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下町ロケット

4.0
イモトアヤコ(下町ロケット[wowow版]) ドラマ
イモトアヤコ(下町ロケット[wowow版])
下町ロケットは、池井戸潤の小説を原作として、2011年8月21日~9月18日の毎週日曜22時-23時にWOWOW「連続ドラマW」で放送。主演は三上博史。第29回ATP賞テレビグランプリ2012ドラマ部門・優秀賞。2015年10月18日~12月20日にTBS系「日曜劇場」枠で『下町ロケット』『下町ロケット2 ガウディ計画』をベースとした前・後編2部構成、全10話が放送。2018年10月14日~12月23日に『下町ロケット ゴースト』『下町ロケット ヤタガラス』をベースとした全11話の続編が放送。さらに2019年1月2日、佃製作所の「その後」が「新春ドラマ特別編」として放送。

下町ロケットのあらすじ

下町ロケット

佃製作所は主要取引先から取引終了を通知され、資金繰りに苦しむ。競合のナカシマ工業から特許侵害で訴えられ、融資も断られる。一方、帝国重工から特許を20億円で譲るよう持ちかけられるが、社長・佃航平はロケットへの部品供給を目指す。若手社員は反発し、帝国重工の財前は技術を評価するが、部下・富山が部品供給のテスト担当となり、部品供給を巡るテストが始まる。

下町ロケット ガウディ計画

数年後、佃製作所は人工心臓用バルブの取引をサヤマ製作所に奪われ、ロケットエンジン開発でも敗れる。元部下の真野から人工弁「ガウディ」の開発依頼を受けるが、貴船の弟子・一村の妨害で認可が下りず、資金も尽きる。しかし、サヤマ製作所のデータ偽装が原因で被験者が急死し、佃製作所の人工弁が実用化へ向け再起する。

下町ロケット ゴースト

数年後、佃製作所はヤマタニとの取引が白紙になり、帝国重工も不正会計で経営悪化。経理部長・殿村の農作業を手伝った佃は農業参入を決意し、トランスミッション開発に着手。ギアゴーストとの受注コンペに勝ち、トランスミッション開発を受注するが、特許侵害訴訟やダイダロスとの業務提携で窮地に。帝国重工はロケット打ち上げ後、農業参入を宣言。殿村は農家を継ぐため退職し、佃製作所は新たな挑戦と困難に直面する。

下町ロケット ヤタガラス

佃製作所は、農業参入した財前の依頼で無人農業用ロボット開発に参画。帝国重工とのプロジェクトは的場によって奪われ内製化されるが、ダイダロスとギアゴーストがキーシンと組み「ダーウィンプロジェクト」で対抗。的場の過去が暴かれ、帝国重工はプロジェクトで完敗し、佃製作所への外注に戻る。佃は島津を招き、高性能なエンジンとトランスミッションを完成。帝国重工の「ランドクロウ」と「ダーウィン」が発売されるが、両方に問題が発生。伊丹や重田の復讐心、農業の未来への思い、企業の威信が交錯する中、プロジェクトは新たな局面を迎える。

下町ロケットの感想

WOWOW版の感想

BSでWOWOW版を放映しているのでなんとなく見ている。次週が最終回なのでそろそろ感想を残しておこう( WOWOW版にはガウディもゴーストもヤタガラスもない)。

キャスティングではやはり日曜劇場版のほうが「やるな」という感じなのだが(最大の違いは、財前部長が 吉川晃司ではなく 渡部篤郎というところだ)、原作の良さで面白い。と書くとキャスティングが悪いようだが、原作ともTBS版とも違う女弁護士(神谷先生)を演じる 寺島しのぶを含め、意外と楽しめる。(2023/7/23)

下町ロケット(WOWOW版)を観るには?

