人狼ゲーム ロストエデンの感想
ファーストインプレッション
若手女優の登竜門として機能しているらしい原作だが、「BEAST SIDE」の土屋太鳳には感心したおぼえがある。
こーゆーお話の元祖は「ライアーゲーム」かな?
今回は武田玲奈(武田梨奈と紛らわしい)。この人ではアイドルではないのね。
その後
3話まで観た。
過去の「人狼ゲーム」に比べても精彩を欠くのだが、この投稿が他のエントリーの倍以上いいねが多いのは、武田玲奈が注目されているということなのか。
人狼ゲーム ロストエデンの見どころ
本作は、若手俳優たちの熱演と、心理戦を極限まで描いた脚本が融合したドラマ。
「人狼ゲーム」シリーズの核心を突く、リアルな心理描写
最大の魅力は、「人狼ゲーム」という極限状況下における登場人物たちの生々しい心理描写。
疑心暗鬼、恐怖、友情、裏切り、そしてほんのわずかな希望などの感情を、登場人物たちの表情、視線、そして言葉の端々で伝える。
彼らが演じるキャラクターは、単なる「人狼」や「村人」ではなく、それぞれに過去や秘めた想いを抱えており、その人間味がゲームのルールを超えたドラマを生み出す。
俳優陣の演技による緊迫感
本作は、若手俳優たちのアンサンブルに懸けている。キャラの個性を若手ならではの感性で表現している。
投票という緊迫したシーンでは、俳優たちの表情や間合いが見もの。誰が嘘をついているのか、誰が真実を語っているのか。
デスゲームを超えたテーマ性
「人狼ゲーム ロストエデン」は、サバイバルゲームというより、「人間とは何か?」というテーマを投げかける。
誰もが抱える「嘘」や「欺瞞」、信じることができない社会の中で、何を信じ、何を頼りに生きるのか。究極の選択を迫られる登場人物たちの姿を通して、生き方や価値観を問い直そうとしている。
作品全体を覆う閉鎖的で不穏な雰囲気は、現代社会における若者たちの閉塞感や、未来への不安を象徴している。
人狼ゲーム ロストエデン あらすじ
高校生の男女10人が監禁され、人狼ゲームに強制参加させられる。参加者は人狼と村人に分けられ、投票で互いを処刑する極限の心理戦に巻き込まれる。主人公の紘美はクラスメイトと共にゲームに挑む。一方、刑事たちは鶴ヶ丘高校の生徒失踪事件を捜査し、ゲームの進行と事件の真相が並行して明らかになる。ゲームの裏に隠された企みと失踪の真相が徐々に解き明かされていく。
人狼ゲーム ロストエデンを観るには?
人狼ゲーム ロストエデン キャスト
■ゲーム参加者
野々山紘美(私立鶴ヶ岡高校2年3組の学級委員長) – 武田玲奈
浅見ルナ(紘美の幼馴染) – 上野優華
向亜利沙(ギャル系) – 小倉優香
立花みずき(ギャル系) – 山地まり
松葉千帆(東の彼女) – 久田莉子
都築涼(八重樫、小笠原、馬渡と仲が良い) – 勧修寺保都
八重樫仁(オラオラ系) – 大和孔太
東克彦(千帆の彼氏) – 吉原拓弥
宇田川素直(腰が低いが実は狡猾) – 米本来輝
坂井龍樹(目立たない存在) – 山田智史
■クラスメイト
水谷和希(いじめられっ子) – 松本享恭
馬渡聖弥(男子生徒のボス) – 時人
小笠原光宏(馬渡の手下) – 貴志晃平
越智一二三(舞の彼氏) – 平松賢人
辻遊馬(正義感が強く、頭の回転も早い) – 吉原雅斗
宮下舞(ギャル系) – 都丸紗也華
結城利絵(目立たない存在) – 海田朱音
■刑事・教師ほか
名倉朔太郎(鶴ヶ岡署失踪人課) – 足立理
照屋宰(鶴ヶ岡署失踪人課) – 加藤虎ノ介
二神宗一郎(美術教師) – 玉城裕規
山下進(2年3組の担任) – ジェントル
謎の男(ゲームマスター) – 水野勝
人狼ゲーム ロストエデン スタッフ
脚本 – 川上亮、綾部真弥
原作 – 川上亮『人狼ゲーム LOST EDEN』(竹書房)
企画 – AMGエンタテインメント
プロデューサー – 岩淵規
撮影 – 伊藤麻樹
照明 – 尾下栄治
録音 – 長部彰、甲斐田哲也
美術 – 中谷暢宏
小道具 – 大島政幸
特殊造型 – 遊佐和寿
スタイリスト – 岡本佳子
メイク – 柳原まみ
劇伴 – ペイズリィ8、沢田ヒロユキ、山崎憲司
制作担当 – 田中清孝
助監督 – 田口桂
編集 – 岩切裕一
カラリスト – 今塚誠
主題歌 – 海田朱音(AMG MUSIC)『砂時計』(作詞作曲:坂本英三)
ポスプロ – キュー・テック
制作プロダクション – メディアンド
人狼ゲーム ロストエデンの原作
原作&コミカライズシリーズ累計80万部突破の〈デス・ゲーム〉シリーズ最新作!
殺(や)るか、殺(や)られるか!?
楽園=学園から追放された高校生10人
死のバトル・ロイヤル=〈人狼ゲーム〉で生き残るのは誰か!?
〈あらすじ〉ある日、同じ高校・同じクラスの男女合わせて十人が、一斉に失踪した。
彼らが集められた目的は──生死を賭けた“人狼ゲーム”のため。勝てば一億の賞金、負ければ死……。
『人狼ゲームの始まりです。それぞれカードを取り、自分の正体を確認してください。
構成。人狼側──人狼二人。村人側──予言者一人、霊媒師一人、用心棒一人、村人四人。その他は、狂人一人。
毎晩ここへ集まり、夜八時までに任意の相手に投票してください。最多票を集めた者が処刑されます──』
私は野々山紘美、拉致されて強制的にこのゲームに参加させられた。集められたクラスメイトのなかには、親友もいれば、そうでない者、ちょっと複雑な思いを抱える相手もいる。賞金? 死? 本当にそんなものがあるのか、疑問に思うが、だが否応無しにゲームは始まった。今日という日は、残りの人生の最初の一日──生き方すら分からない未熟な私たちは、自分の死に方なんて、想像もつかなかった……。