ドラマ2010年代のドラマ2018年のドラマ

Aではない君と

3.5
天海祐希(Aではない君と) ドラマ
天海祐希(Aではない君と)
Aではない君とは、『テレビ東京開局55周年特別企画』として2018年9月21日21時-23時18分にテレビ東京にて放送。「東京ドラマアウォード2019」の単発ドラマ部門作品賞グランプリ、「2019年日本民間放送連盟賞」のテレビドラマ部門優秀賞

Aではない君との感想

2018年のドラマの再放送。

どんでん返しの真相があるわけでもなし、天海祐希のお母さん弁護士は当たり前のことしか言わないし、地味な話である。

タイトルからして加害者に寄り添う話なので、被害者の父親(仲村トオルが演じる)に非難轟々だったらしい。

Aではない君とのあらすじ

大手建設会社に勤める吉永圭一(佐藤浩市)に前妻・青葉純子(戸田菜穂)から突然の電話が入る。離れて暮らす中2の息子・青葉翼(杉田雷麟(らいる))が同級生への殺人容疑で逮捕されたと言う。ネット上には翼の実名や個人情報が晒され、困惑した吉永は弁護士の長戸光孝(八嶋智人)を訪ねる。早速接見するも沈黙を貫き通す翼。父にも心の内を明かさない。記者・中尾(山本耕史)からの情報で、翼が少し前に起こした万引き事件を収めたのが被害者の父で弁護士の藤井智康(仲村トオル)だと判明。そんな恩人の息子を殺したというのか…。翼の沈黙が災いし“逆送”、つまり公開の法廷で刑事審判を受ける可能性が高まっていく。現状を打破すべく長戸はお母さん弁護士の神崎京子(天海祐希)を紹介。神崎は献身的に吉永親子に向き合うが、翼は反抗的な態度を取り続ける。やがて神崎は保護者が弁護士同様の立場となる『付添人制度』の存在を知り…。息子の心の叫びに、改めて耳を傾け始める吉永。はたして翼は本当に殺人を犯したのか?

Aではない君とを観るには?

本作はDVD未発売、配信しているサービスもない。

Aではない君と キャスト

吉永圭一 – 佐藤浩市
神崎京子 – 天海祐希
青葉翼 – 杉田雷麟
青葉純子 – 戸田菜穂
野依美咲 – 市川実日子
中尾俊樹 – 山本耕史
長戸光孝 – 八嶋智人
井川 – 寺島進
瀬戸調査官 – 安田顕
藤井智康 – 仲村トオル
吉永克彦 – 山﨑努
吉永美佐子 – 紺野まひる
森田 – 矢島健一
室田 – 山崎銀之丞
大谷 – 市川知宏
藤井優斗 – 中川翼
神崎智也 – 川口和宥
神崎翔太 – 三谷翔太
神崎裕樹 – 横山歩
桜井聖野村修一佐藤光将荒川浩平 ほか

Aではない君と スタッフ

原作 – 薬丸岳『Aではない君と』
脚本 – 山本むつみ
監督 – 塚原あゆ子(ドリマックス)
音楽 – 遠藤浩二
法律監修 – 飯田豊治、細谷裕美
警察監修 – 尾崎裕司
技術協力 – ジェニック、テイクシステムズ
照明協力 – フジ・メディア・テクノロジー
美術協力 – アックス
ポスプロ – ブル
チーフプロデューサー – 稲田秀樹(※元データ破損のためリンク不可)
プロデューサー – 倉地雄大(テレビ東京)、新井順子(ドリマックス)、加藤章一(ドリマックス)
制作協力:ドリマックス・テレビジョン
制作著作:テレビ東京

Aではない君との原作

同級生の殺人容疑で逮捕された14歳の息子。だが弁護士に何も話さない。真相は。親子は少年審判の日を迎える。
第37回吉川文学新人賞受賞作
*選考委員のコメントより
伊集院静氏「思わず唸った。薬丸岳という小説家の力量と才能に頭が下がった。」
大沢在昌氏「より道のないまっすぐな物語は、最後まで密度を失わず、重く暗い話でありながら、目をそらすことを許さない。名状しがたい感動を私は味わった。」
京極夏彦氏「提起された問題は読み手のい許に届き、読者それぞれが「つけられない結末」を共有できる。」
恩田陸氏「もし自分が主人公の立場に立ったら、と胸が痛くなるような心地でハラハラしながら読んだ。

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