ドラマ2010年代のドラマ2018年のドラマ

ブラックスキャンダル

3.0
山口紗弥加(ブラックスキャンダル) ドラマ
山口紗弥加(ブラックスキャンダル)
『ブラックスキャンダル』は、2018年10月4日~12月7日まで読売テレビ制作・日本テレビ系『木曜ドラマ』枠にて放送。身に覚えのない不倫スキャンダルによって芸能界から追放された元女優が顔と名前を変え、自分を陥れた芸能プロダクションに復讐していく。主演はテレビドラマ初主演となる山口紗弥加。

ブラックスキャンダルの感想

ファーストインプレッション

結局1、2回で見るのをやめてしまった「ブラックリベンジ」の再放送かと間違えかけた。テレビって、どんだけスキャンダルが好きなんだ。はっきり言って視聴者はバカにされていると思う。

それはそうと、「あさイチ」に出ている吉田羊を見て、前に「あとは山口紗弥加だ」と書いたことを思い出したのだが、念願の初主演ドラマである。

松本まりかのパワフルなイントロダクションから、怨念のこもった山口のモノローグにつなげるという出だしは、しかしながら、この女優のミステリアスな魅力をまだ活かしきっていないように思う。

クライマックス近くで一瞬それが垣間見えるのだが、「一滴残らずこの世から干してやる」というキメ台詞や、涙を流しながら芸能界の夢を語ったり、ラストでにんまり笑ったりするのも、何か違うのである。

平岩紙の悪辣上司(珍しい)、怪演している鶴太郎、悪者なのかはっきりしない安藤政信など客演は豪華。
相変わらず驚くべき首の長い松井玲奈は、おそらく黒幕なのだろうと予想する。

最終話

3話目あたりですでにどうでも良くなり放棄したが、最終話なので見てみた。
すでに松井玲奈は正体を暴露した後らしく、一瞬映るシーンの意味がわからない(あらすじを読んでもよくわからない)。
安藤政信の舌を噛み切った山口紗弥加は、なぜかエロさが足りなかった。

ブラックスキャンダルのあらすじ

ある日、人気女優・藤崎沙羅の不倫スキャンダルが大々的に報道される。沙羅にとってはまったく身に覚えのないことであり、釈明会見を開こうとした矢先、不倫相手として報道された人気俳優が突然会見場に現れ、事実関係を認めてしまう。この会見によって世間から強烈な誹謗中傷を浴びた沙羅は、芸能界から追放されてしまう。さらには、沙羅の母が娘への重圧に耐えきれず記者の前で焼身自殺し、沙羅はすべてを失ってしまう。
5年後、沙羅は不倫相手として祭り上げられた二世俳優が、自分の元所属先である芸能プロダクション「フローライト」に金を積まれて偽のスキャンダルを演じたと告白したことを、後輩女優から聞かされる。真実を知った沙羅は自分を陥れた者たちに復讐するため、整形手術を受けて顔を変えた上で矢神亜梨沙と名乗り、「フローライト」にマネージャーとして潜入する。しかし、その復讐の先には誰も想像し得ない衝撃の展開が待ち受けていた。

ブラックスキャンダルを観るには?

ブラックスキャンダル キャスト

■フローライト
矢神亜梨沙(敏腕マネージャー) – 山口紗弥加
勅使河原純矢(芸能1部チーフマネージャー) – 安藤政信
阿久津唯菜(人気女優) – 松井玲奈
水谷快人(新人マネージャー) – 若葉竜也
犬飼遊真(芸能2部マネージャー) – 森田甘路
■ミルキーロード(フローライト所属のアイドルグループ)
ミカ(赤) – 田中真琴
シズカ(黄) – 槙田紗子
サツキ(緑) – 渡邊真由
マコ(青) – 中明佑里花
小嶋夏恋(フローライトの若手女優) – 小川紗良
長谷川浩文(芸能2部マネージャー) – 谷川昭一朗
田澤真樹(芸能2部マネージャー) – 野村麻純
ソフィア・ミハイロビッチ – 瑛茉ジャスミン
藤崎沙羅(フローライトの元女優) – 松本まりか
花園由祐子(芸能2部チーフマネージャー) – 平岩紙
ジョーン・D(後任の社長) – マイケル富岡
勅使河原友和(純矢の父親) – 片岡鶴太郎
■その他
棚城健二郎(フローライトの俳優) – 波岡一喜
藤崎雅美(沙羅の母) – クノ真季子
巻田健吾(写真週刊誌記者) – 片桐仁
稲沢晃(「フローライト」の若手俳優) – 立花裕大
巻田美鈴(巻田の妻で元モデル) – 青山めぐ
巻田リナ(巻田の娘) – 青柳有咲
中島(巻田の同僚記者) – 佐野泰臣
水谷明日那(水谷快人の継姉) – 中村静香

ブラックスキャンダル スタッフ

脚本 – 佐藤友治泉澤陽子
監督 – 長沼誠松永洋一林雅貴西村了
音楽 – 井筒昭雄
主題歌 – ゲスの極み乙女。「ドグマン」(TACO RECORDS / Warner Music Japan)[7]
チーフプロデューサー – 岡本浩一
プロデューサー – 福田浩之中間利彦茂山佳則(AXON)、西紀州(AXON)
スペシャルアドバイザー(監修) – 株式会社 KOZOクリエイターズ[8]
制作協力 – AXON
制作著作 – 読売テレビ
タイトルとURLをコピーしました