『ダブルエッジ~甦った男』ってどんなドラマ?
ある凄惨な事件のために車椅子生活となり、一線を退いた元捜査一課のエース刑事(織田裕二)。そして自閉スペクトラム症(ASD)を抱えながら、数値にこだわり、類まれな観察眼を持つ財務捜査官(小野花梨)。年齢も凸凹な2人が、過去と現在を繋ぐ連続殺人事件に挑む。
神森万里江が、人間の心の傷と不器用な魂の触れ合いを描いた刑事バディドラマ。
あらすじ
捜査一課のエースだった郡司孝介(織田裕二)は、2年前に連続殺人犯・馬飼野隆一(音尾琢真)に刺されて車椅子生活となり、所轄署に異動していた。しかし馬飼野と同一手口の事件が発生し、警視庁本部は
郡司を呼び戻す。彼が相棒として選んだのはASDの財務捜査官・阿久都華瑠(小野花梨)だった。直感を信じて暴走する郡司と、ルールを重んじる華瑠は、時には衝突しながら事件の真相に近づいていく。
キャスト
郡司孝介(捜査一課) - 織田裕二
阿久都華瑠(捜査二課 財務捜査官) - 小野花梨
◼︎警視庁
国領克俊(捜査一課 管理官) - 津田健次郎
富県紗栄子(捜査一課 係長) - 明日海りお
市瀬広巳(捜査一課 刑事) - 細田善彦
護邦重光(刑事部長) - 堀部圭亮
中津川毅(鑑識課 鑑識官) - 光石研
◼︎郡司家
郡司陽斗(幸介の息子) - 小谷興会
郡司真由希(幸介の妻) - 和久井映見
◼︎周辺人物
阿久都華那(華瑠の妹) - 影山優佳
佐倉圭祐(大物政治家) - 田中美央
重盛智子(麻美の母) - 尾上紫
重盛麻美(智子の娘) - 長澤樹
佐倉結衣(大学生) - 中澤実子
井口穂乃香(大学生) - 但馬智
狩野大地(「トベ建設」現場作業員) - 小日向春平
岩城直人(「岩城グループ」の社長の次男) - 石川雷蔵
整備工場の工員 - 笠兼三
中古車店店員 - 末広透
「あくつコロッケ」常連客 - 松本じゅん
被害女性 - 柴田瑠歌
馬飼野隆一(連続殺人犯) - 音尾琢真
感想
前にも同じようなドラマを観たなと思って調べたら、桜庭ななみが相棒役の「ガラパゴス」(2023)だった(続編「アンダークラス」が秋に放映されるらしい)。あの時すでに織田裕二の演技がくどいと思ったのだったが、今回はなおさらくどくなっている。ただし今回は車椅子刑事なので、中年体型は前回ほど目立たなかった。
本作の相棒は小野花梨で(実際に役者としての織田が自分で相棒役の女優を選んでいるような気がする)、ASD役は適任だろうと期待したにもかかわらず、どうしたことか、意外にも学芸会みたいになっていた。「アストリッドとラファエル」あたりを研究して何か考えすぎたのか、演出のせいなのか、それともやはり織田裕二の受けの演技がくどすぎるのかもしれない。
今回も、冒頭で取り逃した殺人犯(音尾琢真)とすれ違うシーンがラスト近くにあり、続編を匂わす終わりになっていた。脚本は神森万里江だが、ひょっとしてこれも織田の要望でそうなったのではないかと思うのである(私は織田裕二に偏見を持っている)。


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