絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜の感想
ファーストインプレッション
本田翼が背負っているMOGUのビーズクッションは売れ切れとの由。そりゃそうなるわな、という感じだが、上戸彩が早々に失踪してしまった穴は、ばっさーでは埋まらない(主役は沢村一輝ということになっている)。
「マイノリティ・リポート」のような近未来が舞台なのだが、ツッコミどころが多く、真剣に見る気にならない。脚本は若手の混成チームで、月9は相変わらず企画頼りで詰めが甘い。
じっくりと第3話を見てみて
あらためて、AIがビッグデータを解析して犯罪の発生を予知するものの、ブラックボックスだからその理由は明らかではない、という前提に立っていることがわかった。わかりにくいんじゃねーの?
そして再放送中の上戸彩のシリーズに比べると、おそろしくクオリティが低い。
同じ潜入物なのに、ばっさーのコスプレとアクションしか見どころがない。テーマもデリコじゃなくなってるし…。
そして
4話以降は視聴をやめ、上戸彩が再登場するラスト2話を半睡状態で見たが、やはりひどい出来だった。
最終回に合わせたように日経新聞に犯罪予防システムについてのコラムが載ったが、「マイノリティリポート」のように超能力者がいなくても現代ならAIで実現できる、とまで書きながら、当作には触れず。見ていると思われるのが恥ずかしかったのだろう。
しかし、犯罪予防というのは公安警察の仕事であり、治安維持法と発想が同じである。そのへんどうなのか。
絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜 あらすじ
ミハンのテストケース0号に関する事実が表沙汰になってからおよそ1年半。ミハンは警察内で公の組織になり、法制化に向けて事件の捜査を続けていた。対策室の移転やメンバーの一部入れ替わりなどを経て、新たな一歩を踏み出したミハンだが、井沢はとある理由から新たな統括責任者である香坂朱里に対して警戒心を抱いていた。
警務部人事課へと異動して「井沢の監視」という新たな指令を受けた山内、捜査中に出会った篠田に心開き始める小田切、それぞれの思いを抱いて法制化に向けた捜査を精力的に続けていくが、彼らには過酷な「未来」が待ち構えていた。
絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜を観るには?
絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜 キャスト
■未然犯罪捜査班
小田切唯 – 本田翼 (S3 – S4 / AS)
南彦太郎 – 柄本時生 (S3 / S4 / AS)
田村薫 – 平田満 (S3|S4 / AS)
東堂定春(刑事企画課特別捜査官) – 伊藤淳史 (S3 / S4 / AS)/ 幼少期:藤野蒼生(S3)
吉岡拓海(未然犯罪捜査班) – 森永悠希 (S4 / AS)
香坂朱里/ 旧名:水島奈緒(法務省官僚) – 水野美紀 (S4|AS)/ 少女期:田幡妃菜(S4 | AS )
加賀美聡介(ホワイトハッカー) – 柄本明 (S4 / AS)
■その他警察関係者
早川誠二(警視庁捜査一課刑事)〈52→53〉 – マギー (S3 – S4|AS)
板倉麻衣(警視庁捜査一課刑事) – 田中道子 (S3|S4 / AS)
門田駿(捜査一課) – 粗品(霜降り明星)(S4|AS)
町田博隆(警察庁次長) – 中村育二 (S3 / S4)
北見俊哉(法務省官僚) – 上杉柊平 (S4|AS)
曽根崎正人(公安部部長) – 浜田学 (S4|AS)
■その他
宇佐美洋介(殺し屋) – 奥野瑛太 (S3 / S4|AS)/ 少年期:岡島遼太郎(S4 | AS)
篠田浩輝(スポーツカメラマン)/ 本名:水島歩 – 高杉真宙 (S4|AS)/ 幼少期:湯川颯(S4 | AS) /少年期:大西由馬(S4 | AS)
諏訪樹生(クラッカー) – 松尾諭 (S4)
井沢康子(井沢の亡妻) – 木地谷厚子(S3)/ 田山由起(S4|AS)
井沢希(井沢の娘) – 横山莉子(S3)/ 牧野羽咲(S4|AS)