2014年のスペイン・ブルガリア合作のSFアクション映画。原題は「Automata」。監督のイバニェスは2008年に『シャッター・ラビリンス』で長編映画デビューし、カンヌ国際映画祭の国際批評家週間で上映された。
オートマタのあらすじ
2030年代末、太陽のフレア光が増加して地球では砂漠化が進行、人口の99.7%が失われた。生存者は安全な都市網を再構築し、過酷な環境で人類の手助けを行う原始的なヒューマノイドロボット「オートマタ」(ピルグリム7000型)を開発。オートマタには、生命体に危害を加えてはならない、自他のロボットの改造を行ってはならない、という2つのプロトコル(制御機能)が設定され、当初は人類の救世主とされたが、砂漠化の抑制に失敗したことから肉体労働に追いやられた。ある日、自己改造を行っているオートマタが発見され、保険調査員のジャック・ヴォーカンが調査に派遣されるが……
オートマタの感想
オートマタのクリオの造形は、登場時とエンディングでビミョーに変えているのではないかと思うほど、見る側の印象が変わる。
ブレードランナーを思い出さずにはいられない設定だが、中身は西部劇である(バンデラス主演だから)
オートマタのキャスト
ジャック・ヴォーカン – アントニオ・バンデラス
レイチェル・ヴォーカン – ビアギッテ・ヨート・ソレンセン
スーザン・デュプレ博士/クレオの声 – メラニー・グリフィス
ウォレス – ディラン・マクダーモット
ロバート・ボールド – ロバート・フォスター
ヴァーノン・コンウェイ – ティム・マッキナリー
エリス – アンディ・ナイマン
ドミニク・ホーク – デヴィッド・ライオール
マネージャー – アンドリュー・ティアナン
エンジニア – クリスタ・キャンベル
医師 – バシャル・ラハル
青いロボットの声 – ハビエル・バルデム
オートマタのスタッフ
監督 ガベ・イバニェス
脚本 ガベ・イバニェス、イゴール・レガレタ、ハビエル・サンチェス・ドナーテ
製作 ダニー・ラーナー、レス・ウェルドン、アントニオ・バンデラス、サンドラ・エルミーダ
音楽 ザカリアス・M・デ・ラ・リバ
撮影 アレハンドロ・マルティネス
編集 セルヒオ・ロサス
公開 スペイン 2014年9月20日(サン・セバスティアン国際映画祭) ブルガリア 2014年10月17日 スペイン 2015年1月23日 日本 2016年3月5日
上映時間 110分
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