でチャーミングな父親と、奈緒演じるしっかり者で優しい娘のやり取りが共感を呼んだ。 - 「やりたいことリスト」を通して描かれる人生の輝き
雅彦と瞳がそれぞれ作る「やりたいことリスト」が物語の軸。雅彦の過去や瞳の知らなかった一面が明らかになったり、二人が新たな経験をしたり、残された時間を大切に生きる姿が描かれる。一つずつクリアしていく過程で、家族の絆や大切な人との時間の尊さが浮き彫りになる。 - 個性豊かな周囲の人々との交流
瞳の結婚相手となる一馬(濱田岳)をはじめ、雅彦の昔の知り合いや、瞳が助産師として関わる人々など、様々な人との出会いや交流。 - 現実的な視点と希望
余命を宣告された人が実際に直面する感情の揺れ動き、周りの人々の葛藤もリアルに描かれた。残された時間をどう生きるか、どう向き合うかという希望を見出すメッセージが込められている。最終回の「旅立ちの式」は、悲しみだけでなく、温かい希望と感謝に満ちた感動的なシーンとなった。春になったら あらすじ
早くに母を亡くし、反発し合いながらも一つ屋根の下で支え合って生きてきた瞳(奈緒)と雅彦(木梨憲武)の父娘。いつも通りに迎えた元旦、2人は互いにとって衝撃的な報告をする。“瞳が3カ月後に結婚すること”、そして“雅彦が病によって余命3カ月と宣告されたこと”。お互いあぜんとしつつ、雅彦は、相手が10歳年上の売れないお笑い芸人であることを知って結婚に猛反対。一方の瞳も、かたくなに延命治療を受けようとしない雅彦をなんとか説得しようと試みる。互いの幸せを願うからこそ衝突や諦めを繰り返す親子は、それぞれ「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を作り、3カ月という残された時間を悔いなく過ごそうとする。次第に明らかになる瞳も知らなかった雅彦の過去や思い、そして雅彦も知らない瞳の結婚相手の秘密…。そして、瞳の結婚相手、親族、友人、職場の人々、雅彦の主治医など、個性豊かな周囲の人たちを慌ただしく巻き込みながら、2人はどのように理解し合い、3カ月後の“その時”を迎えるのか…?
春になったらを観るには?
春になったら キャスト
主要人物
椎名瞳 – 奈緒(幼少期:中野翠咲)
椎名雅彦 – 木梨憲武(学生時代:小林空叶)
瞳の関係者
川上龍之介 – 石塚陸翔
岸圭吾 – 深澤辰哉
大里美奈子 – 見上愛
椎名佳乃 – 森カンナ
杉村助産院
杉村節子 – 小林聡美
斉藤愛里 – 影山優佳
Lily bridal
黒沢健 – 西垣匠
森野舞衣 – 橋本マナミ
ヨッシーコーポレーション
中井義広 – 矢柴俊博
加賀屋吾郎 – 葵揚
アプローチ佐々木 – 吉田正幸
シャトル田口 – 神谷圭介
ホメーテ渋谷 – ホメーテ渋谷(本人役)
ヨリー・フジオカ – ヨリー・フジオカ(本人役)
その他
阿波野弘 – 光石研
神尾まき – 筒井真理子(幼少期:出口結葵)
矢萩亜弥 – 杏花
矢萩祐作 – 金子隼也春になったら スタッフ
脚本 – 福田靖
監督 – 松本佳奈、穐山茉由、稲留武
主題歌 – 福山雅治「ひとみ」(Amuse Inc. / Polydor Records)
音楽プロデューサー – 福島節
音楽 – 澤田かおり、YUKI KANESAKA
プロデューサー – 岡光寛子(関西テレビ)、白石裕菜(ホリプロ)
実演販売士監修 – ラショーモン亀山
芸人監修 – 神谷圭介
制作協力 – ホリプロ『春になったら』は、大切な人との時間、そして「生」と「死」について改めて考えるきっかけを与えてくれる、温かく感動的なドラマです。この記事で少しでも興味を持たれた方は、ぜひ本編をチェックしてみてください。