2019年のアメリカのSFアクション映画。原題は「Terminator: Dark Fate」。ティム・ミラーが監督、デヴィッド・ゴイヤー、ジャスティン・ローズ、ビリー・レイが脚本、ジェームズ・キャメロンとデヴィッド・エリソンが製作を務めた。「ターミネーター」シリーズ第6作目にして『ターミネーター2』(1991年)の続編であり、『ターミネーター3』(2003年)、『ターミネーター4』(2009年)、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015年)、TVドラマ『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』などとは別の時間軸が舞台となっている。主演はリンダ・ハミルトンとアーノルド・シュワルツェネッガーで、それぞれサラ・コナーとT-800(ターミネーター)を演じ、23年ぶりの再会を果たしている。また、新キャラクター役として、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レジェス、ガブリエル・ルナ、ディエゴ・ボネータらが出演する。
ターミネーター:ニュー・フェイトのあらすじ
メキシコシティの自動車工場で働く21歳の女性ダニーは、未来から来たターミネーターに襲われる。そんな彼女の窮地を救ったのは、同じ未来から送られてきた強化型兵士だった。ターミネーターが執拗な追跡を続ける中、伝説の女戦士サラ・コナーが彼女たちの前に現れる。やがて行動を共にし始めた一行は、かつて溶鉱炉に消えた旧型ターミネーターと出会う。
ターミネーター:ニュー・フェイトの感想
一体自分がいくつまで見たのか定かでないまま見はじめるが、「2」以来のリンダ・ハミルトン登場で、キャメロンによる正編であり、新三部作だという(そういえば「ジェニシス」も三部作と言っていたのでは?)。みどころはやはりリンダの細マッチョぶりならん。
徹頭徹尾、未来系ターミネーター(本作では分裂したりしてちょっとずるい。どっちが弱いとかそういうのもないのだ)の破壊描写が続き、舞台もハイウェイから空、水中、そしてお決まりの発電所とくるくる変わる。T800はなんで老化してるのか説明してほしかった。
ターミネーター:ニュー・フェイトのキャスト
サラ・コナー – リンダ・ハミルトン
スタント&若きサラのボディダブル – マディ・カーリー
スタント&現代サラのボディダブル – ジェシ・フィッシャー
T-800 / カール – アーノルド・シュワルツェネッガー
過去のT-800のボディダブル – ブレット・アザー
グレース – マッケンジー・デイヴィス
10歳のグレース – ステファニー・ギル
ダニー・ラモス – ナタリア・レイエス
ガブリエル / Rev-9 – ガブリエル・ルナ
ディエゴ・ラモス – ディエゴ・ボネータ(ダニーの弟)
フィリペ・ガンダル – トリスタン・ウヨア(ダニーの叔父)
ヴィセンテ – エンリケ・アルセ(ダニーとディエゴの父親)
アリシア – アリシア・ボラチェロ(カールの妻)
マテオ – マヌエル・パシフィック(カールの継子)
ディーン少佐 – フレイザー・ジェームス(サラの友人のアメリカ空軍士官)
ウィリアム・ハドレル – トム・ホッパー(グレースが属するレジスタンスの司令官)
リグビー – スティーヴン・クリー(アメリカ国境警備局の捜査官)
クレイグ – スチュワート・マッカリー(ダニーとディエゴが働く工場の管理者)
グレースの母の声 – ジョージア・サイモン
ジョン・コナー – エドワード・ファーロング
若きジョンの声 – アーロン・クニッツ
若きジョンのボディダブル – ジュード・コリー
ピーター・シルバーマン – アール・ボーエン
ターミネーター:ニュー・フェイトのスタッフ
監督 – ティム・ミラー
脚本 – デヴィッド・S・ゴイヤー、ジャスティン・ロードス、ビリー・レイ
原案 – ジェームズ・キャメロン、ジャスティン・ロードス、ジョシュ・フリードマン、デヴィッド・S・ゴイヤー、チャールズ・H・イグリー
製作 – ジェームズ・キャメロン、デヴィッド・エリソン
製作総指揮 – ジェームズ・キャメロン
音楽 – ジャンキーXL
撮影 – ケン・セング
編集 – ジェームズ・キャメロン、デヴィッド・エリソン、ティム・ミラー、ジュリアン・クラーク
公開 – アメリカ:2019年11月1日、日本:2019年11月8日
上映時間 – 129分
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