映画2010年代の映画2016年の映画

ドント・ブリーズ

住居侵入物というジャンルを突きつめたサスペンスホラーで、シンプルなストーリーにショッキングな仕掛けをこれでもかと詰め込んでいる。「音」が重要な要素なのでBGMで怖がらせる演出でないのは好感。

盲人の家に侵入するのになぜ夜を選ぶのかが謎なのだが(続編も同じらしい)、大半が闇の中という映画でありながらそこはうまく画面設計している。「暗くなるまで待って」の拡大版である(でしかないというべきか)。

クリント・イーストウッドのような元SEALsの無敵老人の狂い方が微妙にコワイ。本作で死なず続編でも死なないらしいが、続編ではけっこう台詞もあるらしいので怖さは半減だろう。

ジェーンレヴィは同じ監督の「死霊のはらわた」でもヒロインを務めたホラークイーン。繰り返し絶体絶命に陥りながらサバイブする。

作品情報

監督 – フェデ・アルバレス
脚本 – フェデ・アルバレス、ロド・サヤゲス
製作 – サム・ライミ、ロバート・タパート、フェデ・アルバレス
製作総指揮 – ネイサン・カヘイン、ジョー・ドレイク、エリン・ウェスターマン、J・R・ヤング、マシュー・ハート
音楽 – ロケ・バニョス
撮影 – ペドロ・ルケ
編集 – エリック・L・ビーソン、ルイーズ・フォード、ガードナー・グールド
製作会社 – ゴースト・ハウス・ピクチャーズ、グッド・ユニヴァース
配給 – アメリカ合衆国の旗 スクリーン ジェムズ/ステージ6フィルムズ
日本の旗 ソニー・ピクチャーズ
公開 – アメリカ 2016年3月12日 (SXSW)、アメリカ 2016年8月26日、日本 2016年12月16日
上映時間 – 88分

タイトルとURLをコピーしました