2023年12月8日公開。主演は杉咲花。原作は、監督の戸田彬弘が主宰する劇団チーズtheater旗揚げ公演作品でもあり、サンモールスタジオ選定賞2015では最優秀脚本賞を受賞した「川辺市⼦のために」。
大阪で恋人の長谷川と慎ましくも幸せな日々を送る市子はプロポーズを受けた翌日に突如失踪する。途方に暮れる長谷川は訪ねてきた刑事から川辺市子という女性は存在しないと告げられる。長谷川が市子の行方を追う最中、市子の旧友や知人らから彼女の壮絶な半生が明かされていく。
市子の感想
「アンメット」が好きすぎて、というわけでもなく、たまたま見たのだが、杉咲花と若葉竜也という同じコンビで、というかこの二人は「おちょやん」以来共演ばかりしているのであった。結婚するんかな。
しかし若葉はメイクや無精ヒゲのせいもあるが、「アンメット」の三瓶先生とは全然違う人に見えて驚いた。対照的に、杉咲花はほぼ同じで、こちらでも何か食べてばかりいる。佇まいがミステリアスなのでそれでいいのだが、ミヤビ先生が忘れている暗黒史のように見えてきてしまう。
フラッシュバックの断片によって杉咲演じる市子という女性の壮絶な過去が明らかになっていく話で、東大阪市という舞台が微妙にリアルな感じがする。中村ゆり様は良い女優になったなあ。
市子のキャスト
川辺市子 – 杉咲花
長谷川義則 – 若葉竜也
北秀和 – 森永悠希
小泉雅雄 – 渡辺大知
後藤修治 – 宇野祥平
川辺なつみ – 中村ゆり
吉田キキ – 中田青渚
北見冬子 – 石川瑠華
田中宗介 – 倉悠貴
山本さつき – 大浦千佳
市子の人物相関図
市子のスタッフ
監督 – 戸田彬弘
脚本 – 上村奈帆、戸田彬弘
原作 – 戸田彬弘
音楽 – 茂野雅道
エグゼクティブプロデューサー – 小西啓介、King-Guu、大和田廣樹、小池唯一
プロデューサー – 亀山暢央
撮影 – 春木康輔
照明 – 大久保礼司
録音・整音 – 吉方淳二
美術 – 塩川節子
衣裳 – 渡辺彩乃
ヘアメイク – 七絵
編集 – 戸田彬弘
キャスティング – おおずさわこ
助監督 – 平波亘
ラインプロデューサー – 深澤知
制作担当 – 濱本敏治
スチール – 柴崎まどか
制作 – basil
制作協力 – チーズfilm
製作 – 映画「市子」製作委員会
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市子の感想・考察
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