東京P.D. 警視庁広報2係の感想
「空飛ぶ広報室」のような広報のお仕事ドラマかと思って見始めたら、思いもよらずシビアな展開だった。第1話はのモチーフは、いきなり警察内部の不正とその隠蔽で、今後の期待が高まる。
そういえば「64」も警察広報の話だった。記者会見や情報管理、捜査幹部との折衝、記者と捜査部署との折衝などが仕事であり、上層部との板挟みになるのでドラマのネタとしては十分である。
一人暮らしの女性が交番勤務の警察官にストーキングされた上に殺害される。警官は逃亡するが、それを追う話にはならない。警視総監(吹越満)は人事監察課長(ゲストの赤ペン瀧川で、これはかなり当たり役だった)に隠蔽もしくは事実捻じ曲げを命じたのである。過去にも赤ペンから煮湯を飲まされたらしい緒形直人(広報課係長)は、この動きを阻止しようとするが、赤ペンは先手先手を打ち、犯人が警官であることを伏せさせた上で、借金のあった被害者が、働いていたカラオケ店の客に貢がせていたという偽の情報をマスコミに流す(実際は、犯人のプレゼントを被害者が突き返していた)。福士蒼汰も捜一の刑事(津田寛治)も猛抗議するが赤ペンは平然としている。
クライマックスでは、ホームレスを犯人に仕立てようとする取調室に我慢できなくなった福士が突入しようとするが、緒形直人はそれを必死に止めるのだった……というのが第1話のプロットだった。
またしてもライターズルーム方式の脚本だが、第1話は悪くなかったと思う。
東京P.D. 警視庁広報2係のあらすじ
蔵前橋署の刑事・今泉麟太郎(福士蒼汰)は、捜査一課行きと思っていた辞令で警視庁広報課、報道陣への対応を専門とする2係に配属となる。マスコミを嫌っている今泉は、係長・安藤直司(緒形直人)から、警視庁では捜査一課など各課が捜査状況などの情報を“記者クラブ”に共有する定例会議を行っていること、記者クラブは警視庁内に常駐していることなどを説明されるが、なかなか受け入れられない。担当管理官・下地和哉(正名僕蔵)が、記者クラブの面々との飲みの席で、投資詐欺疑惑のある企業の情報を記者に吹き込む姿も目撃し、情報漏洩ではないかと質すが、世論を誘導して捜査を促すのも広報課の仕事だと下地は今泉を諭す。
そんなある日の深夜、墨田西のアパートで女性の刺殺事件が発生。捜査会議では、以前から被害者につきまとっていたストーカー(いち早く現場に急行した警察官)による殺人であることが明かされる。
東京P.D. 警視庁広報2係を観るには?
東京P.D. 警視庁広報2係 キャスト
安藤直司(警視庁広報課2係係長) – 緒形直人
■警視庁
●広報課
熊崎心音(2係巡査長) – 吉川愛
下地和哉(管理官) – 正名僕蔵
時永修二(2係主任) – 竹財輝之助
水野和香(2係警部補) – 太田莉菜
玉田宏樹(2係) – 谷原七音
真部正敏(広報課長) – 本多力
●刑事部
仙北谷開智(捜査二課警部補) – 味方良介
上田学(捜査一課特殊班捜査係管理官) – 神尾佑
巨椋雅史(捜査一課刑事) – 吉原光夫
北川一(捜査一課長) – 津田寛治
■その他
永山和也(テレビ報道局社会部警視庁捜査一課担当記者) – 篠田諒
藤原剣治(警視総監) – 吹越満
稲田裕司(テレビ報道局社会部警視庁捜査一課担当仕切り記者) – 金子ノブアキ

