万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-

綾瀬はるか(万能鑑定士Q -モナリザの瞳-)
綾瀬はるか(万能鑑定士Q -モナリザの瞳-)

松岡圭祐の推理小説シリーズ「Qシリーズ」第9巻『万能鑑定士Qの事件簿IX』の映画化。映像版で単体作になるため『事件簿I』からいくつかの要素を織り込み脚色している。日本映画初のルーヴル美術館内本格ロケが敢行された。同館内での外国映画のロケ自体『ダ・ヴィンチ・コード』(2006年)以来。

万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-の原作

万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-の原作のあらすじ

「これは贋作ではないか?」かつて、ルーヴル美術館で凜田莉子が『モナ・リザ』に抱いた違和感。その直感が、莉子の人生に転機をもたらす。37年ぶりに日本開催が決まった『モナ・リザ』展。そのスタッフ登用試験に選抜されたのだ! 鑑定士として認められた、初めての大舞台。

万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-の原作を読んだ人の感想

映画 万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-

映画 万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-の予告映像

映画 万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-のあらすじ

ダ・ヴィンチの名画モナ・リザが40年ぶりに日本にやってくる。さる事件によりルーヴルのアジア圏代理人兼調査員である朝比奈尚幸(村上弘明)の信頼を得た万能鑑定士Qなる店の女主人、凜田莉子(綾瀬はるか)は、臨時学芸員の採用試験に招かれる。事件以来、莉子に関心を持ち密着取材を続行中の雑誌記者小笠原悠斗(松坂桃李)もパリへ同行。莉子はルーヴル美術館で実施された採用テストに無事パスし、しだいに小笠原への理解も深めていく。莉子は同様にテストに受かった流泉寺美沙(初音映莉子)とともに帰国、特別講義に出席する。しかしそこには不可解な謎と、その奥に潜む巨大な陰謀があった。

映画 万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-の感想

何よりもルーヴルロケを目玉にしたとおぼしい映画で(外国映画としては「ダヴィンチ・コード」以来だそうだ)、読んだことはないが原作の持ち味はほとんど無視されているのではないかと思われる。綾瀬はるかが行っているのはちっとも鑑定ではなく、ホームズ流の推理に過ぎないからだ(だから綾瀬の活躍を期待すると裏切られる)。いや原作通りだというのなら、それは脚本のせいであろう。松阪桃李がいつパリから帰ったのかもわからないくらい不自然な脚本なのだ。

しかしこれが「探偵の探偵」と同じ世界線だとはなあ。

映画 万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-のキャスト

凜田莉子 – 松坂桃李
流泉寺美沙 – 初音映莉子
リシャール・ブレ – ピエール・ドゥラドンシヤン
荻野甲陽 – 橋本じゅん
山田聡 – 村杉蝉之介
喜屋武友禅 – 児嶋一哉(アンジャッシュ)
江来香織 – 角替和枝
朝比奈尚幸 – 村上弘明
リサイクルショップの店員・桜 – 榮倉奈々(友情出演)

映画 万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-のスタッフ

監督:佐藤信介
企画プロデュース: 平野隆
エグゼクティブプロデューサー: 濱名一哉
原作:松岡圭祐「万能鑑定士Qの事件簿」シリーズ
脚本:宇田学
音楽:羽深由理、大間々昂
音楽プロデューサー:志田博英
プロデューサー:下田淳行辻本珠子
アソシエイトプロデューサー:山田昌伸、原公男
ラインプロデューサー:及川義幸
ユニットプロデューサー:大崎裕伸
撮影監督:河津太郎
美術:斎藤岩男
絵画制作:塙雅夫
装飾:篠田公史、大坂和美
スクリプター:田口良子
編集:加藤ひとみ
VFXスーパーバイザー:ツジノミナミ
ガファー:中野創平
操演:関山和昭
衣装:宮本まさ江
ヘア・メイク:本田真理子
製作担当:高瀬大樹
制作プロダクション:ツインズジャパン
配給:東宝
製作:映画「万能鑑定士Q」製作委員会(TBSテレビ、KADOKAWA、東宝、ホリプロ、ツインズジャパン、中部日本放送、毎日放送、WOWOW、RKB毎日放送、北海道放送、GYAO)

映画 万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-を観た人の感想

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