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嫌われる勇気

2.5
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香里奈(嫌われる勇気) ドラマ
香里奈(嫌われる勇気)
嫌われる勇気は、アルフレッド・アドラーの「アドラー心理学」を解説本『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』(岸見一郎・古賀史健共著、ダイヤモンド社、2013年12月13日刊)を原案に刑事ドラマにアレンジしたドラマ化。原作は2015年に舞台化もされた。
2017年1月12日~3月16日まで毎週木曜22時 – 22時54分にフジテレビ系の木曜劇場枠で放送。主演は香里奈。
2017年2月、日本アドラー心理学会が「ドラマのアドラー心理学理解は日本及び世界のアドラー心理学における一般的な理解とはかなり異なっている」として、放送中止か大幅な脚本の見直しを求めるフジテレビへの抗議文を学会サイトに掲載した。
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嫌われる勇気 あらすじ

新人刑事・青山年雄(加藤シゲアキ)が捜査一課に配属された日、いきなり待っていたのはひとクセもふたクセもある先輩・庵堂蘭子(香里奈)とのコンビ指令。係長の半田陽介(升毅)から「モデル殺害事件の捜査に加われ」と命じられ、右も左もわからない青山は、とりあえず蘭子を探すことに。

でもこの蘭子、なんと“携帯電話は持たない主義”。刑事の三宅隆俊(桜田通さん)に居場所を教えてもらい、やっと見つけた青山だったけど、そのタイミングで青山の携帯が鳴る。「第二の殺人発生」の知らせを聞いた蘭子は、迷わず青山の携帯をひったくり、現場へダッシュ。

現場ではまたしてもモデルが犠牲に。鑑識の梶準之助(正名僕蔵さん)や刑事の浦部義孝(丸山智己さん)が遺体を調べていたが、蘭子は浦部の「聞き込みに行け」という指示を完全スルー。そのまま遺体に近づき独自に調査を始める始末。

さらに、帝都大学医学部助教の相馬めい子(相楽樹)が語った死因の見解も「妄想だ」と一蹴。完全にマイペースすぎる蘭子に、青山のストレスはMAXに。

やがて、捜査会議が開かれるが、刑事たちが勢揃いする中、蘭子だけは不参加。ひとりパソコンに向かう姿に、青山はますます呆れ、ついに半田に相談。すると、青山には別の任務が与えられる。

訪れたのは帝都大学の研究室。そこにいたのは、警視庁のコンサルタントも務める教授・大文字哲人(椎名桔平さん)。大文字は青山に、「庵堂を理解するには“アドラー心理学”を学ぶべきだ」と語り始める…。

暴走気味な蘭子に、青山はどう向き合うのか?
そして“大文字の助言”が、2人の関係にどう影響していくのか——。

嫌われる勇気の感想

フシギなドラマであった。香里奈の起用にはどんな目論見があったものか。
香里奈の復活がかかっているというのはまあどうでもよいことで、これは同名のベストセラーの、なんと刑事ドラマ化というゲテモノドラマなのである。出演者全員の黒歴史なのではないか。
当時はアドラー心理学セラピストの資格まであり、意識高い系()というものが社会的にヤマイ化しており、CXらしい企画と思ったが、今思うと、いかにテレビ局の仕事がメチャクチャなものかという好例である。

脚本の徳永友一は「探偵の探偵」を書いた人なのに、もったいないことである。

嫌われる勇気 キャスト

庵堂 蘭子 – 香里奈
青山 年雄 – 加藤シゲアキ
大文字 哲人 – 椎名桔平
半田 陽介 – 升毅
浦部 義孝 – 丸山智己
三宅 隆俊 – 桜田通
相馬 めい子 – 相楽樹
梶 準之助 – 正名僕蔵
村上 由稀菜 – 岡崎紗絵
間雁 道子 – 飯豊まりえ
土方 登志郎 – 寿大聡
庵堂 悠真 – 堀井新太

嫌われる勇気 スタッフ

原案 – 岸見一郎・古賀史健『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』
企画 – 渡辺恒也橋爪駿輝
脚本 – 徳永友一大石哲也ひかわかよ
音楽 – 得田真裕
オープニングテーマ – NEWS「EMMA」(ジャニーズ・エンタテイメント)
主題歌 – 大塚愛「私」(avex trax)
VFX – 岡野正広、熱田健太郎
技斗 – 二家本辰己、所博昭
警察監修 – 古谷謙一
技術協力 – アップサイド
ポスプロ – 東映デジタルセンター
美術協力 – 東京美工、高津装飾美術、松下美術背景、大泉美術
ラインプロデューサー – 大塚泰之
プロデューサー – 目黒正之井元隆佑
演出 – 池澤辰也及川拓郎星野和成

嫌われる勇気の原案(アドラー)


「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない――
【対人関係の悩み、人生の悩みを100%消し去る〝勇気〟の対話篇】

世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー。
「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、
対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学は、
現代の日本にこそ必要な思想だと思われます。

本書では平易かつドラマチックにアドラーの教えを伝えるため、
哲学者と青年の対話篇形式によってその思想を解き明かしていきます。
著者は日本におけるアドラー心理学の第一人者(日本アドラー心理学会顧問)で、アドラーの著作も多数翻訳している岸見一郎氏と、
臨場感あふれるインタビュー原稿を得意とするライターの古賀史健氏。
対人関係に悩み、人生に悩むすべての人に贈る、「まったくあたらしい古典」です。

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