2010年のドラマドラマ2010年代のドラマ

斉藤さん

4.0
ミムラ(斎藤さん) 2010年のドラマ
ミムラ(斎藤さん)
斉藤さんは、2008年1月9日から3月19日まで毎週水曜日22:00 – 22:54に、日本テレビ系の「水曜ドラマ」枠で放送。

斉藤さんの感想

観月ありさという人の美少女ぶりは「超少女REIKO」というトンデモ映画で見ることができる(このとき15歳)。宮沢りえ牧瀬里穂とともに頭文字をとって「3M」と呼ばれたのである。
月9ドラマ主演などを経て、知名度を確かなものにしたのは「ナースのお仕事」の朝倉いずみ役であろう。このとき観月はすでに20歳。
シリーズは6年間続き、その後はなぜか「鬼嫁日記」などコメディエンヌに転じる。
昨年の秋ドラ「おひとりさま」は記憶に新しい(今年夏にNHKのドラマに主演しているが未見)。

何が言いたいかというと、美少女と言われながら、それに似つかわしくない道を歩んできたように思えるのである(本当は、女優ではなく、歌手志向の強いトップアイドルとして10代を過ごしてきたわけなのだが)。
身長169cm、股下84cmという恵まれた体型とコメディエンヌ特性、面白い女優である。

さて本作であるが、ようちえんママにとっては、かなりストレスが溜まりそうなドラマである。見ていて、いくらでも言いたいことがあるに違いない。そういう意味では、もっと話題になっても良いドラマであったと思う(今観ているのは再放送)。
再放送で続編の待望熱が高まるかどうか。

しかしミムラの色の白さはすごいなー、マンガみたいに青くなったり赤くなったりしてる。。。

第2話| ミムラがおかしい〜ww

このドラマのミムラはいいね、観月ありさよりもこちらが主人公ではないかと思えてくる。
少年マンガ的に、斎藤さんとの出会いによる真野若葉の成長を描く、みたいな。
ラストの「めっ、めっ、メールアドレスぅー!」に、声に出して笑ってしまったww

こばと台の地形と、舞台となる場所の関係はなんだか面白い。
坂道と交わる十字路を中心に、斎藤さんちは坂の下、坂の上に阿久津高校、片方向に真野さんち、反対にこばと幼稚園。
坂を降りた方には繁華街があり、三上さんらが集まるカフェなどがあるのだろう。
丘に住むのはなんだかめんどくさいなと思わせる。

第3話|やっぱり観月ありさ

観月ありさ、脚長え!ww
そして、洗顔後に鏡を覗き込んだ顔の美しさ。

今回もミムラとの絡みが見どころ。
てゆか、ミムラは単体でもじゅうぶん面白い。
しかし、幼稚園をしつこく攻撃する不良って…(´・ω・)
こいつは市会議員の息子…という繰り返しギャグはあんまり面白くない。

濱田マリはちょっとウザすぎかな。
そういえば、好きな矢沢心が出ているのがちょっとうれしい。

第4話|ゲームと自己責任論

1983年のファミコン登場以来、お母さんたちが頭を悩まし続けるのは、ゲームというものとどう付き合えばいいのかという問題である。
90年、スーパーファミコンとゲームボーイが発売され、90年代半ばには親の側にもファミコン世代が増えてくるから、年代的な感覚差によって、ヴィデオゲームの問題はますますクローズアップされる。
ちょうどそのころ幼稚園に通っていたわけだが、ゲーム機買わない宣言している家庭も多く、買っても「ゲームは2時間」と相場が決まっていた。
現在、大人にとって、もはやヴィデオゲームにはかつてのような魅力はなく、子供たちは、ゲーム世代の父母の援軍を期待しにくい状況だと思うが、買ってやる、買ってやらないという問題は今も同じなのだろうか。

