チェンジング・レーン

アマンダ・ピート(チェンジング・レーン)
アマンダ・ピート(チェンジング・レーン)

2002年のアメリカ合衆国のサスペンス映画。 原題は「Changing Lanes」。監督はロジャー・ミッシェル、出演はベン・アフレックとサミュエル・L・ジャクソンなど。 車線変更(チェンジング・レーン)による些細な接触事故をきっかけに激しく憎しみ合うようになる二人の対照的な男の姿を描いている。

チェンジング・レーンのあらすじ

舞台はマンハッタンを走る高速道路。若手有能弁護士ギャビンが法廷に向かうため無理な車線変更で接触事故を起こしてしまう。事故の相手ドイルに小切手を渡し、強引に現場を離れるギャビン。この事故がきっかけで2人はトラブルに巻き込まれていく。裁判に必要な重要な書類を紛失してまったギャビン。別居中の息子の親権争いの法廷に間に合わず権利を失ったドイル。それぞれが取った行動とは…。

チェンジング・レーンの感想

舞台はNY。朝のラッシュ時の車線変更で保険セールスマンのサミュエル・L・ジャクスンと、弁護士のベン・アフレックが互いに譲らず車が接触。急いでいるアフレックはその場で小切手を書き、名前も聞かずに「Better luck next time!」と言い残して一方的にその場を去る。急いでいるのはジャクスンも同じで、実は二人とも裁判所に出廷する時間に遅れかかっていた。
さて数分遅れで法廷に入ったアフレックは書類をジャクスンに渡してしまったことに気づき(小切手を書く下敷きに使ってそのまま渡してしまったのだ)、今日中に提出するように判事に言われる。
一方、サミュエルは事故で車がパンクしたため別居中の妻と親権を争う裁判に20分遅刻し、おかげで子どもたちを取られてしまった。
アフレックは名前も聞かなかった相手から書類を取り戻そうとするが、気分を害していたジャクスンは書類を捨ててしまい…という話。

さながら人生の車線変更という展開になるのだが、アフレックが欲しい書類は、持っていても(返しても)良いことはないサミュエルが所持し続けているので、書類が元の持ち主に戻らないのは、一貫して二人の意地の張り合いによるものである。プロットが設定の面白さに追いついていない。

どうやって互いの名前や連絡先を探し当てたのかという説明が適当だし、アフレックはサミュエルを困らせるために銀行口座を操作して破産させたりしているのも唐突なのだが、とにかく最後はハッピーエンド風に終わる。

アマンダ・ピートは事務所の悪い経営パートナーの娘で妻で、アフレックに不正を迫る。アフレックにはトニ・コレットの愛人もいたりするのだが、本作では良いところのない男にしか見えなかった。

チェンジング・レーンのキャスト

ギャビン・バネック – ベン・アフレック
ドイル・ギプソン – サミュエル・L・ジャクソン
ヴァレリー・ギプソン – キム・スタウントン
ミシェル – トニ・コレット
スティーヴン・デラーノ – シドニー・ポラック
デラーノ夫人 – ティナ・スローン
ウォルター・アーネル – リチャード・ジェンキンス
シンシア・デラーノ・バネック – アマンダ・ピート
スポンサー – ウィリアム・ハート

チェンジング・レーンのスタッフ

監督 – ロジャー・ミッシェル
脚本 – マイケル・トルキン
原案 – チャップ・テイラー
製作 – スコット・ルーディン
製作総指揮 – ロン・ボズマンアダム・シュローダー
公開 – アメリカ 2002年4月12日/日本 2002年11月9日
上映時間 – 98分

チェンジング・レーンを観る


チェンジング・レーンを観た人の感想

タイトルとURLをコピーしました