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あきない世傳 金と銀

3.5
小芝風花(あきない世傳 金と銀) ドラマ
小芝風花(あきない世傳 金と銀)
あきない世傳 金と銀は、2023年12月8日~2024年2月2日にNHK BS、NHK BSプレミアム4Kの新BS時代劇枠にて放送。シーズン2は2025年4月6日~5月25日にNHK BS、NHK BSプレミアム4KのBS時代劇枠にて放送。シーズン3は2026年春に放送予定と発表されている。シーズン1は幸が智蔵(六代目徳兵衛)と夫婦になるまで、シーズン2は周助が八代目徳兵衛を継ぐところまでが描かれた。

あきない世傳 金と銀の感想

シーズン1

みをつくし料理帖」に続く高田郁の人気シリーズ。
「みをつくし」は地上波の「土曜時代ドラマ」時代(NHKの大河ドラマと合わせて二大時代劇枠)のドラマだったが、それがBSに再編されたのがBS時代劇の枠。そのわりにはあまりパッとしなかったが、本作はヒットしそうな予感。

時代は享保、大阪天満の呉服屋を舞台に、摂津から9歳で奉公入りし、女衆から御寮人、女主人まで上りつめる話になるらしい。
ヒロインは小芝風花(1話は達者な子役の永瀬ゆずなで、9歳から2年後でもう26歳の小芝になるのはちょっと無理ある)、長男のダメ4代目の御寮人に朝倉あき

あきない世傳 金と銀のあらすじ

学問好きの少女・幸は、父と兄を亡くし9歳で大坂天満の呉服商「五鈴屋」へ奉公に出る。女は店に出られぬ決まりの中、番頭の治兵衛に商いを学び商才を発揮。14歳で四代目徳兵衛の後妻となり、のちに五代目惣次の妻となるが、才覚ゆえに惣次の妬みを買う。のちに惣次は失踪し、六代目を継いだ智蔵と再婚。二人で商いを広げるが、江戸出店準備中に智蔵が急死する。跡継ぎ不在で困る中、幸は期限付きで七代目に就任。江戸には「女名前禁止」がなく、幸は江戸店主として多くの危機を乗り越え、「百年続く五鈴屋」を目指して奮闘する。

あきない世傳 金と銀を観るには?

あきない世傳 金と銀 キャスト

■五鈴屋
幸 – 小芝風花(幼少期:永瀬ゆずな
■徳兵衛(長男) – 渡辺大
惣次(二男) – 加藤シゲアキ
智蔵(三男) – 松本怜生
富久(二代目の妻) – 高島礼子
治兵衛(番頭) – 舘ひろし
鉄七 / 鉄助(手代頭) – 八嶋智人
お竹(年長の女衆) – いしのようこ
お梅 – 内藤理沙
お杉 – 大西礼芳
留七 – 辻本祐樹
佐七 / 佐助 – 葵揚
伝七 – 虎太郎
末七 – 北野秀気
賢輔 / 賢吉(丁稚) – 佐久間悠
■津門村
お房(幸の母) – 街田しおん
結(幸の妹) – 長澤樹
彦太夫 – 板尾創路
■大坂
菊栄(船場の小間物屋・紅屋の末娘) – 朝倉あき
お勢(乾物屋主人) – 萬田久子
お染(治兵衛の妻) – 細川直美
伏見屋為右衛門 – 田中健
桔梗屋孫六(天満の呉服商の店主) – 吉見一豊
周助(桔梗屋の番頭) – 泉澤祐希
柳井道善 – 秋野太作
備前屋番頭 宗助 – 松尾貴史
亀三(人形浄瑠璃の人形遣い) – 星田英利
真澄屋 – 山西惇
■江州
仁左衛門(庄屋) – 中原丈雄
亮介(織屋の中庄) – 神尾佑
茂作(お染の叔父で近江商人) – 小松利昌
■江戸
和三郎(指物師) – 浅利陽介
お才(和三郎の姉で力造の女房) – 菜葉菜
力造(染物師) – 池田努
菊瀬栄次郎(歌舞伎役者) – 風間杜夫
吉二(栄次郎の弟子) – 齋藤潤
中村富五郎(歌舞伎界のスター) – 片岡千之助
枡吾屋忠兵衛(本両替商) – 髙嶋政伸
荘八(近江屋江戸店支配人) – 村田雄浩
白雲屋(五鈴屋に店を譲る) – 小倉久寛

あきない世傳 金と銀 スタッフ

原作 – 髙田郁
脚本 – 山本むつみ
語り – 森田美由紀アナウンサー
時代考証 – 谷直樹、岩間香
所作指導 – 西川箕乃助[注 1]、若柳吉優亮
大坂ことば指導 – 村上かず
呉服指導 – 高田啓史
仏事指導 – 近松誉、大鹿孝順、金嶽宗信
医事指導 – 若尾みき
近江ことば指導 – 西村頼子
機織り指導 – 長谷川博紀
和裁指導 – 小林操子
そろばん指導 – 太田敏幸
書道指導 – 金敷駸房
芸能指導 – 友吉鶴心
染物・小紋染め指導 – 中條康隆
撮影協力 – 常総市、香取神社、茨城町、観福寺、飯高寺、坂戸市、伊勢形紙協同組合[18]
資料提供 – 江戸消防記念会
演出 – S1:田中健二船谷純矢岡野宏信中野亮平(NHKエンタープライズ)、S2:田中健二、木村隆文、船谷純矢、岡野宏信(NHKエンタープライズ)
音楽 – 未知瑠
制作統括 – S1:山本敏彦(NHKエンタープライズ)、柳川強(NHK)、S2:山本敏彦(NHKエンタープライズ)、本木一博(NHK)

あきない世傳 金と銀の原作(髙田郁)

2016年2月に『あきない世傳 金と銀 源流篇』がハルキ文庫(角川春樹事務所)から刊行され、2022年8月に完結となる『あきない世傳 金と銀(十三) 大海篇』が刊行された。2023年8月と2024年2月に、それぞれ登場人物のうちの4人を主人公とした短編4話の特別巻 2巻が刊行されている。
江戸中期、兄と父を亡くし大坂天満の呉服商に奉公に出た学者の娘・幸(さち)が商才を発揮し商人へと成長する物語。

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