追跡者の感想
93年映画の「逃亡者」のスピンオフというか続編であり、前作の5年後ということでトミー・リー・ジョーンズは連邦保安官上級代理に昇進している。
逃げる方(また冤罪)はウェズリー・スナイプス、黒幕は(誰でもわかるから書いてしまうが)ロバート・ダウニーJr.。
「逃亡者」と違って、トミー・リーばかりでなくチーム感を描く演出なのが楽しい。
飛行機から沼地、シカゴ、マンハッタン、船上と追いかけっこのシーンはさすがによくできており、墓地の銃撃戦など教科書のように人の位置がわかりやすい。
スタバで働くトミー・リーの恋人イレーヌ・ジャコブ(キシェロフスキー三部作の「赤の愛」の女優だ!)が美しい。
追跡者のあらすじ
シカゴで起きた一件の交通事故で、元CIA特殊工作員のシェリダンはニューヨークで起きた殺人事件の犯人として緊急逮捕され、ニューヨークに護送されることになった。シェリダンは他の囚人とともに、連邦保安官上級代理ジェラードが同乗する護送機に乗せられる。だが離陸してまもなく、シェリダンは他の中国人の囚人に殺されかけ、その際に破損した機体は急降下しオハイオ川に墜落し、事故に乗じてシェリダンは消える。こうしてジェラードと逃亡犯シェリダンとの追走劇が始まるが、捜査には、国務省外交保安局捜査官のジョン・ロイスも加わることになった。
追跡者を観るには?
追跡者 キャスト
マーク・J・シェリダン – ウェズリー・スナイプス
ジョン・ロイス外交保安局捜査官 – ロバート・ダウニー・Jr
マリー – イレーヌ・ジャコブ
コズモ・レンフロ連邦副保安官 – ジョー・パントリアーノ
ノア・ニューマン連邦副保安官 – トム・ウッド
キャサリン・ウォルシュ連邦保安官 – ケイト・ネリガン
ボビー・ビッグス連邦副保安官 – ダニエル・ローバック
サヴァナ・クーパー連邦副保安官 – ラターニャ・リチャードソン
バートラム・ラム外交保安局局長 – パトリック・マラハイド
フランク・バロウズ特別捜査官 – リック・スナイダー
シャン・チェン – マイケル・ポール・チャン
ヘンリー連邦保安官 – ジョニー・リー・ダヴェンポート
キム刑事 – ドナルド・リー
スターン – マット・デカロ
ヴィンセント・リン – ジェームズ・シー
727パイロット – スティーヴ・キング
ポー保安官 – トレイシー・レッツ
アール – レイ・トーラー
マーサ – ブレンダ・ピックルマン
スターク – ロレンゾ・クレモンズ
ホルト – ミンディ・ベル
追跡者の作品情報
脚本 – ジョン・ポーグ
製作 – アーノルド・コペルソン、アン・コペルソン
製作総指揮 – ロイ・ハギンス、キース・バリッシュ
音楽 – ジェリー・ゴールドスミス
撮影 – アンジェイ・バートコウィアク
編集 – テリー・ローリングス
配給 – ワーナー・ブラザース
公開 – アメリカ 1998年3月6日、日本 1998年6月13日
上映時間 – 131分