オールスター戦で風船を放し損ねた花形は魔球打倒のヒントを掴む。一徹はその執念を「終生のライバル」と予見。一方、速水は花形のバットに付着した血痕から秘密の特訓を察知した。
追跡劇の続きである。

「もっとスピードを出せ」と万札

花形は組立工となにやら相談中
実は「おやめになったほうが…」と止められているのだった。
花形は構わず「スイッチを入れてくれ!」
ギリギリ、と鉄球が降り…

吹っ飛ぶ花形! 滲む血!
塩に手を突っ込み、バケツで水をかけさせる。
こんなばかな…と速水も青くなって「やつを天才だと言ったのは誰だ!?」
「さあもう一度やるか!」
ロープで鉄バットをぐるぐるまきにして、
「捻挫して治った後の関節は逆に強くなるという!」

これでいい、これでいいんだ!

大リーグボールは1号は天才を鬼に変えたんだ!
3日目のオールスター戦を訪れたミツルハナガタ2000設計者の大脇と花形父。

かつての少年時代、花形のテニス野球のコーチを務めていたのが、なんとこの大脇であった。

花形、川上の代打を辞退するが断りきれず、弱々しい当たり。
しかもなぜかバットをもって走り、アウトになってしまう。

大脇と花形父はボーイング727機上の人
大脇「満君のことだ、昨日のかっこわりい出来事の裏に何か秘密があるはずだ…」
たしかに「かっこわりい」って言ったな、今www
大脇は阪神の宿泊宿を訪ねてみたが、花形が遊び歩いているという噂を聞いて心を痛める。
守衛に二千円を握らせ、杉野自動車工場の場所を聞き出した。
ポケットに手を突っ込んで現れた花形、ここで何をしていると問われて、
「特注のアクセサリーを作らせてるんです」

大脇が差し出した手を無視
「君はメッキが剥げた、ただの坊ちゃんだったのか!」

満君が堕落するなんて

めっきのはげたのは、私のほうだった・・・!
さて、オールスターもとうとう閉幕である。
「花形の不振をどう思いますか」
とアナウンサーに聞かれた飛雄馬、
「さぞかっこよく暴れ回ると思っていましたが・・・」
それをテレビを見ていた一徹、「かっこよくだと! ふん!」と色をなし、
「そんなところで気取っている間に、自分の頭の上のハエを追わんでいいのかな!」
「お父さん、なぜそんなふうに言うの?」
一徹の口の悪さに辟易しながら、明子が訊くと、
「男が一念を貫くときは、なりふりかもうひまがあろうか、かっこよさを失った花形を今までに数倍するおそるべき敵だと、飛雄馬、なぜ思わん!

あっはっは・・・

かっこよさなどくそくらえ!
飛雄馬はアトムズ戦を完封し破竹の9連勝を達成。一徹は息子の成長に涙しながら寿司を頬張るが、その陰で花形は「鬼」としての執念を深める。一方、速水から花形の秘密特訓を聞かされた川上は魔球の終焉を予感し戦慄。栄光の絶頂で、飛雄馬に危機が迫る。(第79話|破竹の九連勝)


