ドラマ2020年代のドラマ2024年のドラマ

嗤う淑女

小島藤子(嗤う女) ドラマ
小島藤子(嗤う女)
中山七里のミステリー小説(月刊ジェイ・ノベル連載2014年1月号~10月号、2015年1月31日実業之日本社刊)を原作に、2024年7月27日より東海テレビ制作・フジテレビ系列「土ドラ」枠で放送。主演は内田理央。

夏だから怪談という発想なのか(嗤う淑女の感想)

懐かしい「大人の土ドラ」ふうの演出だと思ったら、松木創という人はあの高岡早紀の「リカ」のチーフ監督なのだった。
しかしまあ、夏だから怪談をという安易な路線であるように思う。

原作も一種のモンスター物だが、内田理央はどうなのかな。相方の松井玲奈が演じた方が面白くなったような気がする。
第1話のゲストは小島藤子。これも、いかにもホラーなキャスティングだ。

嗤う淑女 見どころ

内田理央さんが演じる主人公・蒲生美智留は、人生コンサルタントとして人々の悩みに寄り添いながらも、巧みに操り地獄へと陥れていく美しき悪女。美智留と彼女に心酔していく野々宮恭子(松井玲奈)の関係を中心に展開する。

  • 見どころ1. 美智留のキャラクターとその魅力
    蒲生美智留は、表向きは人々の悩みに寄り添うコンサルタントだが、実際には相手の欲望や弱点を巧みに突き、破滅へと導いていく。その美しさと知性、そして冷酷さを併せ持つキャラクター像が見どころ。内田理央さんの演技力の評価も悪くない。
  • 見どころ2. 恭子との関係性と心理描写
    野々宮恭子は美智留に出会い、最初は警戒しつつも次第に彼女に心酔していく。二人の関係性や恭子の心理変化も見どころである。
  • 見どころ3. サスペンスとしての構成と演出
    美智留が関わる人々は次々と破滅していき、彼女の過去や真の目的が徐々に明らかになっていく。予想を裏切る展開が見どころである。

嗤う淑女 あらすじ

平成4年、いじめに遭っていた野々宮恭子を、転校生の従姉妹・蒲生美智留が助ける。美智留は恭子の骨髄移植ドナーにもなり、恭子は深く感謝する。その後、美智留が実父から性的虐待を受けていることを知った恭子は、美智留と共謀して父親を殺害する。
平成19年、恭子と父親が弘樹に殺害される事件が発生。同居人の美智留の証言で弘樹は有罪となるが、警視庁の高殿が過去の事件で美智留の関与を疑う。銀行員・鷺沼の横領自殺事件や、名古屋の保険金殺人事件でも美智留の名前が浮上。麻生警部の執念深い捜査により、美智留は複数の殺人に関与していたことが判明し、ついに逮捕される。

嗤う淑女を観るには?

ドラマ嗤う淑女のキャスト

■主要人物
蒲生美智留 – 内田理央(中学生時代:河村ここあ
野々宮恭子 – 松井玲奈(中学生時代:中田乃愛
■警察関係者
麻生 – 大東駿介
青木真太郎 – 内藤秀一郎
■その他
男性 – 三溝浩二

ドラマ嗤う淑女のスタッフ

原作 – 中山七里『嗤う淑女』(実業之日本社文庫)
企画 – 市野直親(東海テレビ)
脚本 – 泉澤陽子継田淳
音楽 – 戸田有里子
主題歌 – 琴音「Heaven」(ビクターエンタテインメント)
オープニング曲 – HYDE「BLEEDING」(ユニバーサル ミュージック)
演出 – 松木創(共同テレビ)、淵上正人(共同テレビ)、本間利幸
プロデューサー – 河角直樹(東海テレビ)、鵜澤龍臣(東海テレビ)、高橋眞智子(共同テレビ)
制作 – 東海テレビ、共同テレビ

嗤う淑女の原作

中山 七里 「嗤う淑女」 (実業之日本社文庫) Kindle版

嗤う淑女の原作のあらすじ

中学時代、いじめと病に絶望した野々宮恭子は従姉妹の蒲生美智留に命を救われた。美貌と明晰な頭脳を持つ彼女へ強烈な憧れを抱いてしまう恭子だが、それが地獄の始まりだった――。名誉、金、性的衝動…絶世の美女に成長した美智留は老若男女の欲望を残酷に操り、運命を次々に狂わせる。連続する悲劇の先に待つものは?

タイトルとURLをコピーしました