1980年代の映画映画1989年の映画

ローズ家の戦争

キャスリーン・ターナー(ローズ家の戦争) 1980年代の映画
キャスリーン・ターナー(ローズ家の戦争)
『ローズ家の戦争』(原題:The War of the Roses)は、1989年にアメリカ公開されたダニー・デヴィート監督、マイケル・ダグラス主演のブラックコメディ映画。原作はウォーレン・アドラーが1981年に書いた同名小説。原題はローズ家の夫婦の争いを中世イングランドの薔薇戦争(Wars of the Roses)にたとえた洒落となっている。

『ローズ家の戦争』ってどんな映画?

誰もが羨むおしどり夫婦が、離婚をめぐって激しい闘争へ突入していく。ウォーレン・アドラーの小説をベースに、マイケル・リースンが脚本を執筆、ダニー・デヴィートが監督・出演を務めた、結婚生活の崩壊をブラックユーモアを交えて描くサスペンスコメディ。

見どころは、マイケル・ダグラスキャスリーン・ターナーが繰り広げる、嫌がらせの応酬のエスカレーション。夫婦の諍いはペットや家具、そして屋敷そのものを破壊する泥沼の戦いへ変わっていく。
愛が憎しみに変わり、ひとつの家を舞台にした騙し合いが始まっていく。二人の関係、そして屋敷の行方はどこに着地するのか。人間のエゴと執着を詰め込んだ、最後まで展開が読めないブラック・サスペンスの快作だ。

あらすじ

弁護士のギャビン(ダニー・デヴィート)は、客から離婚に関する依頼を受けて、昔を回想する――時は17年前の海辺の町、まだ若かりし頃のバーバラ・ローズ(キャスリーン・ターナー)とオリバー・ローズ(マイケル・ダグラス)は地元のオークション会場で出会い、熱烈な愛に燃えて結婚し、子宝にも恵まれて順風満帆な家庭を築きつつあった。弁護士としてのオリバーも法律事務所の上役へ昇進し、念願の豪華な一軒家を購入。しかし子供たちが成長し、手がかからなくなり始めた頃、二人の溝は徐々に深まりつつあった。
バーバラはビジネスを始め、オリバーに対する愛に疑問を抱き始めていた。ある日、オリバーが内臓に異変をきたして入院するも、バーバラは見舞いにすら訪れなかった。もう彼女の中に既にオリバーに対する愛はなかった。バーバラはオリバーに離婚を申し出、養育権と豪邸の所有権を申し立てるが、オリバーは一度は未練から離婚を考え直すよう提案。しかし妻はそんな夫を相手にせず、次第に火花が散り始めた2人はとうとう険悪な仲になり、壮絶な“戦争”が始まるのだった。

キャスト

オリバー・ローズ – マイケル・ダグラス
バーバラ・ローズ – キャスリーン・ターナー
ギャビン・ダマート – ダニー・デヴィート
スーザン – マリアンネ・ゼーゲブレヒト
ジョシュ – ショーン・アスティン
キャロリン – ヘザー・フェアフィールド
モリーン – パトリシア・アリソン
マーシャル – ピーター・ハンセン
ゴードン医師 – デヴィッド・ウォール
ヒラーマン医師 – マイケル・アドラー
ハリー・サーモント – G・D・スプラドリン
椅子の男 – ダン・カステラネタ

キャスリーン・ターナーであればこそ。

「Mr. & Mrs.スミス」のTVCFを見た際にそんな話は前にも見たなと思ったら、これだった。というわけで再見。

「ロマンシング・ストーン」(当初、「バラ戦争」と製作ニュースで流れたので、この映画の続編だと思われた)のコンビによる、究極的な夫婦喧嘩のおはなし。まあ、スクリューボールコメディというやつで、ダニー・デヴィートの趣味のよさを伺わせる。

マイケル・ダグラスは、実妻(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)と、この映画をもう一度撮ろうとしているらしい。オチは変えるらしいが、いやー、キャスリーン・ターナーであればこその映画のような気がするぞ、マイケル……

『ローズ家の戦争』を観るには?

『ローズ家の戦争』作品情報

監督 – ダニー・デヴィート
脚本 – マイケル・リースン
製作 – ジェームズ・L・ブルックス、アーノン・ミルチャン
音楽 – デヴィッド・ニューマン
撮影 – スティーヴン・H・ブラム
編集 – リンジー・クリングマン
配給 – 20世紀フォックス
公開 – アメリカ:1989年12月8日、日本:1990年5月18日
上映時間 – 116分

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