きみが心に棲みついたの感想
ファーストインプレッション
近頃ぐっと目にする機会が多くなった吉岡里帆、満を持しての主演作と言える。
「海月姫」の芳根京子同様、挙動不審女子を演じさせられているが、同じくFEEL YOUNG連載の漫画を原作に吉澤智子が脚本を書いた波瑠の問題作「あなたのことはそれほど」の枠なので、コメディとは言えぬ展開で(演出はむしろスリラーである)、一筋縄ではいかないドラマになりそうだ。
こちらも演技力に不安がある向井理にとっても、ゲス男の役はおいしいのではないかと思う。やりきってほしい。
中盤
2話。視聴者の期待を裏切る、まさかの無理やりな三角関係維持。続けて見ざるを得ない。
3話。あーもー、イライラするー
最終回まで観て
結局これは向井理のためのドラマだったと思えばすべて納得がいく。
非常に美味しい役で、うまくやりきっていたと思う。
吉岡里穂も、本当に迂闊な人のように見えてきたから、これもうまかったのだろう。しかし今さらだが、少女マンガはドロドロしているのう。
きみが心に棲みついた あらすじ
下着メーカー勤務の小川今日子は、人前に出ると吃るなど弱気な性格。大学時代の忘れられない男・星名漣に傷つけられたが、「そのままでいい」という言葉で救われた。合コンで「ちゃんとした恋愛がしたい」と発言し、吉崎幸次郎に説教され、勢いで告白するが振られる。しかし、星名が転勤で同僚となり、悪夢のような再会を果たす。
きみが心に棲みついたを観るには?
きみが心に棲みついた キャスト
吉崎幸次郎(月刊『パガヅン』編集者) – 桐谷健太
星名漣(企画室長) – 向井理(幼少期:溝上空良)
■Lapoire
飯田彩香(材料課) – 石橋杏奈
八木泉(デザイナー) – 鈴木紗理奈
堀田麻衣子(デザイナー) – 瀬戸朝香
白崎達夫(材料課課長) – 長谷川朝晴
稲垣栞里(材料課) – 周本絵梨香
池脇久美子(商品開発統括部部長) – 杉本彩
■一ツ木出版漫画編集部
スズキ次郎(『僕に届け響け!』作者) – ムロツヨシ
為末れいか(月刊『パガヅン』編集者) – 田中真琴
■小川家
小川菜穂子(今日子の妹) – ついひじ杏奈
小川信子(今日子の母) – 中島ひろ子
■その他
成川映美(ライトノベル作家) – 中村アン
牧村英二(バーテンダー) – 山岸門人
八幡俊輔 – 永岡佑
小野寺レイコ – 小林恵美
市ノ瀬高文 – 西村元貴
谷山祥子(漣の姉) – 星野園美
東城 – 新井康弘
山藤アイカ – 石田ニコル
飯田恭三(飯田の叔父) – 日野陽仁
北園郁美(漣の母) – 岡江久美子
鴨志田(会社の上司) – 阿南健治
きみが心に棲みついた スタッフ
脚本 – 吉澤智子、徳尾浩司
音楽 – 出羽良彰
主題歌 – E-girls「Pain, pain」(rhythm zone)
挿入歌 – MONDO GROSSO「偽りのシンパシー」Vocal:アイナ・ジ・エンド(BiSH)(cutting edge)
下着協力・監修 – Triumph
下着取材協力 – 今井悦子
劇中漫画監修 – 甘詰留太
編成 – 磯山晶、池田尚弘、中島啓介
プロデューサー – 佐藤敦司
演出 – 福田亮介、水田成英、金子文紀、棚澤孝義
製作 – ドリマックス、TBS
きみが心に棲みついたの原作
下着メーカーに勤める小川今日子(おがわきょうこ)は自己評価の低いネガティブ女子。すぐにテンパり挙動不審なため、ついたあだ名は「キョドコ」…。合コンでも暴走して皆をドン引きさせた上、初対面の漫画編集者・吉崎(よしざき)に「つき合ってください!」とすがりつき、突き飛ばされてしまう。そんなキョドコの心を未だ囚えて放さないのは、大学時代の先輩・星名(ほしな)。彼はキョドコが初めて心を許した男であると同時に、キョドコの心を酷く傷つけた男だった。忘れたいはずの星名が、再びキョドコの目の前に現れ――!?