アカギ

津川雅彦(アカギ)
津川雅彦(アカギ)

福本伸行の麻雀漫画『アカギ 〜闇に降り立った天才〜』(近代麻雀1992年4月号~2018年3月1日号連載)を原作として、2015年7月17日~9月18日の毎週金曜夜21時よりBSスカパー!で放送(全10話)。原作の「鷲巣麻雀」編のドラマ化だが、当時原作が完結していなかったため勝負は6回戦南二局までを描写し、最終回は勝負のあとアカギが鷲巣邸から立ち去るシーンで締めくくられ、続編『アカギ「竜崎・矢木編 /市川編」』が2017年10月13日~11月10日に放送(全5話)。さらなる続編『アカギ〜鷲巣麻雀完結編〜』では第1弾で展開された「鷲巣麻雀」編の続きから完結までが描かれ、2018年5月25日~6月8日に放送(全3話)。

アカギの原作

昭和33年、高度成長期真っ只中の時代。雨降りしきるある夜、とある雀荘でヤクザ相手に命がけの勝負を挑んでいた南郷は徐々に窮地に追い込まれていた。その時突然、ずぶぬれになった一人の少年が雀荘に入ってきた。少年にただならぬ気配を感じた南郷は、麻雀牌すら握ったことのない彼に代打ちをさせる。このときから伝説が始まった。少年の名は赤木しげる。のちに「神域の男」と呼ばれる男である。

アカギの原作のレビュー

ドラマ アカギ

あらすじ

昭和40年、裏社会で勝ち続け若くして“伝説の雀士”といわれる男・赤木(本郷奏多)は、刑事の安岡(神保悟志)の依頼で、巨万の富と権力を持つ“日本の闇の王”鷲巣(津川雅彦)と対戦することに。鷲巣は全財産を賭け、赤城は自らの血液を賭ける“鷲巣麻雀”の特別ルールが提案される。1回戦東四局、鷲巣がタンヅモドラドラ満貫で和了。アカギは400ccを採血された。仰木(田中要次)と安岡(神保悟志)の心配をよそに、アカギは顔色ひとつ変えず、鷲巣はそれを見ながら愉快に笑う。1回戦が終了したが、アカギは勝ち分全てを金にし、採られた血600ccは戻さないという。アカギの頭には鷲巣(津川雅彦)の金を奪い取ることしかない。そして2回戦が開始。東一局から鷲巣はいきなりの満貫ツモであがり、その後も鈴木(笠原秀幸)の差し込みやツモでアカギを圧倒する――

原作より福本キャラ的な津川雅彦が見物(感想

女優は登場しない。どころか、キャストは、原作より福本キャラ的な津川雅彦本郷奏多田中要次神保悟志、津川の取り巻きの(黒服ならぬ)白服、の5人のみだ。
10話放映時点で原作が完結していなかったため、変なところで終わっている。
「鷲津編」とは文字通り鷲津という男を描くもので、津川雅彦は延々と負け続け、満願ひとつ上がれば勝利できるのにそれができずに5億円を失い、自らの血も失っていく。カイジと対照的な天才博徒を描くために、原作は半荘6回戦に26年を費やしている。
当然のこと、paraviで「完結編」を視聴中。(※現在はPrimeVideoで観られる)

キャスト

赤木しげる – 本郷奏多
鷲巣巌 – 津川雅彦
仰木武司 – 田中要次
安岡 – 神保悟志
鈴木 – 笠原秀幸
岡本 – 郭智博(第一作)
ニセアカギ – 藤岡信昭
山中 – 水橋研二
南郷 – 駿河太郎
竜崎 – 六角慎司
矢木圭次 – 眞島秀和
市川 – 鹿賀丈史

スタッフ

原作 – 福本伸行
脚本 – 田辺満小林英造
音楽 – 牧戸太郎
ナレーション – 田中良典
アシスタントプロデューサー – 奥田由美、大河内聡子
ラインプロデューサー – 堀尾星矢
プロデューサー – 長内敦伊藤裕史
監督 – 岩本仁志
主題歌 – 湘南乃風「DON’T BE AFRAID」(第一作、第二作)「国士無双」(第三作)

ドラマ アカギのレビュー、観た人の感想

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