ムショラン三ツ星

小池栄子(ムショラン三ツ星)
小池栄子(ムショラン三ツ星)
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『ムショラン三ツ星』は、2026年5月23日よりNHK総合「土曜ドラマ」枠で放送。主演は小池栄子。

『ムショラン三ツ星』ってどんな映画?

塀の中という究極の閉鎖空間で繰り広げられる、一皿の料理を巡る熱き心理戦、本橋圭太の演出による、刑務所の「炊場」を舞台にした人間模様。新感覚の刑務所・グルメヒューマンドラマ。

見どころは、一杯のスープ、一片の具材から受刑者たちの隠された本音があぶり出されるプロット。
炊場に集う個性派揃いの受刑者たちが毎日の食事を巡って静かなパニックや駆け引きを引き起こす。さらに刑務所の規律を重んじる矯正処遇部部長、総務部長の厳しい目が交錯。
小池栄子の存在感と気迫、一癖も二癖もある実力派キャスト陣が織りなすヒューマンドラマだ。

あらすじ

元一流イタリアンシェフでありながら、ある事情から刑務所の管理栄養士へと転身した銀林葉子(小池栄子)。刑務所の炊場は一筋縄ではいかない受刑者たちと、彼らを厳しく監視する刑務官たちの緊迫した空気に満ちた特殊な世界だった。調理作業管理担当の刑務官・杉山賢二(中村蒼)や、炊場担当の田端基(葉山奨之)らが現場を仕切るなか、葉子は「食」を通じて受刑者たちの荒んだ心と向き合おうとする。

キャスト

◼︎刑務所職員
銀林葉子(元一流イタリアンシェフで刑務所の管理栄養士) - 小池栄子
杉山賢二(調理作業管理担当の刑務官) - 中村蒼
瀬下万美子(工場区主任刑務官) - ともさかりえ
斉藤俊一(矯正処遇部部長) - 塚本高史
丹後眞人(葉子の上司の刑務官) - 三宅弘城
田端基(炊場担当刑務官) - 葉山奨之
橋本サチ(医療課看護師) - 小坂菜緒
中津川聡(医療課矯正医官) - 河相我聞
入江鷹雄(総務部総務部長) - 生瀬勝久
名取恒太朗(所長) - 國村隼
◼︎受刑者
川口心平 - 玉置玲央
尾藤護 - 関口メンディー
竹田照男 - 温水洋一
梅川龍二 - 板橋駿谷
三島茂 - ひょうろく
久我瑛人 - DOTAMA
矢部健吾 - 山内圭哉
辻紘貴 - 阿佐辰美
◼︎葉子の関係者
銀林灯(葉子の娘) - 石川萌香
銀林翔(葉子の息子) - 川口和空
岡本佑介(葉子が働いていた店のオーナー) - 庄司智春
ロレンツォ - パンツェッタ・ジローラモ

感想

原作者は一介の管理栄養士で、炊場の受刑者の頑張りをミシュランのように評価したいということで「三つ星」のタイトルが付いている。

しかしドラマでは小池栄子がイタリアンの三つ星シェフ出身ということになっていて、店が潰れたので管理栄養士資格を取得して刑務所に転職するという意味なく突飛な設定にしている。

にもかかわらず献立にその設定が反映されておらず(2話までで出てきたのはコロッケ、サバの梅煮、イカフライレモン、夏野菜カレー)、料理にも調理にも、もちろんムショ暮らしにも踏み込まない昭和レトロな人間ドラマになっていて、毒にも薬にもならない時間の無駄ドラマである。
「何が楽しくてその仕事してるの?」とは2話での石川萌香(小池の娘)の台詞だが、意図せず視聴者の内心を代弁していた。

前季の「パンチドランク・ウーマン」も刑務所物だったが、ほとんど所長のように権力をふるっていた宇梶剛士の役職は「矯正副長、処遇部長」だった。本作では塚本高史が「矯正処遇部長」で、小池栄子を頭ごなしに押さえつける趣向になっている。

『ムショラン三ツ星』を観るには?

『ムショラン三ツ星』作品情報

原作 – 黒栁桂子『めざせ! ムショラン三ツ星』
脚本 – 鈴木香里服部隆青塚美穂
演出 – 本橋圭太瀬野尾一
音楽 – SHINCO(ラップボーカル:Rachel)、遠藤浩二
主題歌 – Chilli Beans.「breath」
語り – ヒコロヒー
制作統括 -渡邊竜、髙橋練、谷口卓敬
プロデューサー – 勝木孝
制作 – NHKエンタープライズ
制作・著作 – NHK総合、松竹

『ムショラン三ツ星』の原作

何も知らず刑務所の炊場(炊事工場)に飛び込んだ栄養士と、
料理初心者の男子受刑者たちの給食作り奮闘記!
――「クサいメシ」といわれているが本当にマズいの?
――刑務所のメシを作っているのは誰?
――どんなメニューが出るの?
などなどなど。知られざる刑務所の食事情がついにベールを脱ぐ!
「クサいメシ」と言われる刑務所の給食。実は作っているのは受刑者自身。
そんなことも知らずに、日本一小さな男子刑務所で刑務所栄養士として働くことになった著者を待っていたのは、調理経験ほぼゼロの受刑者たち。
ふかしたジャガイモを冷ますために水をかけたり、冷凍コロッケが次々と爆発したり、料理初心者たちが真剣に取り組むあまりに起こる珍事件の数々。
現役刑務所栄養士である著者と受刑者たちは、数々の失敗にも負けず、刑務所給食を、少しでも健康的に、少しでもおいしく、少しでも簡単に、少しでもワクワクできるものにしようと試行錯誤を重ねてきた。
さあ、目ざすのは「ムショラン、三ツ星獲得」だ!!

塀の中の問題が「炊場」を通してうまく調理されています。少々甘口です。――中島学さん(福山大学教授/元札幌矯正管区長)
ムショラン・レシピに「食べてみたいな」と思い、エピソードに「人間みんなそうだよね」と共感しながら読むうちに、
実は、「食」が受刑者の更生にとって重要な基盤となっていることに気づかされます。――名執雅子さん(元法務省矯正局長)

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