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湯を沸かすほどの熱い愛

3.5
宮沢りえ(湯を沸かすほどの熱い愛) 映画
宮沢りえ(湯を沸かすほどの熱い愛)
湯を沸かすほどの熱い愛は、2016年10月29日公開。主演は宮沢りえ。脚本・監督は本作が商業用長編デビュー作となる中野量太。第40回モントリオール世界映画祭・Focus on World Cinema部門、第21回釜山国際映画祭・アジア映画の窓部門、第29回東京国際映画祭・Japan Now部門正式出品。第40回日本アカデミー賞では6部門受賞、うち2部門では最優秀賞、第41回報知映画賞・第31回高崎映画祭・第26回日本映画批評家大賞ではそれぞれ4冠、第38回ヨコハマ映画祭では3冠を達成。

湯を沸かすほどの熱い愛の感想

母親に棄てられた娘が4人登場し、女の人生とは何なのかと考えさせられる。

予感しながらもまさかと思っていたら、宮沢りえと会うことを拒否する薄情な母親は、やはりりりィだった(「チェイス〜国税査察官〜」と同じ役柄である)。

痩せた死相の演技に迫力があった宮沢は、時折10代のままの顔になるので、松坂桃李がハグされたのを見て羨ましく思った(これは宮沢りえに抱きしめてもらいたくなる映画なのだ)。

杉咲花はといえば、これは文句なく高畑充希同様に大成するだろう。

ところで、女にとって母親とは何かということでいえば、今年は「お母さん、娘をやめてもいいですか?」という秀作があった。

湯を沸かすほどの熱い愛 あらすじ

夫に家出され、パートに励む女性。家業の銭湯も長らく休業していたが、持ち前の明るさで腐らずに娘を育てていた。そんなある日、突然倒れた彼女は余命2ヵ月と宣告される。彼女は残された日々でやるべきことを決め、実行していく。

湯を沸かすほどの熱い愛を観るには?

湯を沸かすほどの熱い愛 キャスト

幸野双葉 – 宮沢りえ(幼少期:住田萌乃
幸野安澄 – 杉咲花
幸野一浩 – オダギリジョー
向井拓海 – 松坂桃李
片瀬鮎子 – 伊東蒼
酒巻君江 – 篠原ゆき子
滝本 – 駿河太郎
滝本真由 –
宮田留美 – 松原菜野花
向田都子 – りりィ

湯を沸かすほどの熱い愛 スタッフ

監督・脚本 – 中野量太
製作 – 藤本款、太田哲夫、村田嘉邦、篠田学、板東浩二
エグゼクティブプロデューサー – 藤本款、福田一平
プロデューサー – 深瀬和美、若林雄介
アソシエイトプロデューサー – 柳原雅美
キャスティングディレクター – 杉野剛
撮影 – 池内義浩
照明 – 谷本幸治
録音 – 久連石由文、片倉麻美子
美術 – 黒川通利
衣装 – 加藤麻乃
装飾 – 三ツ松けいこ
音響効果 – 松浦大樹
ヘアメイク – 千葉友子、酒井夢月
編集・題字 – 高良真秀
音楽 – 渡邊崇
主題歌 – きのこ帝国「愛のゆくえ」
助監督 – 塩崎遵
ポストプロダクションプロデューサー – 篠田学
ラインプロデューサー – 大熊敏之
制作プロダクション – パイプライン
企画・配給 – クロックワークス
製作 – 「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会(クロックワークス、テレビ東京、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、パイプライン、ひかりTV)
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