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愛の渦

4.0
門脇麦(愛の渦) 映画
門脇麦(愛の渦)
愛の渦は、劇団「ポツドール」主宰の劇作家・三浦大輔自身が監督を務めた映画化作品。2014年3月1日公開。主演は池松壮亮、ヒロインは門脇麦で、他の映画での活躍と合わせ2014年度の映画関連新人賞などを多数受賞。R18+指定作品。GYAO!等、ネット配信用に編集したR15+バージョンも存在している。裏風俗という設定と、本編123分のなかで服を着ているシーンが18分30秒のみという内容、三浦監督が役者に求める演技力といった理由から企画の立ち上がりから映画化にこぎ着けるまで、2年の歳月が費やされた。

愛の渦の感想

事前知識なしで見始めたが門脇麦の脱ぎっぷりがたしかに凄い。

そして映画はコミュ力に関するもので、普通に面白かったが、大根仁もチャレンジして諦めたという(そして芝居では第2弾の「恋の渦」を先に撮った)。

愛の渦のあらすじ

閑静な住宅街にある豪華マンションの一室。そこでは秘密のクラブが乱交パーティーを催していた。さまざまな職業や境遇の男女8人が、セックスをするために集まってくる。やがて彼らは、ぎこちない会話を重ねながら徐々に相手を見つけていく。

愛の渦を観るには?

愛の渦 キャスト

ニート – 池松壮亮
女子大生 – 門脇麦
サラリーマン – 滝藤賢一
保育士 – 中村映里子
フリーター – 新井浩文
OL – 三津谷葉子
工員 – 駒木根隆介
常連 – 赤澤セリ
カップル(男) – 柄本時生
カップル(女) – 信江勇
店員 – 窪塚洋介
店長 – 田中哲司

愛の渦 スタッフ

原作・脚本・監督 – 三浦大輔
制作 – 間宮登良松、藤本款
企画 – 加藤和夫
プロデューサー – 岡田真木村俊樹
企画協力 – 太田雄子
宣伝プロデューサー – 深瀬和美
音楽 – 海田庄吾
ラインプロデューサー – 坂井正徳
音楽プロデューサー – 津島玄一
キャスティング – おおずさわこ
撮影 – 早坂伸
照明 – 神谷信人
美術 – 露木恵美子
録音 – 永口靖
編集 – 堀善介
配給 – クロックワークス
制作プロダクション – ステアウェイ
宣伝協力 – ミラクルヴォイス、スターキャスト・ジャパン
製作 – 「映画 愛の渦」製作委員会(東映ビデオ、クロックワークス)

愛の渦の原作シナリオ


劇団「ポツドール」第13回公演として2005年4月20日にTHEATER/TOPSにて初演、2006年4月1日に白水社より刊行。乱交パーティを目的に裏風俗店に集まった見ず知らずの男女10人の本音が交わされる、性欲がテーマの会話劇。第50回(2006年)岸田國士戯曲賞受賞作。2009年に一部キャストを入れ替え再演、2012年と2013年に欧州公演。
岸田賞の選評では「際立っているのは、その微細にして冷静な人間の描写である。そこには人間の〝演技する必然〟が描かれている。」(岩松了)、「登場するのは、ぱっと見には、ろくでもない人物ばかりだ。だが、そうしたグロテスクな人間関係が苦い喜劇になっている。」 (宮沢章夫)と評されている。
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