『ゼイリブ』ってどんな映画?
資本主義社会に潜む見えない支配者層の陰謀と、それに気づいた労働者たちの命懸けのレジスタンスを描く。カルト映画の巨匠ジョン・カーペンターが監督を務め、フランク・アーミテイジによる辛辣な風刺と緊張感に満ちた脚本が見事に融合。現代社会への強烈なメッセージを内包し、今なお色褪せないSFサスペンスアクションの傑作。
見どころは、世界の真実を知ってしまったナダが、孤独なゲリラ戦を展開していく緊迫のサスペンスプロットと、映画史に残る壮絶な殴り合い。真実を信じようとしないフランクを説得するために展開されるのタイマン勝負や、テレビ局の女性プロデューサーであるホリ(メグ・フォスター)との間で繰り広げられる、誰が敵で誰が味方か分からない心理戦が観る者をハラハラさせる。
さらに、テレビの画面を通じて警告を発する宣教師や髭の男、レジスタンス活動に関わる父親や黒人革命家たちの戦いも激化。一方、エイリアン側はブロンドの警官らの警察権力を使い、テレビの女優らメディアをも駆使して人類の脳を支配し、執拗な追跡でナダたちを追い詰めていく。
嘘で塗り固められた安泰に甘んじるか、それともサングラスをかけて絶望的な真実と戦うか。知らぬ間に奴隷化されていく世界に反旗を翻し、人類の目を開かせるためにナダたちが下す最後の選択。洗脳されたディストピアの不気味さを、ハードなガンアクションと鋭いユーモアで描ききった、最高峰のディストピア・サスペンスだ。
あらすじ
失業中の労働者ナダ(ロディ・パイパー)は、職を求めてロサンゼルスの街へ流れ着き、親方(ノーマン・オールデン)が仕切る工事現場で働き始める。そこで出会った不骨な男フランク(キース・デイヴィッド)の紹介で、浮浪者(ジョージ・バック・フラワー)たちが暮らすキャンプに身を寄せる。ある日、キャンプの向かいにある教会で怪しげな行動をとるギルバート(ピーター・ジェイソン)らのグループを目撃したナダは、教会の隠し部屋から不思議なサングラスを発見。それをかけて街を見た瞬間、彼の世界は一変する。広告には「従え」「消費せよ」というメッセージが隠され、身なりのいい客(ジョン・F・ゴフ)など街を歩く特権階級の一部が、実はドクロのような不気味なエイリアンの姿だったのだ。
キャスト
フランク – キース・デイヴィッド
ホリー – メグ・フォスター
浮浪者 – ジョージ・バック・フラワー
ギルバート – ピーター・ジェイソン
宣教師 – レイモン・サン・ジャック
髭の男 – ジョン・ローレンス
親方 – ノーマン・オールデン
父親 – ジェイソン・ロバーズ・Jr
テレビの女優 – スーザン・ブランチャード
身なりのいい客 – ジョン・F・ゴフ
ブロンドの警官 – ノーマン・ハウエル
黒人革命家 – サイ・リチャードソン
感想
初見である。
主人公のロディ・パイパーという人は、この映画に出た以外はプロレス人生の人だった。
中盤のサングラスかけるかけないの大格闘が見ものである。
薄いブルーの瞳のメグ・フォスター(裏切るとしか思えない)は、多くの映画に出ているが、私は全然知らない。
1988年、レーガン政権時代の映画で、カーペンターは資本主義批判と言っているが、かなり過激。
96分しかないのにやたら長く感じる映画だ。
『ゼイリブ』を観るには?
『ゼイリブ』作品情報
脚本 – フランク・アーミテイジ
原作 – レイ・ネルソン
製作 – ラリー・J・フランコ
製作総指揮 – シェップ・ゴードン、アンドレ・ブレイ
音楽 – ジョン・カーペンター、アラン・ハワース
撮影 – ゲイリー・B・キッブ
編集 – ギブ・ジャフェ、フランク・E・ヒメネス
配給 – アメリカ:ユニバーサル・ピクチャーズ、日本:東宝東和
公開 – アメリカ:1988年11月4日、日本:1989年1月28日
上映時間 – 96分




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