2004年1月14日~3月17日の毎週水曜22:00-22:54にTBS系で放送。主演は江角マキコ。初回は15分拡大の23:09まで放送。平均視聴率7.3%。本作を最後にTBS水曜10時枠の連続ドラマ枠は終了し、水曜プレミア(単発特別番組枠)に改編された。
江角という女優は次第に居場所をなくしていった(それは、突然、嵐のように…の感想)
2004年のドラマで、前年に「ショムニ」をシーズン2まで終えた江角マキコのサバサバキャラクターは、今見てもそれなりの魅力があると思う。
しかし本作の直後に(放映中だったのではないだろうか?)年金未納事件があり、出産で姿を消した後は、グータンヌーボーの人になったり、山口智子の「ダブルキッチン」のリメイク「トリプルキッチン」を演ったりしつつ、「キッチンウォーズ」などの天海祐希ともバッティングし、江角という女優は次第に居場所をなくしていった印象がある。
最終的に長嶋一茂邸落書き事件で逆ギレし、2011年の「ブルドクター」が最後の連ドラになるのである。
ドラマは、結婚7年目の主婦である江角が高校生のダンス教室講師の山Pと恋に落ちるというストーリーなのだが、19歳の山Pはほとんど今と変わりない演技力で、まるで釣り合わない。
同い年の綾瀬はるかがどうでも良い役で目を引くが、まさかこの娘がこの年の夏ドラマ(セカチュー)でブレイクすると予想した人は少なかったと思う。
あと江角の妹役(子連れの出戻り)で若い木村多江が出ており、これはかなりカメラ映えしている。メジャーになっていくのはもう少し先なのだが、この人のほうは、その片鱗が明らかなのだった。
綾瀬はるか
木村多江
それは、突然、嵐のように… 見どころ
結婚7年目の主婦・こずえ(江角マキコ)と、現役高校生でダンス講師の拓馬(山下智久)との年の差恋愛を描いた作品。平均視聴率は7.3%。
- 主人公・こずえを演じた江角マキコは、当時「ショムニ」シリーズでのコミカルなイメージが強かったため、本作での繊細な心情を表現する演技には賛否が分かれ、一部の視聴者からは「一本調子の演技に感じた」との声も
- 拓馬役の山下智久は当時20歳で、初々しい演技が話題に。「山Pが幼くて初々しい」との感想も。
- こずえと拓馬が抱き合うシーンでは、当初キスシーンが予定されていたが、江角の提案により、キスをせずに抱き合う演出に変更。二人の切ない関係性がより強調された
- 放送当時の視聴率は振るわなかったものの、再放送や配信を通じて再評価。山下のファンからは「山Pがカッコいい」との声が多く寄せられている。
それは、突然、嵐のように…のあらすじ
結婚7年目の主婦・小川こずえ(江角マキコ)は、ある雨の日に高校生でダンス教室講師の深沢拓馬(山下智久)と出会い、戸惑いながらも恋に落ちていく。
それは、突然、嵐のように…のキャスト
小川こずえ – 江角マキコ
深沢拓馬 – 山下智久
小川日出男 – 柳葉敏郎
早川香織 – 宮地真緒
上島ゆきえ – 木村多江
杉浦克己 – 小橋賢児
石倉喜代子 – 加藤貴子
加瀬啓介 – 勝地涼
臼井加奈 – 山田優
牧野佐保 – 綾瀬はるか
吉沢和美 – 濱田マリ
半田武彦 – 村杉蝉之介
上島菜之花 – 遠藤由実
高階由梨子 – 渡辺典子
東海林京子 – 鷲尾真知子
楠本藤一郎 – 井上順
中村はなえ – 白川由美
中村光三 – 竜雷太
深沢拓馬 – 山下智久
小川日出男 – 柳葉敏郎
早川香織 – 宮地真緒
上島ゆきえ – 木村多江
杉浦克己 – 小橋賢児
石倉喜代子 – 加藤貴子
加瀬啓介 – 勝地涼
臼井加奈 – 山田優
牧野佐保 – 綾瀬はるか
吉沢和美 – 濱田マリ
半田武彦 – 村杉蝉之介
上島菜之花 – 遠藤由実
高階由梨子 – 渡辺典子
東海林京子 – 鷲尾真知子
楠本藤一郎 – 井上順
中村はなえ – 白川由美
中村光三 – 竜雷太