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ベイビーわるきゅーれ

高石あかり・伊澤彩織(ベイビーわるきゅーれ) ドラマ
高石あかり・伊澤彩織(ベイビーわるきゅーれ)©「ベイビーわるきゅーれ」製作委員会
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2021年7月30日に公開された阪元裕吾監督の日本映画。英語表記は「Baby Walkure」(英題は「Baby Assassins」)。続編『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』が2023年3月24日に公開され、シリーズ第3作『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』が2024年9月27日に公開された。同年9月5日(4日深夜)からにテレビ東京で連続テレビドラマ『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』を放送。

ベイビーわるきゅーれ

幸福な解放感がすばらしい(ベイビーわるきゅーれの感想)

髙石あかり・伊澤彩織(ベイビーわるきゅーれ)


流行りものを避けてしまう傾向があるので、なにやら盛り上がっているのは知っていたが、あえて近づかないようにしていた。しかーし!

思えば髙石あかりは昨年の「わたしの一番最悪なともだち」で注目したものの、この映画を観ていたらまるで印象が違ったはずだと思うと悔しい(かのドラマも一種のバディ物だった)。

映画は、ふたりが自由に動くのをしばしば長回しで撮っていて、その幸福な解放感は、実に久しぶりに感じるものだった。戦略的に企画の勝利みたいなところもあるが、すばらしい。

伊澤彩織(実は21歳の髙石より9歳も年上)という人のことを、私は寡聞にして、「ジョン・ウィック:コンセクエンス」でリナ・サワヤマのスタントダブルを務めたということしか知らなかったのだが、かなりの逸材ではないだろうか。

いやー、続編や今放映中のドラマもあるし、「ある用務員」というのもVODで観られるようなので、しばらく楽しめそうだ。公開中の映画も観に行こうかな。

ベイビーわるきゅーれ 見どころ

殺し屋という非日常的な設定の中に、現代の若者のリアルな悩みや葛藤を描き出した映画。アクションと日常のバランス、キャラクターの魅力、そして社会不適合者としての彼女たちの姿が見どころである。シリーズを通して、ちさまとまひろの物語を追いかけたくなる!
「アクションシーンがすごい。シスターフッドで、男と女の闘いに見劣りはない。」「ゆるーく人を殺していくのが見てて気持ちいいし癖になる。キャラの立った二人の絶妙な距離感と会話劇が好き。」「殺し屋という非日常が日常の二人の生活をただ見るだけの映画であって、そこに勧善懲悪とか陰謀を阻むとか、大仰な理由を探さなくていい。」などファン多数!

  • 見どころ1. アクションと日常のギャップ
    何よりも、キレのあるアクション、それと、ゆるい日常描写のギャップ。伊澤彩織はスタント出身で身体能力を活かしたアクションシーンは圧巻。一方で、二人の何気ない会話や日常のやり取りがたまらなくおかしい。
  • 見どころ2. シスターフッドと社会不適合者
    ちさまとまひろの関係性は、単なるバディものではなく、深い絆で結ばれたシスターフッドである。社会に馴染めない若者たちの姿をリアルに描写している。
  • 見どころ3. タランティーノ作品の影響
    全体の雰囲気や構成はタランティーノ『パルプ・フィクション』『レザボア・ドッグス』を彷彿とさせる。殺し屋二人の何気ない会話や、殺しの後始末をする「掃除屋」の登場などはオマージュであろう。

ベイビーわるきゅーれ あらすじ

高校卒業を控える女子高生の杉本ちさとと深川まひろには、殺し屋という裏の顔をもち、組織から委託される人殺しはそつなくこなす。一方、日常の生活能力は低い上、公共料金や年金・税金等の支払いが遅れることも少なくない。
卒業後、組織の方針で二人暮らしをしながら、表の顔として社会人をしなければならなくなった。殺し屋として不自由ない生活をしながらもアルバイトをしなければならない現状に、文句を言いつつ適合しようとする二人。
コミュニケーションが苦手なまひろはコンビニの面接すら失敗するが、ちさとは持ち前の明るさでそつなく社会人をこなし、険悪な空気が流れてしまう。
ある日、ちさとのバイト先のメイドカフェに、残忍なヤクザの浜岡一平とかずきの親子が訪れ、メイドたちはあわや売られそうになってしまう。たまたま居合わせたちさとは、勢いで二人を射殺し、店にはいられなくなって退職するハメに。
その晩、まひろはちさとに謝り、二人がお詫びのケーキを食べようとした時、一平の娘であるひまりが宣戦布告の電話を掛けてきたちさととまひろはひまりの下に乗り込み、配下のヤクザや精鋭の渡部ごと一派を壊滅させ、何事もなかったように日常に戻って、その後もままならない日々を過ごすのだった。

ベイビーわるきゅーれを観るには?

ベイビーわるきゅーれのキャスト

■主要人物
杉本ちさと – 髙石あかり
深川まひろ – 伊澤彩織
■その他
浜岡一平 – 本宮泰風
浜岡ひまり – 秋谷百音
浜岡かずき – うえきやサトシ
渡部 – 三元雅芸
田坂さん – 水石亜飛夢
須佐野 – 飛永翼
凪子 – 辻凪子
コンビニ「ハピネスマート」店長 – 大水洋介
和菓子屋の店主 – 仁科貴
大出 – 伊能昌幸
姫子 – 福島雪菜

ベイビーわるきゅーれのスタッフ

監督・脚本・編集 – 阪元裕吾
製作:奥村雄二、人見剛史、松原憲、小林未生和
エグゼクティブプロデューサー – 鈴木祐介
プロデューサー – 角田陸、後藤剛
アクション監督 – 園村健介
アクションコーディネーター:川本直弘
音楽プロデューサー – 松原憲
撮影・照明- 伊集守忠
録音:五十嵐猛吏、植田中
美術・装飾 – 岩崎未来
スタイリスト – 入山浩章
ヘアメイク – 赤井瑞希、吉野美沙子、仁部遥香
撮影証明助手:呉大雅俊、山崎充
ガンエフェクト:会田文彦
CG・エフェクト – 若松みゆき
仕上:久田宗里
編集スタジオ:フォーディメンションスタジオ
音響効果 – 吉田篤史
MA:五十嵐猛吏、下元徹(サウンドライズ)、市村聡雄(サウンドライズ)
スチール:小野佑介
演出補 – 工藤渉、濱中春
制作プロデューサー – 吉田浩太
制作:新関収一、信永浩志、古谷蓮
衣裳協力:DRC
音楽 – SUPA LOVE(曽木琢磨、高橋祐子、Uio)
音楽プロデューサー – 松原憲
アソシエイトプロデューサ:米谷陵
製作 – 「ベイビーわるきゅーれ」製作委員会(TOKYO CALLING/ライツキューブ/SUPA LOVE/渋谷プロダクション)
制作プロダクション – シャイカー
配給 – 渋谷プロダクション

 

『ベイビーわるきゅーれ』は記念すべき、ちさまひの社不ぶりをクローズアップしたアクション映画です。この記事で少しでも興味を持たれた方は、ぜひ本編をチェックしてみてください。

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