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教場

4.0
堀田真由(風間公親-教場0-) ドラマ
堀田真由(風間公親-教場0-)

教場・教場II

2020年1月4日・1月5日に『教場』、2021年1月3日・1月4日に『教場II』がSPドラマとして放送された。

感想

教場

大島優子(教場)

大島優子(教場)


前編は良かったが後編はミステリ味が薄くなっていて今ひとつ。
いつもの動きを封じられたキムタクの使い方がいい。
なお、神奈川県警の女性警官の身長要件は150cm以上なので、152cmの大島優子はぎりぎりである。

教場II

松本まりか(教場II)

松本まりか(教場II)


この続きは来年の正月なのか。
大島優子らのように来年卒業生として登場するのは濱田岳松本まりか(卒業生じゃないけど)と予想する。

松本の存在感は凄いな。キムタクを食っていたと思う。

原作をビミョーにいじっている凝った脚本は君塚良一。

あらすじ

教場

神奈川県警察学校の初任科短期課程第198期、植松教場の訓練生は入校から1か月、警察手帳を貸与され担任教官の植松、助教の服部、実技担当の須賀の各教官の元で厳しい訓練を受けていく。そんな中、教官の植松が病気で入院して休職。植松が復職するまでの間、代理としてやってきたのは風間公親(かざま きみちか)という白髪交じりの初老の男性教官。「警察学校は、警察官として適性のない者をふるいにかける場」という信念を持ち、適性の無い者には容赦なく退校届を突き付ける冷徹な人物である。卒業まで残り5か月間、訓練生たちは風間の元で無事に警察官として卒業できるのだろうか。

教場II

舞台は前作から2年後。第198期生だった宮坂定は警察官として第一線に立ち、仮入校中の第200期の指導員を務めていた。担任の風間は訓練生たちの隠し事や問題行動を次々と見抜き、見込みがあると判断した人物は学校に残し、適性に欠けたものは容赦なくふるいにかけ退校させていった。2か月後のある日、宮坂が指導期間中に気にかけていた生徒の漆原が校内を走り回り、授業中もトイレを理由に飛び出すなど明らかに不審な行動をとるようになる。異常な発汗や目の集点が合っていないことなどから、教官たちは薬物使用を疑うが、風間は漆原の目的を見抜いていた。風間の指摘を受け混乱した漆原は、掲示板に張り出されたある通知を見て、その場で泣き崩れる。そして警察学校には、第198期の石山、日下部、楠本、都築、菱沼が風間に呼ばれてやってくる。そこで風間から伝えられたのは、宮坂の殉職だった。

風間公親-教場0-

2023年4月10日~6月19日にフジテレビ開局65周年特別企画として「月9」枠にて放送。風間公親の警察学校赴任の前日譚が描かれる。6月26日、特別編が放送。

感想

第1話の冒頭で、木村拓哉北村匠海に「行くぞ」と声をかけて車を降りるシーンが、2年にわたる正月ドラマ版での隻眼につながるのだとすると、本作は事件から47日遡って、北村を含む5人の新人刑事を育てるドラマというだけでなく、千枚通しの男との対決として予告されている。

正月ドラマがいわゆる群像劇であり、木村対生徒の推理劇だったのに対し、本作は倒叙で罪を犯す者とそれを追う新人刑事、そして新人を指導する木村という奇妙な構図になっていて(現場教場なんて制度が本当にあるのか?)、最初からすべてを見抜いている木村が犯人逮捕をさしおいて新人をいびりぬく趣向である(3話目で、木村は教育を優先すると明言している)ことから、視聴者の評判は今ひとつだという。

「事件は常に刑事の本質と結びついている」という奇妙なコンセプト(これは正月ドラマ版からずっとそうだった)が受け入れられていないようだ。

それはそうと好きな堀田真由がレギュラーで出ているのがうれしい。新垣結衣はかなり作り込んでいるようだ。

新垣結衣(風間公親-教場0-)

新垣結衣(風間公親-教場0-)