サンタさんのプレゼントという話で言うと、あえてゲームを避けて露骨にがっかりされた経験から言うと、心に残る贈り物をしたい、というのは、子供の喜ぶ顔が見たい、というのとあまり変わらない親のエゴであるような気もする。
同じように、ヴァーチャルなものではなく、大自然の中で子供を遊ばせたい、というのも、実際には実現はなかなか難しく、やっぱり大人のエゴイズムのような気がする。
テレビも本も結局、仮想的なものであることには変りないからだ。
夏と冬の休暇には親子でキャンプを背負って山に籠る、という家を知っているが、最低そのくらいはしなければ、大自然の中で…などとは言えまい。
とかく正論で鳴らす斉藤さんだが、結局、ゲーム機をあきらめさせるのに、「とにかくお母さんがキライだからダメなの!」という台詞になってしまうことが、ゲームを否定することの困難を物語っている。

こばと幼稚園は園長がダラシなさすぎて苛々するのだが、実のところ、基本的には、問題が発生したとき、第一に突き上げられるのは園である。
園はつねに責任回避して保護者に責任を負わせようとするのがフツーだろう。
阿久津高校とのトラブルではまず対処しない園が責められるだろうし、今回のゲーム機盗難では、禁止されているゲーム機を持ち込ませた親が糾弾され、事件がPTAに公開されることはないだろう。

第5話|ママと友情

ママ友のメジャー集団に本当は馴染めない小倉さん、みんながパクチーを食べるのが気になるらしいのだが、この場面の意味がよくわからない。
シャンツァイ嫌い?

今回はミムラが観月ありさに頬をはたかれる話。
社会倫理とか、幼児教育のドラマというより、このドラマのテーマは、女の友情なのだが、見ていると、なんだかその微妙さに涙ぐんでしまう。
なんでかなあ。

第6話|高島礼子のオトナさばき

真野が八方美人でなんでも引き受けるので事態がだんだん悪く…という話。
前回を見逃したのだが、高橋ひとみはこれが初登場?
なかなかお似合いの役である。

斉藤さんは真野の苦境を救おうとするが、あまり役にたたず。今回は高島礼子のみごとなオトナの事件捌きで、一件落着になる。
しかし、私もあなたもこのままでは終われないわよ、という言葉で、いやがうえにも期待が高まる展開である。

第10話|なんだかわからないが大事件は解決した

高島礼子が斉藤さんに接近したらしい第9回を含む3回分を録画失敗し、いつのまにやらこばと市は贈収賄事件、小学校や幼稚園の統廃合という大げさな事件のただ中に。
第6回で、違う小学校に行くことになった真野があれほど騒いでいたのに、今回の話では、幼稚園はなくなるわ、小学校はバラバラだわ、と大事件である。
高島礼子は地元企業の社長夫人だったのですね、そういう人って幼稚園にたしかにいたりする。
そしていつのまにか斉藤さんと共闘体制に…

ついに市議会まで乗り込んだ斉藤さん、いつものように傍聴席から言いたいことを発言して警備員に連れだされる。
柳川議員はここんとこ「怨み屋本舗REBOOT」で馴染みの加藤雅也だった。
あちらのくだけた雰囲気をぐっと抑えて、しかし市会議員にはちょっと不自然なイケメンである。
元の事件が何だったのかわからないが、統廃合はあっさりなくなったみたいで、こんなに簡単に解決していいの?と思う。

そんなことより、斉藤さんと真野の関係にヒビが…
欝陶しいのよ、と素直じゃない斉藤さんに言われて、思いっきり傷つくミムラに涙。。。
ミムラじゃなかったら、たしかに欝陶しいキャラなんだが。。

最終話|ミムラのいじらしさに涙涙

まるまる1回使ってお別れの話である。

やはりこのドラマの主役は観月ありさではなく、ミムラであった。
これはほとんど青春であって、これまでの生活を卒業することと別れの哀切さが身に迫る、涙涙のお話である。
ミムラは本当に熱演であって、視聴者の心をつかんだと思う。

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