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アンセイン 〜狂気の真実〜

3.5
クレア・フォイ(アンセイン 〜狂気の真実〜) 映画
クレア・フォイ(アンセイン 〜狂気の真実〜)
『アンセイン 〜狂気の真実〜』(原題: Unsane)は2018年にアメリカ合衆国で公開されたスリラー映画。監督はスティーヴン・ソダーバーグ、主演はクレア・フォイ。

アンセイン 〜狂気の真実〜の感想

精神病院強制入院をモチーフに、途中までヒロイン(クレア・フォイ)が狂っているような演出になっていて後味が悪い(サイコスリラーというより、居心地が悪い)。

あっさり殺されてしまうジェイ・ファローが潜入記者なのは、サミュエル・フラーの「ショック集団」のオマージュだろう。

ソダーバーグは本作を全編iPhone7で撮影したという。被写界深度が深く、観客はどこを見るべきなのかを自分で決めなければならない。居心地の悪さはそれに由来しているのかも。

アンセイン 〜狂気の真実〜のあらすじ

聡明な女性ソーヤーは転職で仕事の苦境を脱するが、長年ストーカー被害に悩まされていた。自助グループで自殺念慮を打ち明けたことで精神科に強制入院させられ、訴えは「妄想」と誤解される。実はストーカーのデヴィッドが病院に清掃員として潜り込み、薬の過剰投与を仕組んでいた。孤立する中、薬物依存から立ち直ろうとする患者ネイトだけが味方となり、病院の不正やデヴィッドの正体が明らかになる。ソーヤーは携帯電話を巡る取引で脱出を図るが、デヴィッドに察知され、状況はさらに悪化していく。

アンセイン 〜狂気の真実〜を観るには?

アンセイン 〜狂気の真実〜キャスト

クレア・フォイ – ソーヤー・ヴァレンティーニ
ジョシュア・レナード – デヴィッド・ストライン
ジェイ・ファロー – ネイト・ホフマン
ジュノー・テンプル – ヴァイオレット
エイミー・マランス – アシュレイ・ブライターハウス
エイミー・アーヴィング – アンジェラ・ヴァレンティーニ
ポリー・マッキー – ボールズ看護師
マット・デイモン – ファーガソン刑事

アンセイン 〜狂気の真実〜 作品情報

監督 – スティーヴン・ソダーバーグ
製作 – ジョセフ・マロック
製作総指揮 – ダン・フェルマン、ケン・メイヤー、アーノン・ミルチャン
音楽 – トーマス・ニューマン
撮影 – ピーター・アンドリュース
編集 – メアリー・アン・バーナード
製作会社 – リージェンシー・エンタープライズ
エクステンション765
配給 – アメリカ合衆国の旗 フィンガープリント・リリーシング、ブリーカー・ストリート
イギリスの旗日本の旗 20世紀フォックス
公開 – アメリカ合衆国の旗 2018年3月23日
日本の旗 劇場未公開
上映時間 – 98分
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