見どころ

人気シリーズ「教場」の原点となる物語で、風間公親が教官になる以前、刑事指導官として「義眼」になる前の若き刑事を指導していた時代の物語。

  1. 風間公親の「義眼」の謎と過去
    謎に包まれていた風間公親の右目の真相がついに明かされる。彼がなぜ冷徹な教官になったのか、その原点となる出来事が詳細に描かれる。
  2. 刑事指導官としての風間
    教官となる以前の風間が、現場の刑事としてどのように若手を指導していたのかが描かれる。「なぜそこまで厳しく、時に冷徹なのか」という人物像が深掘りされる。
  3. 豪華なバディキャスト
    風間とバディを組む若手刑事たちは、週替わり、あるいは数話にわたって変わる豪華な顔ぶれが魅力。赤楚衛二、新垣結衣、北村匠海、染谷将太、白石麻衣など、人気と実力を兼ね備えた俳優陣が若手刑事を演じ、風間との化学反応を見せる。
  4. 事件と人間ドラマ
    事件の裏にある人間の複雑な感情、登場人物たちの過去、葛藤が深く描かれる。風間が彼らの心の闇にも切り込むことで、刑事としての資質だけでなく、人間としての成長も問われる。
  5. 「教場」シリーズへの繋がり
    「教場」「教場II」へと繋がる前日譚であるため、過去のシリーズを見ていた視聴者にとって、風間公親の理解が深まり、物語の繋がりを感じられる。

風間公親-教場0- あらすじ

神奈川県警捜査一課の刑事指導官である風間公親(木村拓哉)は、キャリアの浅い若手刑事を指導する「風間道場」と呼ばれる育成システムを担当している。風間とバディを組むことになった新人刑事たちは、実際の事件現場で刑事としてのスキルや心構えを学ぶが、風間の指導は厳しく、彼らは時に容赦ない試練に直面する。
風間は、事件の真相だけでなく、刑事が抱える闇や人間関係、そしてそれぞれの過去にも深く切り込み、彼らを「刑事として生き残れる人間」へと鍛え上げていく。同時に、風間自身の過去、特に彼が右目を失うことになった「義眼」の謎や、その背景にある因縁の事件が徐々に明らかになっていく。

教場を観るには?

教場

風間公親-教場0-

キャスト

■教場・教場II

風間公親 – 木村拓哉
■訓練生
宮坂定 – 工藤阿須加
遠野章宏 – 北村匠海
十崎波琉 – 森山未來
楠本しのぶ – 大島優子
都築耀太 – 味方良介
菱沼羽津希 – 川口春奈
日下部准 – 三浦翔平
石山広平 – 村井良大
平田和道 – 林遣都
南原哲久 – 井之脇海
樫村卓実 – 西畑大吾(なにわ男子)
岸川沙織 – 葵わかな
枝元佑奈 – 富田望生
石上史穂 – 上白石萌歌
忍野めぐみ – 福原遥
漆原透介 – 矢本悠馬
比嘉太偉智 – 杉野遥亮
杣利希斗 – 目黒蓮(Snow Man)
坂根千亜季 – 樋口日奈(乃木坂46)
吉村健太 – 戸塚純貴
稲辺隆 – 眞栄田郷敦
堂本真矢 – 高月彩良
伊佐木陶子 – 岡崎紗絵
浦美慶介 – 三浦貴大
佐久野みゆ – 佐久間由衣
小嘉竜一 – 嘉島陸
出馬求久 – 重岡大毅
伊東求久 – 伊藤健太郎
■教官
服部京子 – 佐藤仁美
須賀太一 – 和田正人
小野春江 – 高橋ひとみ
植松貞行 – 筧利夫
田澤愛子 – 松本まりか
四方田秀雄 – 小日向文世
■その他
平田国明 – 光石研(友情出演)
尾崎賢治 – 石田明(NON STYLE)
日下部奈緒 – 高山侑子
関口和馬 – 狩野絹成
町の駐在警官 – 明石家さんま
機動隊員 – 駒木根隆介

■風間公親-教場0-

 鳥羽暢照 – 濱田岳
 瓜原潤史 – 赤楚衛二
 隼田聖子 – 新垣結衣
 鐘羅路子 – 白石麻衣
 中込兼児 – 染谷将太
 眞堂丈史 – 小林薫
 伊上幸葉 – 堀田真由
 谷本進一 – 濵田崇裕
 尾山柔 – 結木滉星
 阿部悦子 – 中島亜梨沙
 柳沢浩二 – 坂口憲二
家族・交際者
 瓜原和泉 – 斉藤由貴
 隼田ゆかり – 諏訪結衣
 女子高生 – 井上音生
 中込ふき – 余貴美子
 中込明子 – 大西礼芳
神奈川県警察学校
 四方田秀雄 – 小日向文世
 須賀太一 – 和田正人
 服部京子 – 佐藤仁美
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