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設定は珍しいが伏線はどうでもいい(パラレル夫婦 死んだ”僕と妻”の真実の感想)
夫婦がそれぞれ別々に交通事故で死ぬというパラレルワールドが発生するのだが、トースターが上がるまでの数分間だけ邂逅できるという設定。
伊原六花(「肝臓を奪われた妻」に続くヒロイン役)が浮気をしているという伏線があるのだが、わりとどうでもいい感じ。
どちらも死んでいないという結末になるのかどうか。
夫婦でCM制作会社に勤めている設定はちょっと珍しい。
普通に八嶋智人(二人の上司)が黒幕なんではないかと予想。
パラレル夫婦 死んだ”僕と妻”の真実 巷の感想
視聴者からは、設定の新しさやキャラクターの対比に対する好意的な意見が多いが、演技力や物語の進行、ミステリー要素の強調に対する批判的な意見も見受けられる。ミステリー要素が敬遠されているのはちょっと興味深い反応だ。
好意的な感想
- 「3分だけ会えるって設定、めっちゃ斬新」「お互いが死んだと思ってる展開、頭こんがらがるけど面白い」
- ミステリー要素と夫婦の愛情描写がうまく融合しており、「ミステリーとラブ、どっちもちゃんと楽しめる。バランス神だね!」
- 「幹太がヤキモキしてる合間にもなつめはカップ麺食べてるの温度差(笑)」「モヤモヤくねくね悶えてる幹太とあぐらでカップ麺食べてるなつめの対比がよかった」
批判的な意見
- 伊野尾くんこんな演技だったっけ?
- 話が進展しそうな部分は有るけど、興味が湧かないので、もう見ないかも
- ミステリーばっかで、夫婦の愛が薄れちゃった。バランス悪いな
パラレル夫婦 死んだ”僕と妻”の真実 あらすじ
CM制作会社で働く並川幹太(伊野尾慧)と並川なつめ(伊原六花)は誰もがうらやむ仲良し夫婦。しかし結婚して3年がたち、なつめは幹太の過剰ともいえる溺愛ぶりに不満を抱いていた。妻の心の内など知るよしもない幹太は、ある日、“ヤマっち”とホテルで会う約束をしているメールを見てショックを受ける。
翌日、幹太はなつめに事実を確かめようと決意した矢先、先に家を出たなつめが交通事故で死亡。その夜、ぼうぜん自失する幹太はが部屋で涙を流していると、11時22分に謎の光に包まれ、目の前に死んだはずのなつめが現れる。しかも、再会したなつめの話では、交通事故で死んだのは幹太だという。
パラレル夫婦 死んだ”僕と妻”の真実を観るには?
パラレル夫婦 死んだ”僕と妻”の真実 キャスト
並川幹太(CMディレクター) – 伊野尾慧
並川なつめ(CMプロデューサー) – 伊原六花
■FLAIR Pro.
田村大和(CG部) – 松倉海斗
辻莉子(プロダクションマネージャー) – 齊藤なぎさ
今井茂(助監督) – 岐洲匠
青木みどり – 橘美緒
守谷誠(部長) – 八嶋智人
■その他
丸山耕介(ゲームバー「My turn」店長) – 野村康太
服部大洋(マンションの大家) – きょん(コットン)
平田実(刑事) – 野添義弘
平田楓(なつめの母) – 南野陽子(特別出演)
パラレル夫婦 死んだ”僕と妻”の真実 スタッフ
演出 – 筧昌也、的場政行、長澤佳也
音楽 – 濱田貴司
主題歌 – Hey! Say! JUMP「encore」(ストームレーベルズ)
プロデューサー – 田中耕司、島本講太、植木さくら、長澤佳也
制作協力 – AOI Pro.
制作 – カンテレ、Storm Labels
【ネタバレ】パラレル夫婦 死んだ”僕と妻”の真実の結末
1日3分だけ起こる“ミックス(並行世界の接触)”は終わった。
幹太は自分で“引き延ばす未練”を断つため、トースターを壊してミックスを止めた。
その後、友人らが修理を試み、最後にもう一度だけミックスが起きる。
再会したなつめは「どんな形でもいいから幸せでいて——そしたら私たちもずっと幸せ」と幹太に告げ、互いの世界で生きていく決断を確認。
以後ミックスは起こらず、2人はそれぞれ新しい一歩へ。
半年後、幹太側・なつめ側それぞれの世界で“同じ人物なのに違う未来”が描かれ、それぞれの世界に確かに続く日常が示されて締め。
桜の花びらが世界をまたいで“ひらり”と重なる演出で、希望的オープンエンド。
要するに、“元通りで一緒になる”結末ではなく、最後の再会で愛を確かめたうえで別々の世界で前を向くという前向きな終幕だった。