NHK BSプレミアムのプレミアムドラマ枠で2016年4月24日~6月12日に放送。全8話。平成28年度(第71回)文化庁芸術祭賞テレビ・ドラマ部門大賞、第33回(2016年)ATP賞テレビグランプリ最優秀賞(ドラマ部門)受賞作。岡田惠和によるオリジナル脚本、本作が連続ドラマ初主演となる峯田和伸(銀杏BOYZ)の主演により、ウィリアム・ギブスンの戯曲『奇跡の人』の舞台を現代日本に変更し、サリバン先生を男性に変えたラブストーリー。
奇跡の人のあらすじ
仕事も恋愛にも不器用な三十代終盤の主人公・亀持一択は偶然に出会った元ヤンキー女性・鶴里花に恋をする。 花には目と耳に障害がある7歳の娘・海がおり、夫・正志は数年前に行方不明になったまま。海は、食事の時にスプーンを使えず、物に名前があることも知らない。そんな母娘は、住む家にさえ困る状態だった。一択は、それまでの怠惰な日常を改め、アパートの大家・風子らの助けを受けながら、花と海のために不器用な努力を始めるのだった。しかし、花の夫・正志が現れて……
2016年のベストドラマの1本。(奇跡の人の感想)
岡田惠和による翻案ということで、舞台は懐かしや新井薬師前。
しかし見覚えのあるような景色はなく、 住田萌乃がただただすばらしい。
芦田愛菜以降、子役のハードルはメチャクチャ上がったんだなー、と思わせる。
それはともかく、2016年のベストドラマの1本である。
奇跡の人のキャスト
亀持 一択(山形県出身の男) – 峯田和伸
鶴里 花(元ヤン) – 麻生久美子
鶴里 海(花の娘) – 住田萌乃
福地 正(大学生) – 浅香航大
佳代(美大生) – 中村ゆりか
鶴里 咲(花の夫・正志の祖母) – 喜多道枝
馬場 三太(一択の飲み友だち) – 勝地涼
鶴里 正志(花が初めて恋に落ちた男) – 山内圭哉
八袋さん(アパートの古株) – 光石研
ばあちゃん(亀持 岩)(一択の祖母) – 白石加代子
都倉 風子(大家) – 宮本信子
奇跡の人のスタッフ
作 – 岡田惠和
音楽 – 井筒昭雄
題字 – 峯田和伸
制作統括 – 後藤高久(NHKコンテンツ開発センター)、河野英裕(AXON)
プロデューサー – 大倉寛子(AXON)
演出 – 狩山俊輔、 田部井稔(AXON)
制作・著作 – NHK、AXON
奇跡の人を観る
奇跡の人を観た人の感想
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海ちゃんの素晴らしい笑顔を見ていると子供の笑顔ほど幸せを感じられるものはないと実感させてくれた
バツイチアラカンオヤジの映画日記 -
とにかく心温まる、魂に響く内容ともなっていて、こんなドラマを書く脚本さま(スタッフ)は、伝道師なのだなぁ~
SpringStar★ -
海を演じる住田萌乃がすごい。自由自在に暴れ回る。それを追い回し、抱きしめる、峯田と麻生の動きもいい。
「奇跡の人」人はそんなにかっこよくも最低でもない。ほとんどの人はその間を生きてる(木俣冬 – exciteニュース)