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アトムの童

3.0
岸井ゆきの(アトムの童) ドラマ
岸井ゆきの(アトムの童)
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『アトムの童』は、2022年10月16日~12月11日にTBS系「日曜劇場」枠にて放送。主演は山﨑賢人。神森万里江によるオリジナル脚本。若き天才ゲーム開発者が倒産危機の老舗玩具メーカーと手を組み、ゲーム業界の大資本企業に立ち向かい成長していく姿を描く。令和4年度(第77回)文化庁芸術祭参加作品。
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『アトムの童』ってどんなドラマ?

巨大な資本を武器にすべてを支配しようとするデジタル界の覇王。それに対し、消えかけたちいさな玩具工場のプライドと魂を胸に、インディー(個人)の意地をかけて立ち上がった若き天才ゲームクリエイター。ゲーム業界の覇権を巡る、裏切り、謀略、そして情熱が火花を散らすビジネス・エンターテインメント劇。神森万里江の下克上脚本とソリッドな演出で、理不尽な現実をクリエイティブの力で引っ繰り返す爽快感を感じさせる大人の青春ドラマ。

見どころは、アイデア一つを武器に、巨大企業が仕掛ける買収の罠や知的財産の強奪といった冷酷な「嘘」をぶち破っていく展開。主人公たちの前に立ちはだかる、IT大手「SAGAS(サガス)」の圧倒的なカリスマ社長・興津晃彦(オダギリジョー)の冷徹な合理性が、アトム玩具を危機に追いつめる。強大な資本の前に敗北を受け入れるか、市場をひっくり返す「本物のゲーム」を創り出すか。山﨑賢人の繊細な情熱と松下洸平の闘志、オダギリジョーのカリスマがぶつかり合う、下克上サクセスストーリー。

あらすじ

安積那由他(s山﨑賢人)は大手企業や販売元を介さず個人でゲームを制作する、通称「インディー」と呼ばれる若き天才ゲーム開発者。「ジョン・ドゥ」という名前で活動し、誰もその素顔を知らないことから「ゲーム業界のバンクシー」と称される存在。しかし、現在は自動車整備工場で働き、ゲーム開発からは離れ静かに暮らしていた。
そんな中、老舗玩具メーカーの「アトム玩具」は海外との価格競争などの影響で、廃業の危機を迎えていた。そこで一発逆転の経営再建をはかり、ゲーム制作へ参入すべく、「ジョン・ドゥ」を探し始める。資金もノウハウも持たないアトムは、藁にも縋る思いで「ジョン・ドゥ」とコンタクトを取ろうと奔走するが…。

キャスト

安積那由他(天才ゲーム開発者) – 山﨑賢人
菅生隼人(SAGASの社員) – 松下洸平
富永海(「アトム玩具」の創業家の一人娘) – 岸井ゆきの(幼少期:中野翠咲、中学時代:佐々木告[9])
■アトム玩具(廃業寸前の老舗玩具メーカー)
富永繁雄(2代目社長) – 風間杜夫
重樫謙吾(専務) – でんでん
各務英次(フィギュア造形師) – 塚地武雅(ドランクドラゴン)
鵜飼吉久(財務顧問) – 林泰文(第3話 – 第5話・第7話・最終話)
■SAGAS(大資本ネット企業)
興津晃彦(社長) – オダギリジョー
吉崎誠(社長秘書) – 六角慎司
■やよい銀行(「アトム玩具」「SAGAS」のメインバンク)
井手大(融資担当) – 馬場徹
小山田賢雄(神田支店支店長) – 皆川猿時
■MOCCHO CAFE(ネトゲカフェ)
森田聡 / モッチョ(店長) – 岡部大(ハナコ)
杉野結衣(アルバイト店員) – 飯沼愛
■経済産業省
堂島由里子(事務次官) – 西田尚美(第4話 – )
■その他
相良晶(パブリッシャー) – 玄理
緒方奏絵(公哉の母) – 戸田菜穂
緒方公哉(奏絵の息子) – 栁俊太郎
宮沢沙織(大財閥の社長) – 麻生祐未(第7話 – 最終話)
伊原総一郎(生保会社元会長) – 山﨑努(第8話・最終話)

感想

池井戸潤風のストーリーを、原作なしに無理やり展開しようとしているが、ツッコミどころが多すぎて、誰かまともな人はいなかったのかと思わせる。
それともただの説明不足なのか(あまりに自信満々に予算を使いまくっているので不安になる)。

たとえば、最重要のはずの「アトム玩具のコア技術」とは何なのか。アクションフィギュアの特許技術とだけ説明されるが、工場丸焼けになっても保全する様子もないのは、風間杜夫の頭の中にしかないということか。

山崎賢人松下洸平がジョン・ドゥ名義で2016年に発表したというゲーム「ダウンウェル」(下スクロールの珍しいアクションゲームで、実在)は、オンラインゲームと紹介されるが、誰も運営している様子がない。
それが2022年のユーザー評価ランキングで1位になっているという。
なんだかPS1タイトルみたいな描写に見えたのは、気のせいか?

そもそもゲームにはさまざまなジャンルがあるということを無視している。
オダギリジョー率いる和製Googleみたいな会社SAGAS(セガとの見立てがあるらしい)は、検索エンジンへの誘導のために金に明かせてゲームを作る不純な悪玉という設定で(そんな会社がなぜアクションフィギュアの技術を欲しがるのかわからない)、主人公たちと同ジャンルで戦う意味がわからない。
そもそも「ダウンウェル」とSAGASのガチャゲーはまったく別物だし。

全体にゲームデザイナー(ディレクター?)さえいればゲームを開発できるような雰囲気も漂っているが、PS1の時代ではないのでやはり時代錯誤だろう。

オダギリジョーは香川照之の代役らしいのだが、演技パターンとしては「大豆田とわ子と三人の元夫」のファンドマネージャーで、演技の手持ちが意外と少ないと思った。

岸井ゆきのには、この逆境でもがんばってほしいと思っている。

アトムの童を観るには?

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アトムの童 スタッフ

脚本 – 神森万里江畠山隼一
脚本協力 – 畠山隼一兒玉宣勝
ナレーター – 神田伯山
音楽 – 大間々昂
挿入歌 – Natumi.「ラストノート」(avex trax)(第4話・第6話)
協力 – 海洋堂、PlayStation、Disney+
キャラクター協力 – 松下進
劇中ゲーム設定監修協力 – 一條貴彰(HEAD-HIGH)、水谷俊次(PLAYISM)、山中琢(PLAYISM)、北尾雄一郎(ゲーム制作 / GEMDROPS)
映像構成 – 東宝ステラ 日映アーカイブ、読売新聞社
ゲーム画面協力 – HAL
銀行監修 – 菅井敏之、アスコム
医療監修 – 中澤暁雄
ナビ・スポット – 岡田幹信
プロデュース – 中井芳彦益田千愛
演出 – 岡本伸吾山室大輔大内舞子多胡由章
製作著作 – TBS
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