2024年1月8日~3月18日までフジテレビ系「月9」枠にて放送。主演は永野芽郁。宇山佳佑脚本のオリジナル作品で、長崎を舞台に展開するファンタジーラブストーリー。撮影では県内の観光地である眼鏡橋やハウステンボスなども使用された。
今季の鑑賞もようやく月9まで録画に追いつき、2話まで見た(現時点で、放映は3話まで来ている)。
まず、後天性の色覚異常は別な病気が原因の可能性があるので、なぜか誰も勧めないけど、ちゃんと入院して調べたほうがいいと思う(妹ですら知らなかったのだから、一切病院に行ってないと思われる)。
というようなツッコミどころを挙げればキリがなく、ありえない場所から福岡行き長距離バスが出発していたり、「案内人」斎藤工が胡散臭すぎたりするのはご愛嬌としても(ネットでは相方の松本若菜は山田裕貴の亡母だと言われている)、永野芽郁の母親の入院はかなり謎である。あれは精神病棟だと思うが、補助を受けている説明もなく、20年近く長期入院していられるだろうか?
10年経って初恋相手も自分も挫折した、というシチュエーションは実際には珍しくも何ともないはずだが、あくまでもクヨクヨと悲恋方向に引っ張ろうとするのはやはりしらける。五感がなくなるのは「どろろ」のよう、とかいうドラマ評を読んだが、それを言うなら、お涙頂戴の自己犠牲ツバメ(ワイルドの「幸福な王子」)の線かなと思った。
キャスト
主要人物
逢原雨〈26〉 – 永野芽郁
朝野太陽〈28〉 – 山田裕貴
周辺人物
望田司〈33〉 – 白洲迅
朝野家
朝野春陽〈24〉 – 出口夏希
朝野陽平〈59〉 – 遠藤憲一
朝野明日香 -松本若菜
逢原家
逢原霞美〈46〉 – 真飛聖
逢原雪乃〈享年67〉 – 余貴美子
案内人
日下 – 斎藤工
千秋 – 松本若菜
朝野煙火工業
柳田達夫 – 螢雪次朗
花村竜一 – 佐藤貴史
菊野純 – 谷恭輔
飛岡雄星 – 萩原護
スタッフ
脚本 – 宇山佳佑
音楽 – 松谷卓
主題歌 – 宇多田ヒカル「何色でもない花」
花火所作指導 – 小幡知明、磯谷尚孝(磯谷煙火店)
医療監修 – 川嶋寛(埼玉県立小児医療センター)
医療指導 – 山本昌督
アクション指導 – 小池達朗(ALPHA STUNTS)、おぐらとしひろ(第7話、第10話)
看護指導 – 松島由貴子
演出 – 松山博昭、相沢秀幸、保坂昭一
プロデュース – 草ヶ谷大輔