正義感の強い主人公を渡辺謙が、自殺した社長の娘を23歳で絶頂時の菅野美穂（文句なしに美しい）が演じる。

「100万回言えばよかった」の感想と評価・独自の考察を交え、キャストや配信情報を徹底レビュー。

またしても秋元康のドラマで、原作・企画・脚本まで手がけているが、今さらのデスゲーム物、しかもゲーム要素皆無らしいドラマにどういう商機を見出しているのか。

「片想いの彼のために捜査してたら、いつのまにか名探偵になりました。(仮)　」の感想と評価・独自の考察を交え、キャストや配信情報を徹底レビュー。

「未解決事件File.09 松本清張と帝銀事件」の感想と評価・独自の考察を交え、キャストや配信情報を徹底レビュー。

「Get Ready!」の感想と評価・独自の考察を交え、キャストや配信情報を徹底レビュー。

「恋人でも家族でもない新しい関係を築き、人生を再出発するサバイバルストーリー」とのことだが、早乙女太一の行動（深夜に全裸、親子関係にコンプレックス、前触れもなくお詫びセックスをしようとする）が謎すぎる。

本件は死んだり行方不明になったりした人が10名以上、6家族が巻き込まれて崩壊した特大級の事件である。それにしても怖かったなあ、 烏丸せつこ。

眉をひそめっぱなしの松雪泰子が抱えるヒロインの闇が深く、繰り返し使われている、中央線車輌の光に照らされながら暗い線路横を歩くカットが良い。

主役は安達祐実で第1部では二役。一方は貧乏なかっぱらいで、もう一方は子爵令嬢である。当時で30歳近いが、一体何歳の人間なのかよくわからない。

問題はヒロインが2006年版では18歳の堀北真希だったということだ。黒島の演技は堀北をかなり参照しているように見えるのだが、堀北の不思議な眩しさが、2022年の美少女である黒島には決定的に欠けている。

そして……うーん、最後まで見てしまった。これはもしかしたら傑作なのではないか。

清張の原作は67年、本作は95年の初ドラマ化。30年近いギャップを解消するため、登場人物が回想する形式にしたことで、無意味に時制が混乱する話になっている。