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対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜

多部未華子(対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜) 未分類
多部未華子(対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜)

2025年4月1日からTBS系「火曜ドラマ」枠にて放送。主演は多部未華子。原作は朱野帰子の小説「対岸の家事」(2018年8月講談社刊)。

多部未華子は常に正義の側に立つ(ドラマ 対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜の感想)

火曜ドラマというのは、あの逃げるは恥だが役に立つの枠なのだが、歴代視聴率を振り返ると、実はそれを上回るドラマがある。それが多部未華子の「私の家政夫ナギサさん」(2020)である。つまり、本作は今季の大本命ということで、いつのまにか、多部未華子は最も視聴率をとれる女優になっているのである。

専業主婦の多部とワーママの江口のりこを対照させるところから、話は始まる。私は、つい、逆のキャスティングを想像しながら見ていた。
多部という女優はつねに正義を演じてきたから、2話以降、順番に出てくるらしいディーン・フジオカをはじめとする育児に悩む夫や妻の“蒙”を開いていく展開になるのだろう。

多部の夫を一之瀬ワタルが演じているのがちょっといいのだが。

対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜 巷の感想

多部未華子の演技と、日常の“モヤモヤ”に光を当てるテーマ性が高く評価される一方で、テンポや説教臭さを指摘する声もある。

好意的な意見

  • 多部さんが泣くと自分も泣いてしまう」「共感の嵐」「感情の揺れ動きがリアル」
  • 「“専業主婦は社会に役立っていない”と見られる今の時代に一石を投じている」「家事という“労働”に正面から向き合った作品」
  • 「子どもがいる・いないに関係なく心に刺さる」「夫婦の分担や“察して”の限界が描かれていて、しんどいけど見てしまう」

批判的な意見

  • 「テンポがゆっくりすぎて眠くなる」「説明的なセリフが多くてちょっともたつく感じ」「人によっては“説教くさい”と感じるかも」
  • 「一部キャラの発言が極端すぎて逆にリアリティを欠く場面も」「“対岸”にいるはずの人物が、最後に自己肯定されすぎな印象」

対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜 あらすじ

家族のために家事をすることを仕事に選んだ専業主婦の村上詩穂は、2歳の娘の育児と家事に奮闘しているが、働くママが主流となった昼間の街で自分と同じような主婦仲間を見つけられず、焦りを感じている。育児と仕事の両立に限界ギリギリのママ・長野礼子や、育休中のエリート官僚パパ・中谷達也と出会い、価値観がまるで違う「対岸にいる人たち」と家事を通してつながっていく。誰にも頼れず、いつしか限界を迎える彼らに、詩穂は優しく寄り添い、自分にできることを考え始める。

対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜を観るには?

対岸の家事〜これが、私の生きる道! キャスト

■主要人物
村上詩穂(専業主婦) – 多部未華子
長野礼子(働く2児のママ) – 江口のりこ
中谷達也(厚労省官僚) – ディーン・フジオカ
■村上家
村上虎朗(居酒屋の店長) – 一ノ瀬ワタル
村上苺(詩穂と虎朗の娘) – 永井花奈
長野家
長野量平(イベント会社勤務) – 川西賢志郎
長野篤正(礼子と量平の長男) – 寿昌磨
長野星夏(礼子と量平の長女)〈1〉 – 吉玉帆花
■中谷家
中谷樹里(海外赴任中の妻) – 島袋寛子
中谷佳恋(達也と樹里の娘) – 五十嵐美桜
■蔦村医院
蔦村晶子(受付) – 田辺桃子
蔦村修司(小児科医) – 朝井大智
■礼子の会社
今井尚記(総務部同僚) – 松本怜生
更科美月(総務部同僚) – 中井友望
■居酒屋
吉田明(アルバイト) – 萩原護
石原和香(アルバイト) – 西野凪沙
■その他
坂上知美(詩穂の専業主婦の先輩) – 田中美佐子
岡田純也(詩穂の父) – 緒形直人

対岸の家事〜これが、私の生きる道! スタッフ

原作 – 朱野帰子『対岸の家事』(講談社文庫)
脚本 – 青塚美穂大塚祐希開真理
音楽 – 阪井一生(flumpool)
主題歌 – 離婚伝説「紫陽花」(Sony Music Labels)
演出 – 竹村謙太郎坂上卓哉林雅貴
プロデューサー – 倉貫健二郎阿部愛沙美
編成 – 吉藤芽衣
製作 – TBSスパークル、TBS

対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜の原作


ドラマ化決定の話題作!
家族のために「家事をすること」を仕事に選んだ、専業主婦の詩穂。娘とたった二人だけの、途方もなく繰り返される毎日。幸せなはずなのに、自分の選択が正しかったのか迷う彼女のまわりには、性別や立場が違っても、同じく現実に苦しむ人たちがいた。二児を抱え、自分に熱があっても休めない多忙なワーキングマザー。医者の夫との間に子どもができず、姑や患者にプレッシャーをかけられる主婦。外資系企業で働く妻の代わりに、二年間の育休をとり、1歳の娘を育てるエリート公務員。誰にも頼れず、いつしか限界を迎える彼らに、詩穂は優しく寄り添い、自分にできることを考え始める――。
手を抜いたっていい。休んだっていい。でも、誰もが考えなければいけないこと。『わたし、定時で帰ります。』の著者が描く、もう一つの長時間労働。 終わりのない「仕事」と戦う人たちをめぐる、優しさと元気にあふれた傑作長編!
「あさイチ」(NHK)紹介で大反響!共感の嵐!
みんなそれぞれ違っていても大丈夫と思え、気持ちが楽になりました!(20代女性)
いいですね、結末が。主人公の日常を大切に歩む姿勢が好きです。(30代女性)
こんなに色々な立場から入れる本にはなかなか出会えません。
読み終えて、なんだかすっきりしました。(40代女性)
世の中の男性がもっと読むべき本だと思う。私は読めてよかった!(50代男性)
巻末特別収録☆彡スピンオフショートストーリー

作者ブログ

『対岸の家事 〜これが、私の生きる道!〜』がいよいよ4月1日から放送。(朱野帰子)

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