『ムショぼけ』は、2021年10月3日~12月12日に朝日放送テレビ(ABCテレビ)「ドラマ+」で放送。企画プロデュースは藤井道人、主演は北村有起哉(連続ドラマ初主演)。元ヤクザの最高幹部から小説家に転身した経験を持ち、12年間の刑務所生活を送った沖田臥竜の実体験に基づく任侠コメディ。
ムショぼけの感想
尼崎を舞台とするオフビートな大阪朝日放送の深夜ドラマだが、こちらではTVKで見られる。
監督も大阪で活動するアベラヒデノブ(阿部羅は本名らしい)だし、尼崎出身という松尾諭をはじめ、木下ほうかなど関西の役者が脇をかためる。
関西の人ではない武田玲奈は、ネトアギャル役である。
ムショぼけのあらすじ
敵対組織の組長襲撃を成功させ、5000万円と自らの組を約束されたヤクザ・陣内宗介。しかし報酬は反故にされ、破門され、妻にも離婚されて刑務所で全てを失う。14年後に出所した陣内は堅気として生きる決意をするが、禁煙の居酒屋や有料レジ袋など、世の中の変化に戸惑う。スマホも使えず奇行を繰り返す陣内の前に、刑務所時代の刑務官・夜勤部長が現れる。「お前は重度のムショぼけや」と告げられ、陣内は現実と幻想の狭間で再び悪夢に囚われていく。
ムショぼけを観るには?
ムショぼけ キャスト
陣内宗介(元暴力団構成員) – 北村有起哉
夜勤部長(刑務官) – 板尾創路
HIRO(暴露系の極道インフルエンサー) – 九条ジョー(コウテイ)
リサ(人気インフルエンサー) – 武田玲奈
平松(二代目徳島組のヤクザ) – 木下ほうか
さとし(二代目徳島組のヤクザ) – 松尾諭
オカン(母) – 末成映薫
ナツキ(娘) – 鳴海唯
カイト(息子) – 山崎竜太郎
キヨカ(離婚した嫁) – 新宅マキ
シゲ(運送会社の同僚) – 藤井陽人
しょうぞう(同僚) – 長村航希
夜勤部長(刑務官) – 板尾創路
HIRO(暴露系の極道インフルエンサー) – 九条ジョー(コウテイ)
リサ(人気インフルエンサー) – 武田玲奈
平松(二代目徳島組のヤクザ) – 木下ほうか
さとし(二代目徳島組のヤクザ) – 松尾諭
オカン(母) – 末成映薫
ナツキ(娘) – 鳴海唯
カイト(息子) – 山崎竜太郎
キヨカ(離婚した嫁) – 新宅マキ
シゲ(運送会社の同僚) – 藤井陽人
しょうぞう(同僚) – 長村航希
ムショぼけ スタッフ
原作 – 沖田臥竜「ムショぼけ」(小学館文庫(小学館)刊)
脚本・監督 – アベラヒデノブ、澤口明宏、逢坂元
企画プロデュース – 藤井道人
主題歌 – 倉木麻衣「ONE LOVE」(NORTHERN MUSIC)
音楽 – 岩本裕司
劇中歌 – 『せぶんすたー』武田玲奈、『オレンジ amanatsu ver.』myeahns
刺青 – 彫政統
アクション – 中村健人、奥深山新
ロケ協力 – ひょうごロケ支援Net、あまがさき観光局、岸和田市、岸和田市観光協会
技術協力 – アイネックス
HP・SNS – デジアサ
音響効果 – シネマサウンドワークス
美術プロデューサー – 小林沙奈美
美術進行 – 橋本泰至
美術協力 – つむら工芸
チーフプロデューサー – 山崎宏太(朝日放送テレビ)
プロデューサー – 南雄大(朝日放送テレビ)、山田久人(BABEL LABEL)、角田道明(Lat-Lon)
制作協力 – BABEL LABEL、Lat-Lon
制作著作 – 朝日放送テレビ
脚本・監督 – アベラヒデノブ、澤口明宏、逢坂元
企画プロデュース – 藤井道人
主題歌 – 倉木麻衣「ONE LOVE」(NORTHERN MUSIC)
音楽 – 岩本裕司
劇中歌 – 『せぶんすたー』武田玲奈、『オレンジ amanatsu ver.』myeahns
刺青 – 彫政統
アクション – 中村健人、奥深山新
ロケ協力 – ひょうごロケ支援Net、あまがさき観光局、岸和田市、岸和田市観光協会
技術協力 – アイネックス
HP・SNS – デジアサ
音響効果 – シネマサウンドワークス
美術プロデューサー – 小林沙奈美
美術進行 – 橋本泰至
美術協力 – つむら工芸
チーフプロデューサー – 山崎宏太(朝日放送テレビ)
プロデューサー – 南雄大(朝日放送テレビ)、山田久人(BABEL LABEL)、角田道明(Lat-Lon)
制作協力 – BABEL LABEL、Lat-Lon
制作著作 – 朝日放送テレビ
ムショぼけの原作(沖田臥竜)
発売前に地上波連ドラ化決定!衝撃の一冊。祝!地上波テレビ連続ドラマ化決定!!
大阪刑務所の門の前に、40過ぎの男がひとり立っていた。
陣内宗介、元ヤクザ。14年ぶりのシャバだ。
ジギリ(組のために身体を張ること)で銃を握って長期服役したのに、5000万円の見返りどころか、組を破門になった。妻も子供も離れていった。
絵に描いたような、社会のおちこぼれだ。
陣内は還暦すぎたオカンと2人暮らしを始め、カタギになった元若頭の内装屋で仕事を始める。ユーチューバーになって調子こいている元舎弟を呼び出してドヤしつけると、元舎弟にメッセージが届いた。
「その人、私の父かもしれません」。メッセージの送り主は、14年会っていなかった娘だった――
長期服役によって「拘禁反応」(いわゆるムショぼけ)に悩まされる男が、ヤクザとカタギと家族と仲間と一緒になって、怒って、ヘコんで、笑って、泣いて、まっすぐに、兵庫・尼崎の夏を駆け抜ける。
狂っているのは、俺なのか、世界なのか。


