僕のヤバイ妻

木村佳乃(僕のヤバイ妻)
木村佳乃(僕のヤバイ妻)

2016年4月19日~6月14日の毎週火曜22時-22時54分に、関西テレビ制作・フジテレビ系列「火曜22時枠」で放送。全9回。黒岩勉脚本によるオリジナルドラマ。カフェ経営者の夫が、妻の誘拐事件に巻き込まれていくうちに、妻の本性が明かされていくサスペンスドラマ。主演は伊藤英明で、地上波連続ドラマ主演はテレビ朝日系『ダブルス〜二人の刑事』(2013年4月)以来3年ぶり。伊藤英明は木村佳乃との共演は『Over Time-オーバー・タイム』『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』『罪人の嘘』に続いて4度目で、相武紗季との共演は『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』以来、佐藤隆太との共演は『海猿シリーズ』以来。2018年にトルコ共和国でリメイク版が制作(『Mother』、『Woman』に続くトルコでのリメイク)。

僕のヤバイ妻のあらすじ

望月幸平は妻(真理亜)の両親の遺産であるカフェを経営しているが、夫婦生活に嫌気がさしており、カフェの料理長で愛人の北里杏南と真理亜殺害を企てるが、実行直前に、真理亜が何者かに誘拐されていることを知る。

僕のヤバイ妻の感想

拡大版とはいえ、初回1話で、伊藤英明の毒殺未遂から木村佳乃の狂言誘拐まで描ききってしまう脚本は切れ味が良かった。オリジナルとして書き下ろした黒岩勉という人は「ようこそ、わが家へ」で肩透かしを食わせてくれたのだが、相武紗季キムラ緑子宮迫博之高橋一生などが入れ替わり立ち替わりジェットコースターのように情勢を変える毎話の手際は、ほとんどサスペンスドラマのパロディで、楽しめた。2億円のキャッシュの使い方など、古典的ではあるが、うまいものである。

伊藤英明の(演じる夫の)馬鹿ぶりが通底しているのだが、最後にそれを伏線としてもうひとつどんでんがあるのかと思って見ていたら、優等生ぶりが似合う木村佳乃がもう一枚上というしゃれた終わり方で感心した。最終回までそこそこ面白いドラマは珍しい。

僕のヤバイ妻のキャスト

主要人物
 望月 幸平〈38〉 – 伊藤英明
 望月 真理亜〈37〉 – 木村佳乃
 北里 杏南〈29〉 – 相武紗季
 相馬 誠一郎〈37〉 – 佐藤隆太
 矢吹 豊〈25〉 – 浅香航大
 鯨井 有希〈50〉 – キムラ緑子
 鯨井 和樹〈35〉 – 高橋一生
 横路 正道〈44〉 – 宮迫博之
カフェ「マスターピース」
 藤原 龍太 – 小園凌央
 松本 穂香 – 児玉絹世
 熊谷 司 – 関口アナム
望月家
 望月 香織 – 遊井亮子
 望月 楓 – 木内心結
 望月 久米子 – 梅沢昌代
捜査一課
 加藤 了治 – 佐々木征史
 柴崎 修 – 大迫一平
 政宗 絵里子 – 梅舟惟永
その他
 緒方 彰吾〈34〉 – 眞島秀和
 木暮 久雄〈46〉 – 佐々木蔵之介
 米田 博 – 山中崇
 長谷川 – 近江谷太朗

僕のヤバイ妻の人物相関図

僕のヤバイ妻の人物相関図

僕のヤバイ妻のスタッフ

脚本 – 黒岩勉
演出 – 三宅喜重(関西テレビ)、国本雅広(ケイファクトリー)
音楽 – 横山克
主題歌 – 安室奈美恵「Mint」(Dimension Point)
オープニングテーマ – Anly「EMERGENCY」(Sony Music Records)
技術統括 – 横山和明
撮影 – 中山秀一、岡崎真一
照明 – 金子宗央
音声 – 矢川祐介
編集 – 矢野数馬
美術プロデューサー – 津留啓亮
美術デザイン – 根本研二
衣装 – 川本誠子
スタイリスト – 根岸豪、中井綾子
オープニングタイトル – 熊本直樹
編成 – 南口博孝(関西テレビ)/野崎理(フジテレビ)
宣伝 – 前田香久、佐藤英明(関西テレビ)
広告 – 宮内覚(関西テレビ)
プロデューサー – 豊福陽子(関西テレビ)/千葉行利宮川晶(ケイファクトリー)
制作協力 – ケイファクトリー
制作著作 – 関西テレビ放送

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僕のヤバイ妻のネタバレ・レビュー

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