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告白の代価

4.0
チョン・ドヨン(告白の代価) ドラマ
チョン・ドヨン(告白の代価)
告白の代価(原題:자백의 대가、英題:The Price of Confession)は、夫殺害の容疑をかけられた美術教師ユンス(チョン・ドヨン)と謎の女性モ・ウン(キム・ゴウン)を中心に、彼女たちの秘密と事件が交錯する韓国のミステリーサスペンスドラマ。全12話。2025年12月5日からNetflixで独占配信。 

告白の代価の感想

キム・ゴウン(告白の代価)

キム・ゴウン(告白の代価)


死刑囚が偽の自白を売るというトロープは、すでに存在するが、司法取引物や「誰かを庇うため」というものが多かった。本作は、極刑(韓国では事実上死刑が執行されていない)が確実視される囚人が、(もう一人ぐらい殺したことになってもいいので)偽の自白を売る(取引条件にする)という話だが、売る相手を偽告白する殺人の容疑者とした場合、その二人の接点をどうするかが必然的に問題になる。そこで刑未確定の拘置所という舞台が想定される。

そう考えると、本作の発想はかなりユニークで、脚本がよく練られたものであることがわかる。自白が偽のものだとすると真犯人は一体誰なのかというミステリにもなるからだ。

本作はこうした枠組みの中で、ゴア描写、警察の無能、陰謀、暗闇に潜む殺人者、カーチェイス、サイコパスなどを適度に散りばめて飽きさせない工夫を重ね、最終的にはシスターフッドの物語になっている。伏線も概ね回収されている(時計の痕など忘れているのではと心配したら、最終回できちんと描写されていた)。ただし序盤のミスディレクション(夫が死んだばかりなのに笑みを浮かべる妻、怪しい夫の浮気相手)には種明かしはなく、主にチョン・ドヨンが演じるミステリアスな女の存在感に収斂させられている。

また真犯人の動機にはやや無理がある(8話目ぐらいで急にエピソードが出てくる)。ここは設定のユニークさにかかわる部分なので、きちんと序盤に伏線が欲しかったところだ。

主演女優は演技派として知られる二人らしい。チョン・ドヨンは「キル・ボクスン」で知っているが、整形していないということで有名なキム・ゴウンについては、トッケビも知らない私は初めて見た。「シスターズ」というのが面白そうなので見てみようかな。

それにしても、遺体の周りに腐食液を撒く理由がよくわからないのだが…

告白の代価のあらすじ

夫殺しの容疑で逮捕された美術教師アン・ユンスは、拘置所で、“魔女”と呼ばれるモ・ウンと出会い、「夫殺しを告白する代わりに、ある人物を殺してほしい」持ちかけられる。娘と再会したいユンスはこの取引に応じ、狙い通りに保釈されたが、その“代価”を果たす重圧に追い詰められていく。

告白の代価を観るには

告白の代価 キャスト

アン・ユンス(美術教師) – チョン・ドヨン
モ・ウン(魔女) – キム・ゴウン
ペク・ドンフン (検事) – パク・ヘス
チャン・ジョング(ユンスの弁護士) – チン・ソンギュ
チン・ヨンイン (モ・ウンの国選弁護士) – チェ・ヨンジュン
ペ・スンドク(保護観察官) – イ・サンヒ
イ・ギデ(ユンスの夫) – イ・ハユル
チェ・スヨン(チン弁護士の妻) – チョン・ウンソン
コ・セフン(歯科医師夫妻の息子) – ナム・ダルム
ユ・ドンウク(セフンの祖父) – イ・ギュフェ

告白の代価 スタッフ

脚本 – クォン・ジョングァン
演出(監督) – イ・ジョンヒョ

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