『ピースボート -Piece Vote-』ってどんなドラマ?
欲望と嘘が暴かれる!命がけの裁判ゲーム!
濱田岳の民放連続ドラマ初主演作。
理由もわからず謎の巨大船に監禁された7人の若者たちが、視聴者の投票(VOTE)によって生き残りか処刑かを決定される「死の裁判」に挑む、スリリングな密室サスペンス・ドラマ。
あらすじ
有名SNSの開発者として名を馳せていた脇谷優が、兄の影に隠れて「ワキヤク人生」を送る平凡な弟・秀を残して謎の死を遂げた。兄の葬儀の日、秀は謎の男から突然「兄を殺したのは君だ」と告げられ、無理矢理睡眠薬を飲まされてしまう。目を覚ました秀は、腕に「2」というタトゥーを刻まれ、同様のタトゥーを刻まれた男女7人と共に、謎の貨物船に監禁されていた。状況がつかめず船内が恐怖と不信に包まれる中、アナウンスが船内に響き渡る。「この船に乗っているのはみな犯罪者である。これから命を賭けたゲームを行い、罪を償ってもらう」「刻まれた数字の意味に気付き、罪を告白すれば解放される」。彼らは理不尽なゲームの中、自らの人生、そして目を背けてきた「罪」と向き合う。
キャスト
脇谷秀 – 濱田岳(少年期・回想 – 濱田龍臣)
三浦和俊 – ムロツヨシ
下船者
小宮ユウ – 細田よしひこ
柏原緑 – 高山侑子
風間善次郎 – 柿澤勇人
藤堂司 – 金子ノブアキ
皆川紗耶 – 関めぐみ
岩見サキ – 平愛梨
その他
脇谷優 – 藤原竜也(特別出演)
雄山雄一 / 謎の男 – 陣内孝則
見どころ
濱田岳が魅せる迫真の演技と豪華なキャスト陣の心理戦
民放連ドラ初主演となった濱田岳が、理不尽な恐怖と葛藤に立ち向かう主人公をリアルに熱演。金子ノブアキや陣内孝則らの怪演が物語の緊迫感を倍増させる。
「ネット視聴者によるリアルタイム投票」という斬新で過激なシチュエーション
密室で暴かれる登場人物たちの醜い過去や嘘、そして視聴者投票によって運命が左右されるという現代的な社会風刺を含んだスリリングな展開。
伏線が散りばめられたサスペンスフルなストーリー展開
なぜこの7人が選ばれたのか、黒幕の真の狙いは何なのか、回を追うごとに真相が明かされていくノンストップの脱出ミステリー。
ピースボート -Piece Vote-の感想

ピースボート -Piece Vote-
この系統は、「カイジ」にしても「ライアーゲーム」にしても、キャラクター設定やストーリー展開を綿密に計算した上でゲームのルールを構築しないと、映画「インシテミル」のような、見るだけで頭が悪くなるようなものになりかねない。
案の定、本作は2作目にして空中分解し、もはやゲームは成立しなくなった。
ゲーム開始早々に撃たれて死んだ陣内孝則が黒幕ということは、普通、誰でもわかるのだが、だからといって2回目ですばやく生き返ったのでは、わざわざ死んだ意味がわからない。死んだ雄山雄一(テキトーな名だ)と生き返った雄山雄一は別人だとでもいうのか。
スピーカーによる天の声がルールを説明する、という「ライアーゲーム」的演出も、リアル主催者が登場することで、あっさり捨てられた。
何よりも、ゲームに敗北したものは死ぬ、という設定があっさり破棄されたらしいことが興趣を大きくそいでいる。
のび太的な落伍者である濱田岳は、柿澤勇人に閉じ込められたため、皿を洗うことができず、食器片付け競争でビリになってしまったのだが、罪の告白をしたので、陣内はあっさり濱田のペナルティを免除してしまった。
ここで、濱田の代わりにブービーだった者が死ぬ、という展開になるのならまだ面白かったのだが、そういうこともなく、あろうことか、陣内は、柿澤を看守役から囚人役に転落させた。
柿澤は完全にルール内で行動していたのだから、ルールを一方的に破っているのは主催者である陣内のほうで、これ以降、ゲームは陣内が望む通りにしか展開しないだろう。これでは何を楽しむドラマなのかがわからない。
おそらく7人の乗船者が順番に罪を告白するドラマということなのだろうが、短い放映時間ながら、今回いちばん退屈だったのは、濱田岳の告白シーンだった。あんなものを毎回見させられたのではたまらない。
本来、このドラマはリアルタイムで見てつぶやき参加できることが売りなので、それをやらないと見たことにならないのだが、あまりに素材がひどすぎるので、視聴は第1話でやめることにする。