WOWOW版のキャスト

つくだ製作所

 佃航平 – 三上博史

 江原春樹 – 池内博之

 真野賢作 – 綾野剛

 山崎光彦 – 松尾諭

 津野薫 – 光石研

 殿村直弘 – 小市慢太郎

 田辺篤 – 井上高志

航平の家族

 佃利菜 – 美山加恋

 佃和枝 – 長内美那子

帝国重工

 鈴木智美 – 原田夏希

 富山敬治 – 眞島秀和

 浅木誠一 – 忍成修吾

 田村 – 野間口徹(第4話)

 水原重治 – 升毅

 藤間秀樹 – 田村亮

 財前道生 – 渡部篤郎

宇宙科学開発機構

 本木孝 – 堀部圭亮

 大場一義 – 古谷一行(特別出演)

 和泉沙耶 – 水野真紀

ナカシマ精機

 三田公康 – 佐藤二朗

 大川京一 – 小木茂光

その他

 神谷涼子 – 寺島しのぶ

 財前冬美 – 奥田恵梨華

 岩崎 – 螢雪次朗

 裁判官 – 相島一之

 須田 – 津田寛治

 根木節生 – 阿南健治

 テレビリポーター – 羽田沙織

WOWOW版のスタッフ

原作 – 池井戸潤『下町ロケット』(小学館刊)

監督 – 鈴木浩介水谷俊之

脚本 – 前川洋一

音楽 – 羽岡佳

エンディングテーマ – エルヴィス・コステロ「スマイル」(ユニバーサルインターナショナル)

撮影 – 柳田裕男

照明 – 宮尾康史

録音 – 重松健太郎

編集 – 石川浩通

美術 – 乙竹恭慶

衣裳 – 冨樫理英、工藤あずさ

サウンドデザイン – 石井和之

取材協力 – 富士精工

ロケット技術指導 – 名村栄次郎(JAXA)、黒須明英(JAXA)

地域産業指導 – 石井芳明(経済産業省)

エンジンバルブ指導 – 堤正明(富士精工)

工作技術指導 – 杉本久雄(東京都立城南職業能力開発センター)

医療指導 – 佐々木理恵、渡邊絵美

法律指導 – 鈴木喜久子(九段法律事務所)、五十嵐康之(九段法律事務所)

VFXプロデューサー – 城戸久倫

技術協力 – オムニバス・ジャパン

美術協力 – 東京美工

プロデューサー – 青木泰憲、土橋覚

制作協力 – 東阪企画

協力 – JAXA、大田区

製作著作 – WOWOW

TBS版の感想

原作(朝日新聞に連載中)はどうか知らないが、ナカシマ工業との訴訟を冒頭2話で完結させる構成はうまいと思う。「半沢直樹」を超えるヒットになるかどうかは、抑えられている 土屋太鳳の使い方次第だろう。(2015/11/1)

満を持しての今季の本命で、放映に合わせて中小企業庁とコラボした下請取引講習会の新聞全面広告が出た(阿部寛に佃製作所 佃航平のキャプションが付いている)。
キャスティングも凝っているのだが、 イモトアヤコが佃製作所のバルブに涙を流す初回で、つかみは十分である。(2018/10/16)

新春スペシャルをようやく見た。正月らしくいろいろ盛りだくさんで、台風のくだりなどおかしいのだが、ここまで見ないと話が完結しない。尾上菊之助高橋努を一喝するシーンはさすがの迫力だった。(2019/03/04)

下町ロケット(TBS版)を観るには?

TBS版のキャスト

主人公と家族

 佃航平 – 阿部寛

 佃利菜 – 土屋太鳳

 佃和枝 – 倍賞美津子

佃製作所

 山崎光彦 – 安田顕

 津野薫 – 中本賢

 木田篤 – 谷田歩

 殿村直弘 – 立川談春

 江原春樹 – 和田聰宏

 迫田滋 – 今野浩喜

 埜村耕助 – 阿部進之介

 立花洋介 – 竹内涼真

 川本浩司 – 佐野岳

 鈴木健児 – 堀井新太

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